2023.12.01 印刷する 小田原沖の中深海釣り・キンメダイ狙い サイズ 30 数 キンメダイ(22〜30センチ)✕8匹、 クロムツ(30センチ級)✕3匹、 メダイ(1〜2キロ)✕3匹、 カゴカマス(46センチ)✕1匹 場所 神奈川県 天候 晴れ 釣り人 川口善仁 店舗 厚木店 釣行日 2023.11.29 コメント 厚木店の川口です。お客さまから釣況に対する質問が増えてきた西湘エリアのキンメダイ狙い、状況を自分自身で確認すべく思いたって11月28日の退勤後に速攻で準備。西寄りの風が強い予報でしたが、箱根連山が風を遮ってくれる小田原沖ならば何とかなりそうと考え小田原港の平安丸さんの根魚船(乗合)に乗ってきました。 11月29日、午前2時頃に船宿に到着。事前予約をしていないため、宿のシャッターに貼ってある舟形に氏名を記入する必要があり、確認すると左舷トモ以外はフリー。 予報が悪く体も疲れ気味なので右舷トモを選ぼうかと思ったが、移動時に風波を回避しやすい左舷ミヨシを一念発起して選択。 6時ジャストに3名の釣り客を乗せて河岸払い、すると航程10分程の近場でスローダウン。キンメダイは陽の昇っていない時間帯に浅場の高めのタナに集まっている事が多いので、先ずはその活性の高い群れをターゲットにする。 潮流や反応を細かく確認した後、船長から合図がありミヨシの自分から順次仕掛けを投入。オモリ150号・胴付き10本バリの仕掛けは水深200m弱で着底し、船長から指示された底から10〜15mのタナを探るもアタリは無し。 潮の流れが緩い様で船長が船を引っ張るのに対応し、仕掛けを少しずつ下げていくと雑魚では無い明確なアタリが到来。食い上げは無いのでタナを変えずに追い食いを待っていると何やら大きなアタリが出てグラス無垢のワンピースロッドが締め込まれる。 昨年の同じ時期、同様の感じでバラムツにキンメダイを食われて仕掛けもボロボロにされた事を思い出す。巻き上げを完了して、順次ハリを投入器にセットしながら海面に目をやると、嫌な予感は的中して目測1m弱のバラムツが姿を現す。 仕掛けもボロボロで次の2投目は諦めたが、良いポイントに当った様で左舷トモ氏がキンメダイを3点掛け。 仕切り直しの3投目はクロムツが出るポイントとアナウンスがあったので、オモリが底を1m切るくらいのタナで誘いを繰り返すとクロムツらしきアタリ。 追い食いが止まった段階で巻き上げを開始したが、左舷トモ氏とのオマツリが発覚。こちらが残り60mという所で船長がオマツリを外していたが、悪いことに深海系のサメが水面から姿を見せたと同時にこちらのテンションが消える。結果的に高切れとなってしまい、複数のクロムツは自分の仕掛けと共に元の場所に帰還。(^_^;)(^_^;) 次の4投目も間に合わず最悪の状態。ツキがない様なのでロストするとショックが大きい仕掛けは出さず、マシュマロボールやフロートチューブ等は使っていないシンプルな仕掛けを選び再度の仕切り直し。 すると悪い事ばかりでは無く、次の5投目でキンメダイの5点掛けを達成! 30センチ前後の良型も2匹混じっており、小型が大半だった昨年よりも釣り場の状態は良さそうな感じ。 キンメダイとしては決して大きなサイズでは無いが、こんなに港や岸が近いポイントで30センチ級が釣れれば何の文句も無い。 次は少しだけ筋を変えての投入でキンメダイの複数釣果を期待するも、釣れたのはキンメダイと1キロくらいのメダイ、それとスミヤキの様でそうでは無い魚がひとつずつ。 タモ取りして下さった右舷トモ氏によるとカゴカマスとの事で身の質はスミヤキと変わらず良質だが、小骨が少ないので最高だと教えて頂く。深海釣りは何が掛かっているか上げてみないと判らないのも楽しみのひとつだと再認識。 以降はクロムツだけだったり、クロムツとメダイの組み合わせだったり、メダイとキンメダイの組み合わせだったり空振りだったりと、山あり谷ありで釣果を重ねたが、海上は予報よりも状態が悪くなり、白兎が飛び交い釣りづらさも倍増。 船長は安全も考えながら頑張ってくれたが、いつもより少しだけ早めの昼過ぎに沖上がりのアナウンスが流れる。 結果的に30センチ前後の4枚を含め本命のキンメダイは8匹。朝の4投のロスが痛かったですが、刺身に出来るサイズが混じって最高でした。 他に30センチ級のクロムツと1〜2キロ級のメダイが3匹ずつ。カゴカマスは後で測ったら体長46センチでした。 【今後の見通し】 小田原沖のライトキンメダイ釣りは周年狙えますが、夏季を除く3シーズンが良く、特に鍋が美味しい時期がベストシーズンだと思います。 つり具のブンブン厚木店では 中深場釣りに対応したロッドや電動リール、仕掛けやアイテム類を取り揃えております。また、効果的な誘い方や当日の詳しい話は お店で聞いて頂ければ幸いです。 長文になってしまいすみませんでしたが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。 使用した釣具 釣竿 シマノ ミッドゲームCI4+ 82 HH225 / 自作のワンピースロッド 2.2m リール シマノ フォースマスター3000 しかけ 胴付き10本バリ 道糸 PE4号✕500m ハリス 8号(幹糸は14号) エサ サバの短冊、ホタルイカ
