今年はアカムツの当たり年!?
- 魚種
- アマダイ/シロアマダイ
- サイズ
- 35
- 数
- アカムツ✕0〜2匹(船中4匹)、 アマダイ✕2〜5匹(船中9匹)、 他にシロムツ、クロムツ、ユメカサゴなど
- 釣り方
- ライト中深海
- 場所
- 神奈川県
- 天候
- 晴れ
- スタッフ
- 川口善仁
- 店舗
- 厚木店
- 釣行日
- 2024.03.02
使用した釣具
-
- 釣竿
- シマノ ミッドゲーム タイプ73 H220
-
- リール
- ダイワ レオブリッツ S500JP
-
- しかけ
- 胴突き5本バリ
-
- 道糸
- PE4号✕500m
-
- ハリス
- ハリス8号、幹糸12号
-
- エサ
- ホタルイカ、サバ・サンマの短冊
コメント
厚木店の川口です。前回、4連勝がストップしてしまった中深海・アカムツ狙い。リベンジの機会は3月2日。3名での仕立を快く請けて頂いた平塚・第二優神丸からの出船です(寒い時期限定の特別対応を頂きました)。
前日のシケの影響が残る中、5時30分から支度を始め、明るくなったタイミングで船長が自転車で飛ばして、相模川河口部の状態を現認。海に出れない事は無いが、大事を取って30分遅らせての出船となる。
事前の相談にて風の強そうな朝は近場でアマダイを狙い、先ずは お土産をキープする事にしていたので、6時半頃より60mダチでアマダイ狙いを開始。
自分はゲストにトモを譲って左舷ミヨシに座ったが、ウネリの上下動が1.5mくらいはありそう。予想はしていてMHクラスのライトゲームロッドも船に持ち込んでいたが、直近の実績を捨て切れずHHクラスを選択してしまったので、手がかじかみそうだが手持ちでアタリを取る事にする。
すると小さなコツっというアタリがあり、聞きアワセするとロッドに確かな重みが乗ってムシガレイをゲット。同様に次のアタリでは本命のアマダイを釣り上げて、2時間弱でなんとか中型2匹をキープ。
左舷トモの遠藤氏は家族分より多い5匹のアマダイを既にゲット! 鍵和田氏は2匹を手中におり、自分の2匹を加えると家族分はクリアできるため、早々にアマダイ狙いは打ち切り。8時半過ぎから大本命のアカムツ狙いに転向する。
河口の真沖方向に移動を始めて10分ほど走った280mダチで合図が出て投入。潮は変な撚れ方はしていなさそうだが、流れが足りなさそうでアタリが出ず、連勝が止まってしまった前回(2/14)の悪夢が頭をよぎる。
そのまま30分ほど流したが船中でアタリは無く、更に沖のポイントへ移動。投入すると水深270mで着底。
船長によると前回(3日前)は全長4mの吹き流し仕掛けでオモリが底から8mのタナでアカムツの型を見たとの事で、自分以外の2名+仲乗りさんはテンビン+吹き流し仕掛けを使用。
自分は捨て糸を含むと全長8mの胴突き5本バリ仕掛けを使って、オモリが着底していても前回の食いダナに付けエサのホタルイカやサバ短を漂わせる様にする。
ゼロテン〜オモリが2m程度底を切る範囲を重点に狙って上げ下げの誘いを繰り返していると、何度目かのゼロテン状態で穂先を押さえ込む様なアタリが到来。すかさず上顎にハリが刺さる様に強めのアワセを入れる。
食わせた魚の大きさやフッキングの状態、引き込み具合を確認するためラインを張ってみたが、何とも中途半端な引き込みで巻き上げるか否か一思案。しかし、中深海ポイントでのファーストヒットという事もあって巻き上げを開始。
するとアカムツが暴れる40〜60mくらいで頭を振る様な感じがあったので、念のため慎重に残りのラインを巻き取る。仕掛けを手に取って水中を確認すると良い感じの赤い魚体を視認出来たのでタモ取りを依頼。
船長の差し出すタモに無事に入ったのは、見た感じで500グラム程度の本命。連敗を阻止する珠玉の一匹となり感激も大きい。
そうして次の投入でも誘いを入れ続けると、同じ様なパターンのアタリが来て丁寧に巻き上げるも、水面下に姿を見せたのは良型のユメカサゴ。しかし、東伊豆のアカムツ船に通って経験値も豊富な遠藤氏が同じ様なタイミングで見事にアカムツをゲット。更に仲乗りさんも吹き流し仕掛けで、この日唯一のクロムツを手中にする。
いよいよかとも思ったが、その後は残念ながら食いも一段落してしまったので岸寄りのポイントに一旦戻るも潮流に変化は無く緩いまま。1時間ほど流すもユメカサゴの追釣のみに留まり、再び沖のポイントにリターン。
ラスト1時間強で誘う手にも力が入り、アカムツを食わせた誘いのパターンを少しずつ変化させながら根気よく続ける。するとモヤっとしたアタリが来るが小さな魚らしいので、追い食いを期待して流し替えの合図が出てから仕掛けを回収。すると一番下のハリにシロムツが掛かっており、潮が少し動き出したサインだとポジティブに捉える。
次の投入でもアタリの出たパターンで誘っていると、1匹目と同じ様なアタリが到来。巻き上げ途中の引き込みから十中八九はアカムツと判断すると、船長は風も弱まったので、今日もタモを持って準備万端。
巻き上げを終え仕掛けを手繰ると、思惑通りの魚体を確認。無事にタモに入ったのは一回り大きなアカムツ(後検量35センチ、750グラム)で両手に花となる。
更にラストの巻き上げで遠藤氏が2匹目のアカムツをゲット。鍵和田氏にもアカムツらしきアタリが到来したが、遠藤氏とのオマツリでバラしてしまった様子。結果的に全員安打とはならなかったものの、3名で4匹釣れれば御の字の釣り物なので満足の釣果となりました。
湘南エリアの中深海釣りは 夏の真っ青な潮が入り始める6月末くらいまでは楽しめると思います。
【タックルと仕掛け】
オモリ150号を背負わせられる2m前後で、誘いやすい先調子のロッド。あまり硬めのものはオススメできません。
潮流によっては400m近くまでラインが出ることも多々あるので、PE4号を500m程度は巻いておくと安心です。シマノ製ならば3000番、ダイワ製ならば500番の電動リールで対応できます。
仕掛けは胴突き3~5本バリ。ハリス6〜8号、幹糸12~14号が良いと思います。
つり具のブンブン厚木店では 中深場釣りに対応したロッドや電動リール、仕掛けやアイテム類を取り揃えております。また、効果的な誘い方や当日の詳しい話は お店で聞いて頂ければ幸いです。