2016.06.01 印刷する シマノ バス新製品試投会 魚種 ブラックバス サイズ 15 数 1 釣り方 ☆バスフィッシング 場所 滋賀県 天候 曇り スタッフ 鹿内 店舗 大津店 関西 釣行日 2016.05.25 コメント シマノの新製品試投会のレポートです。 琵琶湖畔の会場に到着すると、ロッドスタンドには気になる新製品がズラリと展示されていました。 まずはシマノの担当の方より、新製品についての説明がありました。 ロッドに関しては、グロリアスとバンタムの違いについて、より細分化された専門的な釣りや、感度軽さを追及したい方にはグロリアスがオススメで、一本で何でもこなしたい…または釣り味を重視したいという方には、バンタムがオススメとのことです。 グロリアスのアルティメットブランクスの構造や性能面はかなりアルティマに近づいていること、バンタム最人気機種の274Mについて、独特の柔らかく振れ幅の大きいティップの解説を聞き、リールの解説へ。 シマノのリール開発時に重視している「抜け感」を表現するための構造や、それぞれの新作のコンセプトや特徴について解説して頂きました。 その後バンタムルアーについて、シマノ担当者が実際にキャストし、アクションを交えながら山木プロが特徴を述べていきます。 中でもに印象に残ったのはNEWトリプルインパクト。 前モデルでは一定のスピードを越えると潜ったり横倒れしたりしていましたが、NEWトリプルインパクトは前モデルより圧倒的に早くリトリーブしてもバランスを崩さずにキッチリと泳ぎ切っていました。 最も早く引ける105を超えるリトリーブ時の安定性は、これから梅雨明けにかけて広大な琵琶湖を手早くサーチするには強い武器となります。 特に前モデルを使ったことがある方には、是非使ってみて違いを感じて頂きたいと思います。 まだ使ったことがないという方は、これからのアフターのシーズンに使ってみて下さい!きっと出番が多い一軍ルアーになるはずです! バンタムルアーはどれもベーシックなアクションながら動きは研ぎ澄まされており、今後もずっと使い続けられるものになっています。 ルアーの解説を終えていよいよ実際にキャストすることに…。 真っ先に手に取ったのはアンタレスDCが装着されたロッド。 まずはXモードにして外部ダイヤルはMAXに調整。 軽く投げてみると飛距離にビックリ!低弾道なのに、後半からもグイーンと飛距離が伸びていきます。 段々ブレーキを弱めていく度に伸びる飛距離… 外部ダイヤルを下から三番目にしてフルキャストした時には、巻いていた糸が全て出切ってしまいました。 今回のアンタレスDCは、前モデルのLモードを更に超える飛距離を目指しているとのことで、油断してブレーキを弱めていくと激しくバックラッシュしてしまいます。 浜のヘビキャロ、真冬のメタルバイブの大遠投等には特にオススメです。 前モデルより更に弱い所まで調整できるため、限界飛距離に挑んでみたいかたは是非使ってみて下さい! 遠投性能はもちろんのこと、30~40mの中距離キャストの場合に他のリールに比べ楽に飛ばせるため、余計な力を入れずに済む分コントロール良く狙ったピンスポットまでルアーを届けることが可能です。 MGLスプールを纏って更に無重力感に磨きを掛けたNEWアンタレスDCのキャストフィールは、他のどのリールでも体感することができないくらいの物でした。 次に触れたのがメタニウムMGL。 プロガイドの方々がブログなどで大絶賛していたこのリール、投げてみて評判通りの驚きの使用感でした。 同じ距離を投げるなら力を入れなくても楽に飛び、様々なバンタムルアーにチェンジしてもダイヤル調整だけで自在にブレーキ力を変更することで使えるルアーの幅が広がった印象です。 サイレントチューンによりキャスト時のスプールのブレ、負荷の少ない状況でのリトリーブのガタつきが抑えられ、更にシルキーに進化していました。 ラインは16lbラインを80mストック。 ハイギヤモデルは撃ち物やトップウォーター、ノーマルギアは巻き物に… とにかく万能に使えるため、一台は持っておきたいリールだと感じました。 次にポツンと目に止まったのはNEWアルデバランBFS。 ネコリグをピッチングで撃ってみましたが、前の遠心ブレーキよりもブレーキはマイルドに。しかしスプールにマグネットが付いていないため極限まで完成は抑えられ更に軽量ルアーに対応しています。バックラッシュはほぼ皆無でした。 