2021.07.13 印刷する 打倒先輩スタッフナマズ釣り 魚種 ナマズ 釣り方 ルアー 場所 埼玉県 天候 雨 釣り人 齋 雄輝 店舗 埼玉狭山店 釣行日 2021.07.08 コメント 狭山店の齋です! 今回はナマズ釣りに行ってきました! 当日は先輩スタッフである渡辺さんと中谷さんがナマズ釣りをしていたそうで、入れ替わりで同じポイントへエントリーしました。 小学生の頃からシーズン中はほぼ毎日通い続けたポイントなのでナマズが定位している位置はほぼ全て把握していますが、流石にあの2人が攻めまくった後ではなかなか反応が得られません。 2人が投げていないポイントへ移動しようか迷いましたが、渡辺さんに釣り方とポイントを教えたらあっという間にコツを掴まれて釣りまくられ、渡辺さんが攻めた後のポイントで自分が釣れなかったとなると何か悔しいと謎の対抗心を燃やしてしまいました笑 なので、今回は2人が攻めたポイントだけで釣りをすることに。 ナマズは極端に視力が悪く、一般的にルアーでナマズを狙う時はアピール力の高いルアーを使用しますが、スレたナマズは大きな着水音や強すぎるアクションでは嫌がって逃げてしまうので敢えて静かに攻めていきます。 今回使用するルアーはラトル入りジッターバグのブレードチューンです。 今回の状況では明らかに場違いなハイアピールなルアーなので少しでも動かしてしまうとナマズに嫌がられてしまう可能性があります。 今回はベイトタックルの利点を活かして極力静かに着水させ、数回ドッグウォークさせたら放置を徹底して各ポイントを念入りに探っていきます。 すると、超ショートバイトでヒットまでは持ち込めませんでしたがやっと足元でナマズのバイトが! しかし、すぐ同じポイントに投げても今度は無反応・・・ かなり警戒しているようです。 ポイントを休ませる為に他のポイントを打ちながらランガンし、バイトがあったポイントに戻ることを繰り返します。 同じことを繰り返して4回目、バイトがあったポイントですが、全く違うコースを流す為に足元ではなく流芯をメインで通すようにキャスト。 そしてルアーが流芯から外れる位置を少しずつずらし、流芯から外れたらステイを繰り返します。 ジッターバグ自体見た目にボリュームがありますし、放置していてもブレードがアピールをしてくれるのでナマズがルアーに気付く瞬間を信じて待ちます。 そして、ステイさせてたルアーを回収する前に念のためロッドティップで控えめにアクションを入れると再び超ショートバイトですが出ました! しかも今回はフックを食い込んでルアーを水中に引き込んだので渾身の鬼フッキング! 自ら設定したものですが難しい状況でキャッチできたのでとてつもなく嬉しいです笑 フックもバッチリ上顎を貫通しているのでタイミングは完璧だったようです。 ナマズを1匹釣る為だけに1時間以上もかけてしまったので急いで帰りました。 当店でもここ最近はナマズ釣りに使用するタックルについてのご相談が多いので、参考になるかわかりませんが私が15年間ナマズを釣ってきてベストだと考えているタックルを紹介させていただきたいと思います。 ●ロッド アブガルシア デビルスナイパー グラスコンポジット もう10年ほど前の竿です。 正直、ナマズは何故生存競争の中で生き残ってこれたのか疑問に思うぐらい捕食が下手くそです。 なので、硬いロッドではバイトを弾いてしまう事が多くなります。 また、バイトがあった瞬間にラインテンションを緩めたりしてもルアーの動きが止まったり、ナマズが口に違和感を感じると食って来なくなってしまいます。 ロッドのメーカーや機種は正直何でも良いのですが、MLクラス(ルアーは20g前後がMAX)のグラスコンポジットのクランキングロッドが1番ナマズに違和感を与えずルアーを食い込ませる事ができるのでお勧めです。 ●リール アブガルシア アンバサダー5501cs リールはある程度太い糸が巻けて、渾身のフッキングをした時にドラグが滑らない、スプールが曲がらない強さを備えていれば何でも大丈夫です。 ●ライン PE5号直結 夜にストラクチャーギリギリを狙う事が多いので、根がかり回収率の高さを優先して5号を使用しています。 今のところルアーの操作性は特に問題を感じたことはありません。 ルアーとの接続は「雷魚結び」と呼ばれるビニミツイストをカットして撚り糸にしたダブルラインを使用しています。 このラインシステムにしてからはラインを手で引っ張って強引に根がかりを外したりしても一度もラインブレイクしていません。 4号でも問題ありませんが、毎晩釣りに行く為、こまめなラインチェックが面倒で5号を使用しています笑 ●ルアー ジッターバグ、キャタピー まずはノイジー系をお勧めします。 根がかりが少なく、ルアー自体の泳ぐ力が強いので多少ゴミが引っかかっていてもちゃんと泳いでくれます。 そしてちゃんと釣れます。 ●フック がまかつ シングルフック53 1/0 ナマズはバイト数に対してヒット率が極端に少なく、バラしも多いので様々なフックを試してきましたが、今現在はこのフックが最もヒット率が高く、バラしも少ないです。 また、根がかりした時に無理矢理引っ張ればフックを伸ばしてルアーを回収できる絶妙な強さです。 今回は更なるヒット率向上の為にがまかつのツインフックを試験的に使用しています。 1匹しか釣っていないのでまだレビューはできませんが悪くはなさそうでした。 上記の事以外にもナマズ釣りについて、ポイントの探し方やタックルセッティング、ルアーのチューニング等気になる事がございましたらスタッフ齋に何でもご相談下さい! 使用した釣具 釣竿 アブガルシア デビルスナイパー グラスコンポジット リール アブガルシア アンバサダー 5501csロケット ルアー ジッターバグ改 道糸 PE5号
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狭山店の齋です!
