2023.12.18 印刷する ロクマル登場明石鯛ラバ 魚種 マダイ サイズ 60 数 鯛2枚 釣り方 ☆タイラバ 場所 兵庫県 釣り人 厨 宏樹 店舗 関西 郡山店 釣行日 2023.12.13 コメント こんにちは。奈良郡山店の厨(くりや)です。今回も先週に引き続き垂水漁港の虎ノ介さんで明石鯛ラバです。先週は潮回り小さく午前は変化も大きく狙いどころが多かったのにもかかわらずなかなかアジャストできず30センチクラス2枚と情けない釣果でした。 これからの時期は小さい潮回りが良いとされてくる時期です。 それに対して今回釣行は大きい潮回りで朝から午前便終わるころまでずっと流れっぱなしで終盤に緩んでくるくらいとなかなか難しい展開は予想されました。 港を出る頃にはまだかなり暗い冬の明石。やっぱりいつでも明石の鯛ラバは1番ワクワクしますね。 かなり早い潮なので朝開始のポイントは海峡から離れたとあるシャローエリアからスタート。 30分くらい船で走りましたが、それでもかなり早く流れる潮。 一部の海苔棚では刈り取りがはじまり早い潮で海苔が流れ出しているので、このシャローの鯛は海苔を捕食しだしています。 定番の黒のネクタイで狙っていきます。 最初の1流しと2流し目。潮がかなり早いので短い流しですが、常連さんの3人組が2~3枚ずつでパタパタと8枚鯛が上がります。 しかし僕はその波にはのれず、シャローで釣れたのはこの最初の2流しだけでした。 ネクタイには海苔がまとわりつき、釣れた鯛は海苔を吐き出したので、確実にこのエリアは海苔パターン。 ここで海苔パターンとは? 明石エリアでは毎年11月くらいに東側・西側、いろいろなエリアで海苔の養殖棚が設置されます。そこに海苔がついていき、早いところは12月頃から3月頃にかけて海苔漁船が刈り取っていきます。その刈り取りではこぼれた海苔が海峡へ流れます。 その頃ちょうど海峡は冬になり水温低下、鯛のベイトも少なくなり、フワフワ流れてくる海苔は鯛の餌として最適となり、海苔を捕食した鯛はとても美味となります。 海苔はスーパーで売られた板の海苔を水で溶かした時のような感じの形状で透けた茶色っぽい色をしているので写真のようなネクタイのカラーがとても有効となります その中でもより海苔に合わせた細身・弱波動のものもあれば、厚みをもたせた強波動のものもあり、そこを使い分けることでより釣果に繋がります。 しかし海苔パターンの鯛はいつでも狙えるわけではないです。明石の鯛が全部海苔パターンではなくさまざまなベイトを捕食する鯛の群れがいます。海苔棚に早い潮が流れるタイミングじゃないと釣れないので、黒や金や茶色のネクタイだけでなくやはりゼブラ系やオレンジ系や赤系のネクタイは揃えておく必要はあります。 パターンははじまりましたが、先週はまだ刈り取りもしていなく、始まっているのも東側の一部だけで西側の海苔棚は年明けから刈り取るらしいので、本格パターンにはまだ少し早かったようです。 しかし人気のネクタイの人気の色はシーズンにはなかなか売りきれていることも多いので、今から準備おすすめします。 結局あたりは乏しいがどこにいっても潮が早いので10時くらいまで粘りました。 ここで船長の判断。まだ潮が早いけど海峡ディープ見に行きますとのことです。 このエリアは潮が緩めば鯛が浮いてきますが浮いた鯛はヤル気がないときが多いです。この日の前日はシラス漁船が操業していて漁船の網からこぼれたシラスに鯛がテンションあがり、よく釣れたそうです。 しかし当日シラス漁船はいません。そういうイレギュラー的な要素がないとなかなか喰わせるのが難しいディープ真鯛。 しかし僕の経験というか感覚にはなりますが いつもは潮が緩まって浮いてきた鯛を狙いにいきますがこの日かなり早い潮の時からこのポイントに来ました。ヤル気のない鯛は早い潮だと遊泳力なく底から離れられないような感じで緩まらないとだめですが、群れの鯛全部ヤル気ないとは限らなく、逆にこの激流のなかでも、動ける鯛はかなり良い鯛でヤル気は抜群のような気がしました。 ここ数日関西はかなり雨不足で降っていなかった雨がふり濁りも入った海峡。 