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厚木店の川口です。お客さまから釣況に対する質問が増えてきた西湘エリアのキンメダイ狙い、状況を自分自身で確認すべく思いたって11月28日の退勤後に速攻で準備。西寄りの風が強い予報でしたが、箱根連山が風を遮ってくれる小田原沖ならば何とかなりそうと考え小田原港の平安丸さんの根魚船(乗合)に乗ってきました。
11月29日、午前2時頃に船宿に到着。事前予約をしていないため、宿のシャッターに貼ってある舟形に氏名を記入する必要があり、確認すると左舷トモ以外はフリー。
予報が悪く体も疲れ気味なので右舷トモを選ぼうかと思ったが、移動時に風波を回避しやすい左舷ミヨシを一念発起して選択。
6時ジャストに3名の釣り客を乗せて河岸払い、すると航程10分程の近場でスローダウン。キンメダイは陽の昇っていない時間帯に浅場の高めのタナに集まっている事が多いので、先ずはその活性の高い群れをターゲットにする。
潮流や反応を細かく確認した後、船長から合図がありミヨシの自分から順次仕掛けを投入。オモリ150号・胴付き10本バリの仕掛けは水深200m弱で着底し、船長から指示された底から10〜15mのタナを探るもアタリは無し。
潮の流れが緩い様で船長が船を引っ張るのに対応し、仕掛けを少しずつ下げていくと雑魚では無い明確なアタリが到来。食い上げは無いのでタナを変えずに追い食いを待っていると何やら大きなアタリが出てグラス無垢のワンピースロッドが締め込まれる。
昨年の同じ時期、同様の感じでバラムツにキンメダイを食われて仕掛けもボロボロにされた事を思い出す。巻き上げを完了して、順次ハリを投入器にセットしながら海面に目をやると、嫌な予感は的中して目測1m弱のバラムツが姿を現す。
仕掛けもボロボロで次の2投目は諦めたが、良いポイントに当った様で左舷トモ氏がキンメダイを3点掛け。
仕切り直しの3投目はクロムツが出るポイントとアナウンスがあったので、オモリが底を1m切るくらいのタナで誘いを繰り返すとクロムツらしきアタリ。
追い食いが止まった段階で巻き上げを開始したが、左舷トモ氏とのオマツリが発覚。こちらが残り60mという所で船長がオマツリを外していたが、悪いことに深海系のサメが水面から姿を見せたと同時にこちらのテンションが消える。結果的に高切れとなってしまい、複数のクロムツは自分の仕掛けと共に元の場所に帰還。(^_^;)(^_^;)
次の4投目も間に合わず最悪の状態。ツキがない様なのでロストするとショックが大きい仕掛けは出さず、マシュマロボールやフロートチューブ等は使っていないシンプルな仕掛けを選び再度の仕切り直し。
すると悪い事ばかりでは無く、次の5投目でキンメダイの5点掛けを達成! 30センチ前後の良型も2匹混じっており、小型が大半だった昨年よりも釣り場の状態は良さそうな感じ。
キンメダイとしては決して大きなサイズでは無いが、こんなに港や岸が近いポイントで30センチ級が釣れれば何の文句も無い。
次は少しだけ筋を変えての投入でキンメダイの複数釣果を期待するも、釣れたのはキンメダイと1キロくらいのメダイ、それとスミヤキの様でそうでは無い魚がひとつずつ。
タモ取りして下さった右舷トモ氏によるとカゴカマスとの事で身の質はスミヤキと変わらず良質だが、小骨が少ないので最高だと教えて頂く。深海釣りは何が掛かっているか上げてみないと判らないのも楽しみのひとつだと再認識。
以降はクロムツだけだったり、クロムツとメダイの組み合わせだったり、メダイとキンメダイの組み合わせだったり空振りだったりと、山あり谷ありで釣果を重ねたが、海上は予報よりも状態が悪くなり、白兎が飛び交い釣りづらさも倍増。
船長は安全も考えながら頑張ってくれたが、いつもより少しだけ早めの昼過ぎに沖上がりのアナウンスが流れる。
結果的に30センチ前後の4枚を含め本命のキンメダイは8匹。朝の4投のロスが痛かったですが、刺身に出来るサイズが混じって最高でした。
他に30センチ級のクロムツと1〜2キロ級のメダイが3匹ずつ。カゴカマスは後で測ったら体長46センチでした。
【今後の見通し】
小田原沖のライトキンメダイ釣りは周年狙えますが、夏季を除く3シーズンが良く、特に鍋が美味しい時期がベストシーズンだと思います。
つり具のブンブン厚木店では 中深場釣りに対応したロッドや電動リール、仕掛けやアイテム類を取り揃えております。また、効果的な誘い方や当日の詳しい話は お店で聞いて頂ければ幸いです。
長文になってしまいすみませんでしたが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。