今回はナマズ釣りに行ってきました!
当日は先輩スタッフである渡辺さんと中谷さんがナマズ釣りをしていたそうで、入れ替わりで同じポイントへエントリーしました。
小学生の頃からシーズン中はほぼ毎日通い続けたポイントなのでナマズが定位している位置はほぼ全て把握していますが、流石にあの2人が攻めまくった後ではなかなか反応が得られません。
2人が投げていないポイントへ移動しようか迷いましたが、渡辺さんに釣り方とポイントを教えたらあっという間にコツを掴まれて釣りまくられ、渡辺さんが攻めた後のポイントで自分が釣れなかったとなると何か悔しいと謎の対抗心を燃やしてしまいました笑
なので、今回は2人が攻めたポイントだけで釣りをすることに。
ナマズは極端に視力が悪く、一般的にルアーでナマズを狙う時はアピール力の高いルアーを使用しますが、スレたナマズは大きな着水音や強すぎるアクションでは嫌がって逃げてしまうので敢えて静かに攻めていきます。
今回使用するルアーはラトル入りジッターバグのブレードチューンです。
今回の状況では明らかに場違いなハイアピールなルアーなので少しでも動かしてしまうとナマズに嫌がられてしまう可能性があります。
今回はベイトタックルの利点を活かして極力静かに着水させ、数回ドッグウォークさせたら放置を徹底して各ポイントを念入りに探っていきます。
すると、超ショートバイトでヒットまでは持ち込めませんでしたがやっと足元でナマズのバイトが!
しかし、すぐ同じポイントに投げても今度は無反応・・・
かなり警戒しているようです。
ポイントを休ませる為に他のポイントを打ちながらランガンし、バイトがあったポイントに戻ることを繰り返します。
同じことを繰り返して4回目、バイトがあったポイントですが、全く違うコースを流す為に足元ではなく流芯をメインで通すようにキャスト。
そしてルアーが流芯から外れる位置を少しずつずらし、流芯から外れたらステイを繰り返します。
ジッターバグ自体見た目にボリュームがありますし、放置していてもブレードがアピールをしてくれるのでナマズがルアーに気付く瞬間を信じて待ちます。
そして、ステイさせてたルアーを回収する前に念のためロッドティップで控えめにアクションを入れると再び超ショートバイトですが出ました!
しかも今回はフックを食い込んでルアーを水中に引き込んだので渾身の鬼フッキング!
自ら設定したものですが難しい状況でキャッチできたのでとてつもなく嬉しいです笑
フックもバッチリ上顎を貫通しているのでタイミングは完璧だったようです。
ナマズを1匹釣る為だけに1時間以上もかけてしまったので急いで帰りました。
当店でもここ最近はナマズ釣りに使用するタックルについてのご相談が多いので、参考になるかわかりませんが私が15年間ナマズを釣ってきてベストだと考えているタックルを紹介させていただきたいと思います。
●ロッド アブガルシア デビルスナイパー グラスコンポジット
もう10年ほど前の竿です。
正直、ナマズは何故生存競争の中で生き残ってこれたのか疑問に思うぐらい捕食が下手くそです。
なので、硬いロッドではバイトを弾いてしまう事が多くなります。
また、バイトがあった瞬間にラインテンションを緩めたりしてもルアーの動きが止まったり、ナマズが口に違和感を感じると食って来なくなってしまいます。
ロッドのメーカーや機種は正直何でも良いのですが、MLクラス(ルアーは20g前後がMAX)のグラスコンポジットのクランキングロッドが1番ナマズに違和感を与えずルアーを食い込ませる事ができるのでお勧めです。
●リール アブガルシア アンバサダー5501cs
リールはある程度太い糸が巻けて、渾身のフッキングをした時にドラグが滑らない、スプールが曲がらない強さを備えていれば何でも大丈夫です。
●ライン PE5号直結
夜にストラクチャーギリギリを狙う事が多いので、根がかり回収率の高さを優先して5号を使用しています。
今のところルアーの操作性は特に問題を感じたことはありません。
ルアーとの接続は「雷魚結び」と呼ばれるビニミツイストをカットして撚り糸にしたダブルラインを使用しています。
このラインシステムにしてからはラインを手で引っ張って強引に根がかりを外したりしても一度もラインブレイクしていません。
4号でも問題ありませんが、毎晩釣りに行く為、こまめなラインチェックが面倒で5号を使用しています笑
●ルアー ジッターバグ、キャタピー
まずはノイジー系をお勧めします。
根がかりが少なく、ルアー自体の泳ぐ力が強いので多少ゴミが引っかかっていてもちゃんと泳いでくれます。
そしてちゃんと釣れます。
●フック がまかつ シングルフック53 1/0
ナマズはバイト数に対してヒット率が極端に少なく、バラしも多いので様々なフックを試してきましたが、今現在はこのフックが最もヒット率が高く、バラしも少ないです。
また、根がかりした時に無理矢理引っ張ればフックを伸ばしてルアーを回収できる絶妙な強さです。
今回は更なるヒット率向上の為にがまかつのツインフックを試験的に使用しています。
1匹しか釣っていないのでまだレビューはできませんが悪くはなさそうでした。
上記の事以外にもナマズ釣りについて、ポイントの探し方やタックルセッティング、ルアーのチューニング等気になる事がございましたらスタッフ齋に何でもご相談下さい!