2023.11.15 印刷する 相模湾のコマセキハダ(今季3戦目) 釣り方 コマセキハダ 場所 神奈川県 天候 晴れ スタッフ 川口善仁 店舗 厚木店 釣行日 2023.11.09 コメント 厚木店の川口です。相模湾のコマセキハダが、ここに来て ようやく本格化!? オキアミコマセに対する反応が良くなり、定宿の沖右衛門丸さんでも36.6キロ〜62.8キロが船中3本釣れた! となれば行くしかないとシケを挟んだ11月9日、今季3戦目に挑んできました。 片舷6名ずつ、計12名が研二船長の操船する第3沖右衛門丸に乗り込み、定刻の6時30分(11月から30分遅くなってます)に出船。 少し北寄りの風があるものの海上は凪。木曜日は小田原の遊漁船が定休日という事もあってか船数も一桁台と絶好のチャンスデー!! 最初の投入まで時間を要し、まさか?とも思ったが船団とは少し離れた場所でタナ60mの投入指示が出る。しばらくすると探見丸にコマセビシの反応が映るが、今日は全員のビシ棚が船長指示の60mで概ね揃っており余計な事を考えず釣りに集中できそう。 ここ数日のロケットスタートとはならなかったものの、暫くして探見丸に薄っすらと反応らしきものが映りだし、8時過ぎには次第に濃い反応になる。 すると船長から群れが船下に入ってきた旨のアナウンスがあり、間もなく 直近で数本のキハダをゲットしている右舷トモの吉原氏にヒット!! 張り詰めたラインとバットにのしかかる負荷からオダモン(小田原モンスターの略語)級なのは間違いなく、暫くは一進一退の攻防が続く。しかしながら全くと言って良いほどムダの無い手慣れたヤリトリと取り込みのチームワークによって見事に60キロ級が船に入る。 血抜きの際、先月は胃の中から無数のイワシが出てきたが、今回はイワシは数匹のみで、キハダがオキアミエサに好反応を示しているのは明らか。 次は10時頃にチャンスタイム到来もアタリは出なかったが、その30分後に80m辺りでオキアミを捕食していた反応が食い棚まで次第に上昇。船長も群れが船下に入ったことを伝えたタイミングで、再び吉原氏のロッドが海面に突き刺さる。 ヤリトリの様子から1本目と同じくらいの大型だと判るが、先ほどと同様のヤリトリと取り込みで同型のオダモンをゲット!! すると吉原氏は他のメンバーや乗船者への気遣いから、タックルを片付けてしまう。 2本の合計で推定120キロは釣ったとは言え、なかなか出来る事では無く頭の下がる思い。 そして13時頃に3度目のヒットをモノにしたのは、左舷トモの矢内氏。聞けばコマセキハダは、ここ2連勝中との事。 矢内氏が力強くヤリトリしたラインの先にいたのは紛れもないキハダ。僚船とオマツリしておりヒヤッとしたが手繰り手が上手く、更にギャフも一発で決まって後検量35.2キロの本命が無事に船に入る。ヤリトリの時間は、なんと3〜4分程度。自分が現認した中では最短で信じられない様な感じ。 ともあれ、その短いヤリトリのおかげで残り10名に30分以上のチャンスが与えられたのは確かで、手返し良くコマセを撒いて次のチャンスに備える。 しかし、それ以降は全くと言って良いほど潮が止まってしまい、仕掛けを回収するとステンカンの中にオキアミが残り、投入時に仕掛けが馴染むタイムラグは十分に取っているのにも関わらず2段テーパー仕掛けのスイベルがテンビンに絡んで上がってきてしまう始末。 船長は可能な範囲で14時まで粘ってくれるも追加のヒットは出ず終了のアナウンスが流れる。 自分にはアタリは出ませんでしたが、何ともエキサイティングな1日を過ごす事が出来ました。今回の様に1日に数回のチャンスがありそうならば、ラストチャンスに賭けてみたいと思います。 【今後の見通し】 例年は11月の初旬〜前半に終了するコマセキハダ乗合ですが、今年は高めに推移した水温や群れの残存状況により11月いっぱいまでは楽しめるかもしれません。 心残りのある方、諦め切れない方はラストチャンスに賭けてみては如何でしょうか!? つり具のブンブン厚木店ではコマセキハダの専用ロッドやリール、仕掛け類を豊富に取り揃えておりますので、是非とも ご来店願います。 最後までお付き合い頂きありがとうございました。 使用した釣具 釣竿 剛樹 アルバカーレス S185 / 自作のキハダロッド 2.7m リール ダイワ シーボーグ 800MJ しかけ 2段テーパー吹き流し1本バリ 道糸 PE(オムニウム)10号✕500m ハリス フロロカーボン24号 エサ オキアミ
コメント
厚木店の川口です。相模湾のコマセキハダが、ここに来て ようやく本格化!? オキアミコマセに対する反応が良くなり、定宿の沖右衛門丸さんでも36.6キロ〜62.8キロが船中3本釣れた! となれば行くしかないとシケを挟んだ11月9日、今季3戦目に挑んできました。
片舷6名ずつ、計12名が研二船長の操船する第3沖右衛門丸に乗り込み、定刻の6時30分(11月から30分遅くなってます)に出船。
少し北寄りの風があるものの海上は凪。木曜日は小田原の遊漁船が定休日という事もあってか船数も一桁台と絶好のチャンスデー!!
