2024.04.01 印刷する 「真鯛釣りバトル13」予選突破を目指して! (西伊豆土肥沖の乗っ込みマダイ) 魚種 マダイ サイズ 45 数 マダイ✕3枚(船中7名で13枚)、 イサキ✕2匹 釣り方 コマセ真鯛 場所 静岡県 天候 曇り時々晴れ 釣り人 川口善仁 店舗 厚木店 釣行日 2024.03.28 コメント 厚木店の川口です。西伊豆・土肥のとび島丸さん主催「真鯛釣りバトル13」の予選会(ダービー形式)の順位アップを目指して、乗っ込み直前のコマセダイにチャレンジしてきました。 3月26日時点で船長の乗っ込み宣言は無いものの、3月中旬以降は3キロ級、4キロ級混じりでボツボツ口を使って、船中10枚前後の釣果が続いている中での釣行です。 3月28日、土肥港に集合したのは7名のマダイフリーク。予約順がトップの自分は席決め1番目の優先順で右舷ミヨシを選択。隣席には自分のひとつ上位で予選トーナメント3位をキープしている内田氏が着座。 6時半頃に出船して港を出て直ぐの70mダチからスタート。タナ指示は35mの高ダナだったが底近くに群れていた反応がコマセを撒き始めた50m付近まで上がってきており、コマセを捕食している様子が探見丸に映し出される。 開始直後に訪れた緊張の中で竿を曲げたのは内田氏だったが、船中のファーストフィッシュは良型のウマヅラハギ。 再投入時も同様の状態となるが誰の竿も曲がる事は無く、仕掛けを回収すると付けエサのオキアミは全員かじられる事も無く丸残り。 船長のアナウンスでは6時40分満潮の潮止まりが解消されていないのと、合わせて水温が17.4度まで上昇した関係で潮色が青くなってしまっているのが原因では無いかとの事。 その後も状況は変わらず、土肥沖の魚礁や南下した小下田沖でも反応の割にはアタリが出ず、内田氏とは目が合う度に苦笑い。 すると更に南下した伊豆半島ジオパークに指定されている黄金崎沖で状況が変わり、500グラムの小型ながらも本命のマダイをゲット。水深45mで指示ダナ22mだったが、コマセの中に付けエサを隠そうとコマセビシの位置を20mにしていたのが功を奏した様子。 船中でもポツポツとアタリが出始め、内田氏にもヒット。更に内田氏の隣に座った方が1キロ超級のマダイを連チャンでゲットする。 自分は小移動後の流し替え時に同じパターンでアタリが出て同じくらいのマダイ、内田氏は良型のオオモンハタを手中にする。 何投かするうちにコマセで食欲が満たされたのか反応の出が悪くなり移動。北上して宇久須の湾口、恋人岬の真下、小下田沖の様子を探るもマダイは口を使う事無く土肥沖にリターン。 朝のポイントで再開すると潮の流れは少ないもののコマセの帯に突っ込む群れがあり、トモ寄りを主体にポツポツと単発のヒットが続く。 12時半を過ぎてそろそろ干潮の潮止まりを迎えるので、テーパー仕掛けの下半分をノーシンカーに近い状態にして置き竿戦法を開始。付けエサが反応の帯よりも少しだけ上を漂う様にしてアタリを待つ。 すると同じ様に潮止まり仕様の仕掛けで、置き竿にしていた内田氏のロッドが水面に突き刺さる。 大ダイ特有のファーストランは少な目に感じたが重厚感は半端無く、先ずは船下方向に泳いで抵抗している様子。幸いオマツリする事は無くヤリトリが続くが、ミヨシ寄りに回ってくる気配があったので、オマツリ回避のため自分は手巻きで仕掛けを回収。 ハリ掛かりさせた相手に強い刺激を与えずに浮かせてくるテクニックは流石で、ハリス切れの要因となる反転を防いでのヤリトリの結果、仲乗りの谷口さんが差し出すタモに入ったのは後検量5.2キロの綺麗なメスダイ。 その後は上げ潮になり、ポイントを休める目的もあって86mダチの魚礁へ移動。するとコマセへの反応が良くなって、探見丸にも多くの個体が映る。 上げ潮で潮流が吹き上げ気味になってしまうと付けエサがマダイにとって捕食しづらい姿勢になってしまうため、対策としてガン玉(BとG2)を付けエサの上2mとチモト付近に追加。すると対策が功を奏したのかアタリが出て後検量1.4キロのオスダイをゲット。丸々とした魚体は既に婚姻色が出ており、乗っ込み間近な事を予感させる。 間髪を入れずに次のアタリを出せたが、アワセのタイミングが早過ぎた様でフックアウト。 沖上がりの30分前に5キロ超級が出たポイントを流すも、キロ弱の本命やイサキがポツポツと姿を見せるのみで定刻の15時にストップフィッシング。 マダイは0〜3枚、船中7名で13枚。他に良型のオオモンハタ、イサキ等が混じって お土産になりました。 マダイの釣況は桜の開花や咲き具合にリンクする事が多く、2日後の30日はトップ7枚で船中20枚だった様です。本乗っ込みは4月中旬頃でロングランになる可能性もあるかと思います。 見事に大ダイを手中にした内田氏は予選トーナメントの首位に躍り出て、自分は4位は変わらずも5位に2.5キロ以上の差をつけて、本戦出場をほぼ確実にする事が出来ました。 健司船長、仲乗りの谷口さん、そして同乗者の皆さま、難しい釣りになりましたが、大変 お疲れ様でした。 つり具のブンブン厚木店ではコマセマダイに対応したロッドやリール、仕掛け類を豊富に取り揃えておりますので、ご来店をお待ちしております。 最後までお付き合い頂きありがとうございました。 使用した釣具 釣竿 剛樹 インビクタマダイ T1 235(リメイク) リール 21シーボーグ 300JL しかけ 吹き流し1本バリ、3段テーパー 道糸 PE4号300m ハリス フロロカーボン4号 エサ オキアミ