この濁りが入ったなかでもアピールできる黒金のネクタイにしました。 さらに深場激流ではさっきまで使っていたハイギアのリールだと巻き抵抗が強くてしんどいのとシビアな鯛を中層までさらに丁寧に巻くこともイメージしてローギアのタックルの方にこのポイントから変更しました。 ポイントやパターンによってリールのギア比の使い分けで確実に釣果がかわるので予備ということも兼ねて2タックルの使用がおすすめですね 少し2枚潮になっていますがかなり良い抵抗感。船長いわくやっぱり映りは底らしいですが10メートルくらいは巻くイメージでやります。 緩まれば20メートル以上上まで映ることもあるので、大体40回以上巻くこともあります。 しかしかなり潮が早いので鯛は底から動けない状況です。そのなかで少し上でも動けるヤル気ある大鯛を狙っているので20回くらい巻いていると、15回巻きくらいでヒット。 やはりイメージどおりでした。潮かなり早く鯛より船が流れて魚が潮下の方へいってしまい外れそうでしたがなんとかランディング。 45センチくらいですが、やはり激流で喰ってくる鯛は太くてコンディションも最高です さらに次の流し。一流しごとに潮が緩んでくるので、さっきより若干緩い流れ。2枚潮が強まりました。しかし釣れそうな感じは継続中。 今度も底から10回くらい巻いてあたり。さらに10回くらい巻いて追いきらなかったのでもう一度落とすとフォールで来ました。 ロクマルクラスの良い真鯛です。 明石でロクマル釣ったのは久しぶりでした。この2流し僕だけ連発。気持ちいい展開でしたが次の流しにはけっこう緩まって鯛が浮いてきました。浮いてきたタイミングで同船のみなさんもヒットが出だしました。 しかしなぜか激流のなかでうまく自分だけ喰わせられたのが、鯛が浮いた途端に僕はあたりがだせず同船のみなさんは連発ヒット。プチラッシュになったのですが波にのれず結局2枚で終了でした。 その時々の状況でパターンはめていけるか。 自分だけはまるタイミングもあれば、みんなはまっているタイミングで釣れない。難しいですが明石の鯛ラバって感じがしました。 完全に潮がとまるに釣れて誰もあたらなくなり結局時合は短いもののよく釣れていました。 ここで11時半くらいだったので、反対の潮が流れてきた瞬間にあたると期待したのですが、まったくでした。 使用した釣具 釣竿 桜幻R66L、桜幻X69UL、桜幻初代68UL リール オシアコンクエストLTD201PG、リョウガ1016HL ルアー マスターカーリー、シングルカーリー、TGヘッド45~80グラム 道糸 PE0.6号 ハリス フロロ2.75号
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こんにちは。奈良郡山店の厨(くりや)です。今回も先週に引き続き垂水漁港の虎ノ介さんで明石鯛ラバです。先週は潮回り小さく午前は変化も大きく狙いどころが多かったのにもかかわらずなかなかアジャストできず30センチクラス2枚と情けない釣果でした。
これからの時期は小さい潮回りが良いとされてくる時期です。
それに対して今回釣行は大きい潮回りで朝から午前便終わるころまでずっと流れっぱなしで終盤に緩んでくるくらいとなかなか難しい展開は予想されました。
港を出る頃にはまだかなり暗い冬の明石。やっぱりいつでも明石の鯛ラバは1番ワクワクしますね。
かなり早い潮なので朝開始のポイントは海峡から離れたとあるシャローエリアからスタート。
30分くらい船で走りましたが、それでもかなり早く流れる潮。
一部の海苔棚では刈り取りがはじまり早い潮で海苔が流れ出しているので、このシャローの鯛は海苔を捕食しだしています。
定番の黒のネクタイで狙っていきます。
最初の1流しと2流し目。潮がかなり早いので短い流しですが、常連さんの3人組が2~3枚ずつでパタパタと8枚鯛が上がります。
しかし僕はその波にはのれず、シャローで釣れたのはこの最初の2流しだけでした。
ネクタイには海苔がまとわりつき、釣れた鯛は海苔を吐き出したので、確実にこのエリアは海苔パターン。
ここで海苔パターンとは?