狙ったピンにスパスパとキャストが決まります。 今琵琶湖で圧倒的な釣果を叩き出しているダウンショットやネコ、ライトキャロなど、ウィードには負けたくないけどスピニングでは太い糸ではトラブルが起きてしまう…という状況でこういったベイトフィネスリールは今後必須になってくると思います。 カシ―タスMGLもキャストしてみましたが、飛距離では13メタニウムを越えるとのこと。 キャストフィールはメタニウムMGLに近く、後半からスーっと飛距離が伸びていきます。 こんなに飛ぶのにMGLスプールは慣性が抑えられていてバックラッシュもしにくいです。 扱いやすく値段もお手頃なため、遠投大好きな方、ベイトリールを初めて使ってみたいという方にもに是非オススメです! 最後に気になるバンタム274M。 現在所持しているファイナルディメンションの274Mと比較してみると、まずは感度がかなり良くなった印象です。FD274Mはフロロを使った時の感度には物足りなさがあったのですが、バンタム274Mはフロロ使用時もはっきりとグリップまで振動が伝わってきます。 一番気にしていたシェイク時のティップの振れ方ですが、今回の274Mは鮎竿に搭載されていたエキサイトトップというティップを採用しており、ティップの振れ幅を増幅させることで少ない力で力強くシェイクさせることができます。 FD274Mの竿全体で大きくシェイクするのとはと違い、ティップ部だけを上手く振ることができるため、使用感は軽快で激しいシェイクを長時間していても疲れません。 ジグヘッドスイミングをはじめ、ネコリグや軽めの巻き物、小型のスイムベイトまで対応できてしまう懐の広さが魅力です。 バンタム随一の人気機種となっているため、店頭で見かけることがあれば是非一度振ってみてください。 ちなみに僕は翌日バンタム274Mを購入してしまいました!笑 楽しく投げて巻いてしている内にあっという間に時間が来てしまい、まだ投げたい!という気持ちを抑えながらも渋々会場を後にしました。 今回の試投会に参加し、数多くの新製品に触れることが出来ましたが、どれも良い意味でビックリするような製品ばかりでした。 特に今年のリールはキャストフィール、飛距離に優れたものが多く、快適で気持ちの良い釣りをサポートしてくれることと思います。 個人的なオススメはコスパ抜群のカシ―タスと投げていて幸せな気持ちになれるアンタレスDC! 今なら大津店は新製品在庫揃っておりますので、触れてみたいというお客様はお気軽にスタッフまでお声掛け下さい♪ 使用した釣具 釣竿 シマノ バンタム グロリアス 各機種 リール アンタレスDC、メタニウムMGL、カシ―タスMGL、スコーピオン70 ルアー バンタムルアー
コメント
シマノの新製品試投会のレポートです。
琵琶湖畔の会場に到着すると、ロッドスタンドには気になる新製品がズラリと展示されていました。
まずはシマノの担当の方より、新製品についての説明がありました。
ロッドに関しては、グロリアスとバンタムの違いについて、より細分化された専門的な釣りや、感度軽さを追及したい方にはグロリアスがオススメで、一本で何でもこなしたい…または釣り味を重視したいという方には、バンタムがオススメとのことです。
グロリアスのアルティメットブランクスの構造や性能面はかなりアルティマに近づいていること、バンタム最人気機種の274Mについて、独特の柔らかく振れ幅の大きいティップの解説を聞き、リールの解説へ。
シマノのリール開発時に重視している「抜け感」を表現するための構造や、それぞれの新作のコンセプトや特徴について解説して頂きました。
その後バンタムルアーについて、シマノ担当者が実際にキャストし、アクションを交えながら山木プロが特徴を述べていきます。
中でもに印象に残ったのはNEWトリプルインパクト。
前モデルでは一定のスピードを越えると潜ったり横倒れしたりしていましたが、NEWトリプルインパクトは前モデルより圧倒的に早くリトリーブしてもバランスを崩さずにキッチリと泳ぎ切っていました。
最も早く引ける105を超えるリトリーブ時の安定性は、これから梅雨明けにかけて広大な琵琶湖を手早くサーチするには強い武器となります。
特に前モデルを使ったことがある方には、是非使ってみて違いを感じて頂きたいと思います。
まだ使ったことがないという方は、これからのアフターのシーズンに使ってみて下さい!きっと出番が多い一軍ルアーになるはずです!
