2021.03.29 印刷する Tombo the electric KEIMURA silver 魚種 ビンチョウマグロ マグロ 数 トンボ 1.9匹 (ランディング1本、オマツリでリーダーブレイク→他の人がランディング) 釣り方 ☆ジギング 場所 三重県 関西 天候 曇り一時雨 釣り人 碇山 篤志 店舗 岐阜店 関西 釣行日 2021.03.25 コメント こんにちは 岐阜店の碇山(いかりやま)です。 今回も今大人気のトンジギにワンステップさんに行ってきました! どっちかと言うと…キャスティングがしたいのですが、釣り座は予約順…残念ながらミヨシは確保されたので久しぶりにトモでの釣りに。 今回は別のグループで初挑戦含む女性が3人乗船されてました。 釣り人は男性3人に対し女性4人と女子率高め!釣り、さらに船でのジギング、しかもマグロ狙となると以前では考えられなかった光景かもしれませんが、最近では釣りをする女性も多くなり、マグロ狙いと言えどこのトンジギは誰でも手軽にエントリーでき、誰にでも可能性のある釣りという裏付けでもあるのでしょうか? とにかく釣りをする人、釣りをする女性、またその釣りをする環境が良くなってる事はありがたいことです。 さあ沖に向けて出船です。 鳥も飛んでいて良さそうな雰囲気です。 …アレは!! ラピュタでも浮かんでそうな雲です。 さてポイントに到着! 最近は常に吉田さんが先に釣りまくってるので、今日こそ先にマグロをヒットさせようと意気込みます。 先発は前日購入した『あいや~ロング300g』前回は発売前だったので試すことが出来なくて気になってたアイテムです。 ちなみに去年タネトンを釣ったのもあいや~ロングだったのでもう釣れるのは間違いないですぅ。 そしてカラーは…『ケイムラシルバー』改め『ケイムレシルバー』です!これが今日の秘密兵器です。 ケイムラはトンジギには効果的で今後定番化していくであろうカラー。いつ現れるか分からないトンボを待って深場を狙うトンジギにおいてケイムラは非常に効果的です。 しかし今日はただのケイムラに在らず…ケイムレです…詳しくは後程。 さて早速100mくらいに反応あるので、ラインを200mくらい出してジグを棚に合わせて行く。 予想に反してジグは真下に落ちる…潮が流れてないのか?しかしシャクってみると潮が重いと思ったら10mもすると軽くなり、再び重い潮にぶち当たる…かなり2枚3枚潮になってる様子。 離れた所に潮目があり、その付近を流す為に複雑な潮になっているようだ。潮が重い層前後を集中して探る。ラインが右へ左へ流れるが、潮目を見た船長は『釣れそうな潮目やな…』と。 ここで魚がいるであろう棚にジグを送り込みその棚にジグを留める作戦へ。 去年も朝一深い棚での反応があったが、潮の押しが強くラインがたるむ状況で潮に馴染ませて棚に送り込んでヒットに持ち込んだやり方を応用する。 この特殊で複雑な潮に対応する為にまずラインを200m流す…そしてジグとラインを潮に馴染ませる為にしばらくラインを張ったまま潮にジグを引っ張らせるイメージで待つ… ある程度ラインが張ってジグが馴染んだところでさらにシャクって糸を張っていくが、棚を変えたくないのでシャクるだけでハンドルは巻かず跳ね上げた分だけラインを貼りながら送り込む… これを数回繰り返しいい感じにラインが張ってジグが潮に馴染んだ。狙いの棚でジグを踊らせアピールしたところでようやく食わせにかかる。 ゆっくりとシャクリながら上げていく…1…2…3…!!食った!! 狙い通り棚から誘い上げたところでガツンと食って来たのをカウンターフッキング! 複雑な潮目攻略で船中ファーストヒット! 200m先からじっくり上げていく… 思ったより重い…デカいのか?でもちょっと変な引き…違和感もある。テールフックが変なところに掛かってしまったか?走り方も少し変だ…なかなか上がらず船長も『もしかしてデカいんか?モリいるか?』 何度か走られながら慎重に上げていく。 もう少しだ!残り20mを切った辺りで…ブチン!! あいや~ … まさかのラインブレイクで切られてあいや~ しかもリーダーの途中で。 よく見るとリーダーにPEの擦れた青と緑の色と捻り切ったような後が… しかし数分後… ミヨシ側で1本のトンボが上がる… トモからは見えないがなにやら騒いでいる。 トンボ1匹にジグ2つ?? なんと口には見覚えのあるあいや~ロングがフッキングしていたらしく オマツリした人のPEラインがリーダーに何重ににも巻き付いてリーダーを捻じ切ったらしく、その後オマツリした人がそのトンボをランディングしたらしい。 