4/6（水）に仲良しのお客様2人と僕のもっとも愛する釣り、明石の鍵庄の船メバルに行ってきました。エサもサビキから活けのイカナゴに変わりいつものことながらワクワクして眠れません。しかし、港に到着するや否や、船長から「長谷川君、厳しいぞー」となんともテンションが下がる一言。乗船前に港の水色を見てみるとやはり船長の言う通り、透き通って底が見えるほどの透明度。これは容易に苦戦が予想されます。6時に港を出港し、前回、サビキで6連したポイントで仕掛けを落としてみますが、反応がありません。魚探にはしこたまメバルらしき反応はあるのですが、無反応。活けのイカナゴをつけてこれならもうなす術がありません。なんとか磯の後ろにいるメバルに口を使わせる為、仕掛けが飛ばされるのも厭わず一匹釣りましたが、それが精いっぱい。船中メバル一桁というなかなか厳しい結果に終わりました。明石の鹿の瀬の黒メバルは浜値で2000円もし、京都の料亭に直行の高級魚ですが、この日は一匹6000円の魚。緊張しながら頂きました。

本来夜行性のメバルを日中に狙うことはなかなか難しいことなのですが、難しいからこそそこに面白味があり、価値があります。みなさんもこのヤキモキする釣りの楽しさを味わってみませんか？年々難しくなってきたこの釣りですが、相変わらず、僕のもっとも好きな釣りです。皆様も是非一匹2000円の明石の黒メバルを釣ってみませんか！！

鍵庄　078-913-9035