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厚木店の川口です。西伊豆・土肥のとび島丸さん主催「真鯛釣りバトル13」の予選会(ダービー形式)の順位アップを目指して、乗っ込み直前のコマセダイにチャレンジしてきました。
3月26日時点で船長の乗っ込み宣言は無いものの、3月中旬以降は3キロ級、4キロ級混じりでボツボツ口を使って、船中10枚前後の釣果が続いている中での釣行です。
3月28日、土肥港に集合したのは7名のマダイフリーク。予約順がトップの自分は席決め1番目の優先順で右舷ミヨシを選択。隣席には自分のひとつ上位で予選トーナメント3位をキープしている内田氏が着座。
6時半頃に出船して港を出て直ぐの70mダチからスタート。タナ指示は35mの高ダナだったが底近くに群れていた反応がコマセを撒き始めた50m付近まで上がってきており、コマセを捕食している様子が探見丸に映し出される。
開始直後に訪れた緊張の中で竿を曲げたのは内田氏だったが、船中のファーストフィッシュは良型のウマヅラハギ。
再投入時も同様の状態となるが誰の竿も曲がる事は無く、仕掛けを回収すると付けエサのオキアミは全員かじられる事も無く丸残り。
船長のアナウンスでは6時40分満潮の潮止まりが解消されていないのと、合わせて水温が17.4度まで上昇した関係で潮色が青くなってしまっているのが原因では無いかとの事。
その後も状況は変わらず、土肥沖の魚礁や南下した小下田沖でも反応の割にはアタリが出ず、内田氏とは目が合う度に苦笑い。
すると更に南下した伊豆半島ジオパークに指定されている黄金崎沖で状況が変わり、500グラムの小型ながらも本命のマダイをゲット。水深45mで指示ダナ22mだったが、コマセの中に付けエサを隠そうとコマセビシの位置を20mにしていたのが功を奏した様子。
船中でもポツポツとアタリが出始め、内田氏にもヒット。更に内田氏の隣に座った方が1キロ超級のマダイを連チャンでゲットする。
自分は小移動後の流し替え時に同じパターンでアタリが出て同じくらいのマダイ、内田氏は良型のオオモンハタを手中にする。
何投かするうちにコマセで食欲が満たされたのか反応の出が悪くなり移動。北上して宇久須の湾口、恋人岬の真下、小下田沖の様子を探るもマダイは口を使う事無く土肥沖にリターン。
朝のポイントで再開すると潮の流れは少ないもののコマセの帯に突っ込む群れがあり、トモ寄りを主体にポツポツと単発のヒットが続く。
12時半を過ぎてそろそろ干潮の潮止まりを迎えるので、テーパー仕掛けの下半分をノーシンカーに近い状態にして置き竿戦法を開始。付けエサが反応の帯よりも少しだけ上を漂う様にしてアタリを待つ。
すると同じ様に潮止まり仕様の仕掛けで、置き竿にしていた内田氏のロッドが水面に突き刺さる。
大ダイ特有のファーストランは少な目に感じたが重厚感は半端無く、先ずは船下方向に泳いで抵抗している様子。幸いオマツリする事は無くヤリトリが続くが、ミヨシ寄りに回ってくる気配があったので、オマツリ回避のため自分は手巻きで仕掛けを回収。
ハリ掛かりさせた相手に強い刺激を与えずに浮かせてくるテクニックは流石で、ハリス切れの要因となる反転を防いでのヤリトリの結果、仲乗りの谷口さんが差し出すタモに入ったのは後検量5.2キロの綺麗なメスダイ。
その後は上げ潮になり、ポイントを休める目的もあって86mダチの魚礁へ移動。するとコマセへの反応が良くなって、探見丸にも多くの個体が映る。
上げ潮で潮流が吹き上げ気味になってしまうと付けエサがマダイにとって捕食しづらい姿勢になってしまうため、対策としてガン玉(BとG2)を付けエサの上2mとチモト付近に追加。すると対策が功を奏したのかアタリが出て後検量1.4キロのオスダイをゲット。丸々とした魚体は既に婚姻色が出ており、乗っ込み間近な事を予感させる。
間髪を入れずに次のアタリを出せたが、アワセのタイミングが早過ぎた様でフックアウト。
沖上がりの30分前に5キロ超級が出たポイントを流すも、キロ弱の本命やイサキがポツポツと姿を見せるのみで定刻の15時にストップフィッシング。
マダイは0〜3枚、船中7名で13枚。他に良型のオオモンハタ、イサキ等が混じって お土産になりました。
マダイの釣況は桜の開花や咲き具合にリンクする事が多く、2日後の30日はトップ7枚で船中20枚だった様です。本乗っ込みは4月中旬頃でロングランになる可能性もあるかと思います。
見事に大ダイを手中にした内田氏は予選トーナメントの首位に躍り出て、自分は4位は変わらずも5位に2.5キロ以上の差をつけて、本戦出場をほぼ確実にする事が出来ました。
健司船長、仲乗りの谷口さん、そして同乗者の皆さま、難しい釣りになりましたが、大変 お疲れ様でした。
つり具のブンブン厚木店ではコマセマダイに対応したロッドやリール、仕掛け類を豊富に取り揃えておりますので、ご来店をお待ちしております。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。