明石エリアでは毎年11月くらいに東側・西側、いろいろなエリアで海苔の養殖棚が設置されます。そこに海苔がついていき、早いところは12月頃から3月頃にかけて海苔漁船が刈り取っていきます。その刈り取りではこぼれた海苔が海峡へ流れます。
その頃ちょうど海峡は冬になり水温低下、鯛のベイトも少なくなり、フワフワ流れてくる海苔は鯛の餌として最適となり、海苔を捕食した鯛はとても美味となります。
海苔はスーパーで売られた板の海苔を水で溶かした時のような感じの形状で透けた茶色っぽい色をしているので写真のようなネクタイのカラーがとても有効となります
その中でもより海苔に合わせた細身・弱波動のものもあれば、厚みをもたせた強波動のものもあり、そこを使い分けることでより釣果に繋がります。
しかし海苔パターンの鯛はいつでも狙えるわけではないです。明石の鯛が全部海苔パターンではなくさまざまなベイトを捕食する鯛の群れがいます。海苔棚に早い潮が流れるタイミングじゃないと釣れないので、黒や金や茶色のネクタイだけでなくやはりゼブラ系やオレンジ系や赤系のネクタイは揃えておく必要はあります。
パターンははじまりましたが、先週はまだ刈り取りもしていなく、始まっているのも東側の一部だけで西側の海苔棚は年明けから刈り取るらしいので、本格パターンにはまだ少し早かったようです。
しかし人気のネクタイの人気の色はシーズンにはなかなか売りきれていることも多いので、今から準備おすすめします。
結局あたりは乏しいがどこにいっても潮が早いので10時くらいまで粘りました。
ここで船長の判断。まだ潮が早いけど海峡ディープ見に行きますとのことです。
このエリアは潮が緩めば鯛が浮いてきますが浮いた鯛はヤル気がないときが多いです。この日の前日はシラス漁船が操業していて漁船の網からこぼれたシラスに鯛がテンションあがり、よく釣れたそうです。
しかし当日シラス漁船はいません。そういうイレギュラー的な要素がないとなかなか喰わせるのが難しいディープ真鯛。
しかし僕の経験というか感覚にはなりますが
いつもは潮が緩まって浮いてきた鯛を狙いにいきますがこの日かなり早い潮の時からこのポイントに来ました。ヤル気のない鯛は早い潮だと遊泳力なく底から離れられないような感じで緩まらないとだめですが、群れの鯛全部ヤル気ないとは限らなく、逆にこの激流のなかでも、動ける鯛はかなり良い鯛でヤル気は抜群のような気がしました。
ここ数日関西はかなり雨不足で降っていなかった雨がふり濁りも入った海峡。
この濁りが入ったなかでもアピールできる黒金のネクタイにしました。
さらに深場激流ではさっきまで使っていたハイギアのリールだと巻き抵抗が強くてしんどいのとシビアな鯛を中層までさらに丁寧に巻くこともイメージしてローギアのタックルの方にこのポイントから変更しました。
ポイントやパターンによってリールのギア比の使い分けで確実に釣果がかわるので予備ということも兼ねて2タックルの使用がおすすめですね
少し2枚潮になっていますがかなり良い抵抗感。船長いわくやっぱり映りは底らしいですが10メートルくらいは巻くイメージでやります。
緩まれば20メートル以上上まで映ることもあるので、大体40回以上巻くこともあります。
しかしかなり潮が早いので鯛は底から動けない状況です。そのなかで少し上でも動けるヤル気ある大鯛を狙っているので20回くらい巻いていると、15回巻きくらいでヒット。
やはりイメージどおりでした。潮かなり早く鯛より船が流れて魚が潮下の方へいってしまい外れそうでしたがなんとかランディング。
45センチくらいですが、やはり激流で喰ってくる鯛は太くてコンディションも最高です
さらに次の流し。一流しごとに潮が緩んでくるので、さっきより若干緩い流れ。2枚潮が強まりました。しかし釣れそうな感じは継続中。
今度も底から10回くらい巻いてあたり。さらに10回くらい巻いて追いきらなかったのでもう一度落とすとフォールで来ました。
ロクマルクラスの良い真鯛です。
明石でロクマル釣ったのは久しぶりでした。この2流し僕だけ連発。気持ちいい展開でしたが次の流しにはけっこう緩まって鯛が浮いてきました。浮いてきたタイミングで同船のみなさんもヒットが出だしました。
しかしなぜか激流のなかでうまく自分だけ喰わせられたのが、鯛が浮いた途端に僕はあたりがだせず同船のみなさんは連発ヒット。プチラッシュになったのですが波にのれず結局2枚で終了でした。
その時々の状況でパターンはめていけるか。
自分だけはまるタイミングもあれば、みんなはまっているタイミングで釣れない。難しいですが明石の鯛ラバって感じがしました。
完全に潮がとまるに釣れて誰もあたらなくなり結局時合は短いもののよく釣れていました。
ここで11時半くらいだったので、反対の潮が流れてきた瞬間にあたると期待したのですが、まったくでした。