釣られてあいや~ ジグだけでも帰ってきて良かった。 でもラインブレイクし、ランディングまでは行けなかったので1本ではない…釣果0.9本ってところでしょうか?? ひとまず狙い通りにヒット出来たので、今度こそちゃんとした1本を狙う。 再び複雑な潮で左舷ドテラのはずがラインが右舷に流れたり、また戻ったり、今度は後ろへ流れたり…いつものドテラとは違い釣りにくい状況。 ここで再び200m以上流して遠くの潮にジグを馴染ませてしっかりラインを張った状態でジグを操作していく。 潮の効いた棚を探りながら潮目の中にジグを留めるイメージでシャクっては馴染ませる。 狙いの棚でしばらく誘ってからの、潮目の中から逃げる動きでシャクって上げていくと…またしてもヒット!! 今度もカウンターフッキング!距離もあるのでしっかり合わせてファイト開始。 強烈なファーストランで走ったかと思ったら…一気に軽くなりバレたか?と思うほど。そこからは大人しく何故か沖へ沖へ走っていく。カツオか?と思いつつも上げてくると急に走り出しなかなかの抵抗を見せる。今度はオマツリせずに、切られないように、慎重かつ走らせ過ぎないようにグイグイ上げていく。 ようやく姿が見えた!長い鰭…トンボだ! 今度は無事ランディング成功。 あいや~ロング300gケイムラシルバー改め『ケイムレシルバー』 その秘密は… 日光の下ではうっすらしか分かりませんが… UVライトを当てると分かる、ケイムラ…いやケイムレ…蛍群れです! 意外と小さなベイトを捕食してる事も多いトンボ。そこで効果的なのか?ゼブラでもドットでもないケイムレがシルバーロングのアピールの中に小魚感を演出するケイムレが効果を発揮してるのかもしれません。 その後も船内ではヒットはあるが、バレたり切れたりとなかなか渋い状況。しかしその中でもヒットさせている人はおり、なかなか一筋縄では行かない今日のトンジギ。いつ食うか分からないトンボとのチャンスを色んな誘いで棚を探るのが大事です。 またこの日は複雑な潮でバーチカル気味な狙い方でしたが、普段は潮や風に任せたドテラでどんどん流すスタイルがメイン。 基本的に風、潮が早ければ重いジグが必須。任意の棚にどれだけ長くジグを維持出来るか?が大事でジグウェイトの使い分けが重要です。従って潮が緩い時間は200gまでウェイトを下げるが、風も潮も強い時は300~500gも必要です。 しかし今回やってみて思ったのは、ジグウェイトだけでなく、ジグの特性も加味した使い分けも必要。 前回は強風ドテラでガンガン流れるパターンの中、ジグを200~250mぐらい流して横引きが反応よく、その中でゴラッソロング300gが引き抵抗もなく抜群に釣れたのですが、今回のようなバーチカル気味で潮が複雑な深め狙いだと思ったよりも引き抵抗を感じ、逆にあいや~ロングでのバーチカルは非常に楽に感じました。 潮、風の強さによるジグウェイトの調整+ドテラで遠くを狙うのか?バーチカルで深場を狙うのか?によってジグ形状も合わせていく必要があり、ジグも色々試す必要があり、まだまだ研究の余地がありそうです。 さて残り時間もわずか… いつもは先発ヒットさせてる吉田さんも今日はダウン気味…しかし最後の流しで待ってました!ドラマフィッシュが! 100mラインでも反応をしっかり捕らえた! 慣れたやり取りで無事ランディング! ムラマサ3Sの300g 吉田さん曰く、ムラマサもドテラでは引き抵抗が軽かったのでバーチカルよりもドテラ向きかも??または潮が緩い時に軽めで棚のピンポイントを狙うのにもいいかも? なんとか最後にドラマフィッシュをキャッチして満足のフィニッシュ。 なかなか渋めな状況でしたが、キッチリ魚をキャッチ出来て良かったです。 本来なら小型が数狙えるシーズンになってくるのですが、ここに来て再びタネトンクラスの20kgオーバーが増えてます。また50kgクラスのキハダまで回遊中とまだまだ火が消えない志摩沖のマグロジギング。 もしもの大物も想定してPE4号、フックもしっかりした物を用意して備えておくのがいいですね。 まだまだ熱いマグロフィーバー。トンジギ人気は止まりません! 使用した釣具 釣竿 オシアジガーインフィニティモーティブ610-6 リール オシアジガー2001NRHG ルアー あいや~ロング300g、ラッシュ250g 道糸 PE4 ハリス ナイロン80lb.