バンタムルアーはどれもベーシックなアクションながら動きは研ぎ澄まされており、今後もずっと使い続けられるものになっています。
ルアーの解説を終えていよいよ実際にキャストすることに…。
真っ先に手に取ったのはアンタレスDCが装着されたロッド。
まずはXモードにして外部ダイヤルはMAXに調整。
軽く投げてみると飛距離にビックリ!低弾道なのに、後半からもグイーンと飛距離が伸びていきます。
段々ブレーキを弱めていく度に伸びる飛距離…
外部ダイヤルを下から三番目にしてフルキャストした時には、巻いていた糸が全て出切ってしまいました。
今回のアンタレスDCは、前モデルのLモードを更に超える飛距離を目指しているとのことで、油断してブレーキを弱めていくと激しくバックラッシュしてしまいます。
浜のヘビキャロ、真冬のメタルバイブの大遠投等には特にオススメです。
前モデルより更に弱い所まで調整できるため、限界飛距離に挑んでみたいかたは是非使ってみて下さい!
遠投性能はもちろんのこと、30~40mの中距離キャストの場合に他のリールに比べ楽に飛ばせるため、余計な力を入れずに済む分コントロール良く狙ったピンスポットまでルアーを届けることが可能です。
MGLスプールを纏って更に無重力感に磨きを掛けたNEWアンタレスDCのキャストフィールは、他のどのリールでも体感することができないくらいの物でした。
次に触れたのがメタニウムMGL。
プロガイドの方々がブログなどで大絶賛していたこのリール、投げてみて評判通りの驚きの使用感でした。
同じ距離を投げるなら力を入れなくても楽に飛び、様々なバンタムルアーにチェンジしてもダイヤル調整だけで自在にブレーキ力を変更することで使えるルアーの幅が広がった印象です。
サイレントチューンによりキャスト時のスプールのブレ、負荷の少ない状況でのリトリーブのガタつきが抑えられ、更にシルキーに進化していました。
ラインは16lbラインを80mストック。
ハイギヤモデルは撃ち物やトップウォーター、ノーマルギアは巻き物に…
とにかく万能に使えるため、一台は持っておきたいリールだと感じました。
次にポツンと目に止まったのはNEWアルデバランBFS。
ネコリグをピッチングで撃ってみましたが、前の遠心ブレーキよりもブレーキはマイルドに。しかしスプールにマグネットが付いていないため極限まで完成は抑えられ更に軽量ルアーに対応しています。バックラッシュはほぼ皆無でした。
狙ったピンにスパスパとキャストが決まります。
今琵琶湖で圧倒的な釣果を叩き出しているダウンショットやネコ、ライトキャロなど、ウィードには負けたくないけどスピニングでは太い糸ではトラブルが起きてしまう…という状況でこういったベイトフィネスリールは今後必須になってくると思います。
カシ―タスMGLもキャストしてみましたが、飛距離では13メタニウムを越えるとのこと。
キャストフィールはメタニウムMGLに近く、後半からスーっと飛距離が伸びていきます。
こんなに飛ぶのにMGLスプールは慣性が抑えられていてバックラッシュもしにくいです。
扱いやすく値段もお手頃なため、遠投大好きな方、ベイトリールを初めて使ってみたいという方にもに是非オススメです!
最後に気になるバンタム274M。
現在所持しているファイナルディメンションの274Mと比較してみると、まずは感度がかなり良くなった印象です。FD274Mはフロロを使った時の感度には物足りなさがあったのですが、バンタム274Mはフロロ使用時もはっきりとグリップまで振動が伝わってきます。
一番気にしていたシェイク時のティップの振れ方ですが、今回の274Mは鮎竿に搭載されていたエキサイトトップというティップを採用しており、ティップの振れ幅を増幅させることで少ない力で力強くシェイクさせることができます。
FD274Mの竿全体で大きくシェイクするのとはと違い、ティップ部だけを上手く振ることができるため、使用感は軽快で激しいシェイクを長時間していても疲れません。
ジグヘッドスイミングをはじめ、ネコリグや軽めの巻き物、小型のスイムベイトまで対応できてしまう懐の広さが魅力です。
バンタム随一の人気機種となっているため、店頭で見かけることがあれば是非一度振ってみてください。
ちなみに僕は翌日バンタム274Mを購入してしまいました!笑
楽しく投げて巻いてしている内にあっという間に時間が来てしまい、まだ投げたい!という気持ちを抑えながらも渋々会場を後にしました。
今回の試投会に参加し、数多くの新製品に触れることが出来ましたが、どれも良い意味でビックリするような製品ばかりでした。
特に今年のリールはキャストフィール、飛距離に優れたものが多く、快適で気持ちの良い釣りをサポートしてくれることと思います。
個人的なオススメはコスパ抜群のカシ―タスと投げていて幸せな気持ちになれるアンタレスDC!
今なら大津店は新製品在庫揃っておりますので、触れてみたいというお客様はお気軽にスタッフまでお声掛け下さい♪