最初の投入まで時間を要し、まさか?とも思ったが船団とは少し離れた場所でタナ60mの投入指示が出る。しばらくすると探見丸にコマセビシの反応が映るが、今日は全員のビシ棚が船長指示の60mで概ね揃っており余計な事を考えず釣りに集中できそう。
ここ数日のロケットスタートとはならなかったものの、暫くして探見丸に薄っすらと反応らしきものが映りだし、8時過ぎには次第に濃い反応になる。
すると船長から群れが船下に入ってきた旨のアナウンスがあり、間もなく 直近で数本のキハダをゲットしている右舷トモの吉原氏にヒット!!
張り詰めたラインとバットにのしかかる負荷からオダモン(小田原モンスターの略語)級なのは間違いなく、暫くは一進一退の攻防が続く。しかしながら全くと言って良いほどムダの無い手慣れたヤリトリと取り込みのチームワークによって見事に60キロ級が船に入る。
血抜きの際、先月は胃の中から無数のイワシが出てきたが、今回はイワシは数匹のみで、キハダがオキアミエサに好反応を示しているのは明らか。
次は10時頃にチャンスタイム到来もアタリは出なかったが、その30分後に80m辺りでオキアミを捕食していた反応が食い棚まで次第に上昇。船長も群れが船下に入ったことを伝えたタイミングで、再び吉原氏のロッドが海面に突き刺さる。
ヤリトリの様子から1本目と同じくらいの大型だと判るが、先ほどと同様のヤリトリと取り込みで同型のオダモンをゲット!!
すると吉原氏は他のメンバーや乗船者への気遣いから、タックルを片付けてしまう。
2本の合計で推定120キロは釣ったとは言え、なかなか出来る事では無く頭の下がる思い。
そして13時頃に3度目のヒットをモノにしたのは、左舷トモの矢内氏。聞けばコマセキハダは、ここ2連勝中との事。
矢内氏が力強くヤリトリしたラインの先にいたのは紛れもないキハダ。僚船とオマツリしておりヒヤッとしたが手繰り手が上手く、更にギャフも一発で決まって後検量35.2キロの本命が無事に船に入る。ヤリトリの時間は、なんと3〜4分程度。自分が現認した中では最短で信じられない様な感じ。
ともあれ、その短いヤリトリのおかげで残り10名に30分以上のチャンスが与えられたのは確かで、手返し良くコマセを撒いて次のチャンスに備える。
しかし、それ以降は全くと言って良いほど潮が止まってしまい、仕掛けを回収するとステンカンの中にオキアミが残り、投入時に仕掛けが馴染むタイムラグは十分に取っているのにも関わらず2段テーパー仕掛けのスイベルがテンビンに絡んで上がってきてしまう始末。
船長は可能な範囲で14時まで粘ってくれるも追加のヒットは出ず終了のアナウンスが流れる。
自分にはアタリは出ませんでしたが、何ともエキサイティングな1日を過ごす事が出来ました。今回の様に1日に数回のチャンスがありそうならば、ラストチャンスに賭けてみたいと思います。
【今後の見通し】
例年は11月の初旬〜前半に終了するコマセキハダ乗合ですが、今年は高めに推移した水温や群れの残存状況により11月いっぱいまでは楽しめるかもしれません。
心残りのある方、諦め切れない方はラストチャンスに賭けてみては如何でしょうか!?
つり具のブンブン厚木店ではコマセキハダの専用ロッドやリール、仕掛け類を豊富に取り揃えておりますので、是非とも ご来店願います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。