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こんにちは
岐阜店の碇山(いかりやま)です。
今回も今大人気のトンジギにワンステップさんに行ってきました!
どっちかと言うと…キャスティングがしたいのですが、釣り座は予約順…残念ながらミヨシは確保されたので久しぶりにトモでの釣りに。
今回は別のグループで初挑戦含む女性が3人乗船されてました。
釣り人は男性3人に対し女性4人と女子率高め!釣り、さらに船でのジギング、しかもマグロ狙となると以前では考えられなかった光景かもしれませんが、最近では釣りをする女性も多くなり、マグロ狙いと言えどこのトンジギは誰でも手軽にエントリーでき、誰にでも可能性のある釣りという裏付けでもあるのでしょうか?
とにかく釣りをする人、釣りをする女性、またその釣りをする環境が良くなってる事はありがたいことです。
さあ沖に向けて出船です。
鳥も飛んでいて良さそうな雰囲気です。
…アレは!!
ラピュタでも浮かんでそうな雲です。
さてポイントに到着!
最近は常に吉田さんが先に釣りまくってるので、今日こそ先にマグロをヒットさせようと意気込みます。
先発は前日購入した『あいや~ロング300g』前回は発売前だったので試すことが出来なくて気になってたアイテムです。
ちなみに去年タネトンを釣ったのもあいや~ロングだったのでもう釣れるのは間違いないですぅ。
そしてカラーは…『ケイムラシルバー』改め『ケイムレシルバー』です!これが今日の秘密兵器です。
ケイムラはトンジギには効果的で今後定番化していくであろうカラー。いつ現れるか分からないトンボを待って深場を狙うトンジギにおいてケイムラは非常に効果的です。
しかし今日はただのケイムラに在らず…ケイムレです…詳しくは後程。
さて早速100mくらいに反応あるので、ラインを200mくらい出してジグを棚に合わせて行く。
予想に反してジグは真下に落ちる…潮が流れてないのか?しかしシャクってみると潮が重いと思ったら10mもすると軽くなり、再び重い潮にぶち当たる…かなり2枚3枚潮になってる様子。
離れた所に潮目があり、その付近を流す為に複雑な潮になっているようだ。潮が重い層前後を集中して探る。ラインが右へ左へ流れるが、潮目を見た船長は『釣れそうな潮目やな…』と。
ここで魚がいるであろう棚にジグを送り込みその棚にジグを留める作戦へ。
去年も朝一深い棚での反応があったが、潮の押しが強くラインがたるむ状況で潮に馴染ませて棚に送り込んでヒットに持ち込んだやり方を応用する。
この特殊で複雑な潮に対応する為にまずラインを200m流す…そしてジグとラインを潮に馴染ませる為にしばらくラインを張ったまま潮にジグを引っ張らせるイメージで待つ…
ある程度ラインが張ってジグが馴染んだところでさらにシャクって糸を張っていくが、棚を変えたくないのでシャクるだけでハンドルは巻かず跳ね上げた分だけラインを貼りながら送り込む…
これを数回繰り返しいい感じにラインが張ってジグが潮に馴染んだ。狙いの棚でジグを踊らせアピールしたところでようやく食わせにかかる。
ゆっくりとシャクリながら上げていく…1…2…3…!!食った!!
狙い通り棚から誘い上げたところでガツンと食って来たのをカウンターフッキング!
複雑な潮目攻略で船中ファーストヒット!
200m先からじっくり上げていく…
思ったより重い…デカいのか?でもちょっと変な引き…違和感もある。テールフックが変なところに掛かってしまったか?走り方も少し変だ…なかなか上がらず船長も『もしかしてデカいんか?モリいるか?』
何度か走られながら慎重に上げていく。
もう少しだ!残り20mを切った辺りで…ブチン!!
あいや~
…
まさかのラインブレイクで切られてあいや~
しかもリーダーの途中で。
よく見るとリーダーにPEの擦れた青と緑の色と捻り切ったような後が…
しかし数分後…
ミヨシ側で1本のトンボが上がる…
トモからは見えないがなにやら騒いでいる。
トンボ1匹にジグ2つ??
なんと口には見覚えのあるあいや~ロングがフッキングしていたらしく
オマツリした人のPEラインがリーダーに何重ににも巻き付いてリーダーを捻じ切ったらしく、その後オマツリした人がそのトンボをランディングしたらしい。
釣られてあいや~
ジグだけでも帰ってきて良かった。
でもラインブレイクし、ランディングまでは行けなかったので1本ではない…釣果0.9本ってところでしょうか??
ひとまず狙い通りにヒット出来たので、今度こそちゃんとした1本を狙う。
再び複雑な潮で左舷ドテラのはずがラインが右舷に流れたり、また戻ったり、今度は後ろへ流れたり…いつものドテラとは違い釣りにくい状況。
ここで再び200m以上流して遠くの潮にジグを馴染ませてしっかりラインを張った状態でジグを操作していく。
潮の効いた棚を探りながら潮目の中にジグを留めるイメージでシャクっては馴染ませる。
狙いの棚でしばらく誘ってからの、潮目の中から逃げる動きでシャクって上げていくと…またしてもヒット!!
今度もカウンターフッキング!距離もあるのでしっかり合わせてファイト開始。
強烈なファーストランで走ったかと思ったら…一気に軽くなりバレたか?と思うほど。そこからは大人しく何故か沖へ沖へ走っていく。カツオか?と思いつつも上げてくると急に走り出しなかなかの抵抗を見せる。今度はオマツリせずに、切られないように、慎重かつ走らせ過ぎないようにグイグイ上げていく。
ようやく姿が見えた!長い鰭…トンボだ!
今度は無事ランディング成功。
あいや~ロング300gケイムラシルバー改め『ケイムレシルバー』
その秘密は…
日光の下ではうっすらしか分かりませんが…
UVライトを当てると分かる、ケイムラ…いやケイムレ…蛍群れです!
意外と小さなベイトを捕食してる事も多いトンボ。そこで効果的なのか?ゼブラでもドットでもないケイムレがシルバーロングのアピールの中に小魚感を演出するケイムレが効果を発揮してるのかもしれません。
その後も船内ではヒットはあるが、バレたり切れたりとなかなか渋い状況。しかしその中でもヒットさせている人はおり、なかなか一筋縄では行かない今日のトンジギ。いつ食うか分からないトンボとのチャンスを色んな誘いで棚を探るのが大事です。
またこの日は複雑な潮でバーチカル気味な狙い方でしたが、普段は潮や風に任せたドテラでどんどん流すスタイルがメイン。
基本的に風、潮が早ければ重いジグが必須。任意の棚にどれだけ長くジグを維持出来るか?が大事でジグウェイトの使い分けが重要です。従って潮が緩い時間は200gまでウェイトを下げるが、風も潮も強い時は300~500gも必要です。
しかし今回やってみて思ったのは、ジグウェイトだけでなく、ジグの特性も加味した使い分けも必要。
前回は強風ドテラでガンガン流れるパターンの中、ジグを200~250mぐらい流して横引きが反応よく、その中でゴラッソロング300gが引き抵抗もなく抜群に釣れたのですが、今回のようなバーチカル気味で潮が複雑な深め狙いだと思ったよりも引き抵抗を感じ、逆にあいや~ロングでのバーチカルは非常に楽に感じました。
潮、風の強さによるジグウェイトの調整+ドテラで遠くを狙うのか?バーチカルで深場を狙うのか?によってジグ形状も合わせていく必要があり、ジグも色々試す必要があり、まだまだ研究の余地がありそうです。
さて残り時間もわずか…
いつもは先発ヒットさせてる吉田さんも今日はダウン気味…しかし最後の流しで待ってました!ドラマフィッシュが!
100mラインでも反応をしっかり捕らえた!
慣れたやり取りで無事ランディング!
ムラマサ3Sの300g
吉田さん曰く、ムラマサもドテラでは引き抵抗が軽かったのでバーチカルよりもドテラ向きかも??または潮が緩い時に軽めで棚のピンポイントを狙うのにもいいかも?
なんとか最後にドラマフィッシュをキャッチして満足のフィニッシュ。
なかなか渋めな状況でしたが、キッチリ魚をキャッチ出来て良かったです。
本来なら小型が数狙えるシーズンになってくるのですが、ここに来て再びタネトンクラスの20kgオーバーが増えてます。また50kgクラスのキハダまで回遊中とまだまだ火が消えない志摩沖のマグロジギング。
もしもの大物も想定してPE4号、フックもしっかりした物を用意して備えておくのがいいですね。
まだまだ熱いマグロフィーバー。トンジギ人気は止まりません!