2024.04.10 印刷する 西伊豆・土肥沖の乗っ込みマダイ(剛樹ファン必見!!) 魚種 マダイ サイズ 33 数 イサキ✕1匹、 マダイ✕0匹(船中14枚、竿頭4枚) 釣り方 コマセ真鯛 場所 静岡県 天候 晴れ 釣り人 川口善仁 店舗 厚木店 釣行日 2024.04.07 コメント 厚木店の川口です。4月7日、西伊豆・土肥のとび島丸さん主催「真鯛釣りバトル13」の決勝戦に参加して来ましたので、乗っ込みマダイの現況を見通しと合わせてレポートさせて頂きます。 また、釣りバトル優勝者には剛樹の最新マダイロッドのマイスターヴェルク255の特別仕様が贈呈されますが、本人の許可を得て昨年度の優勝賞品や参加者様のロッド画像を掲載していますので、剛樹ファンの方は必見です!! (^_^;) 土肥港の集合場所には過去の優勝者を含む12名が集結。自分以外の11名は いずれもマダイに口を使わせる事に長けた実力者揃い。過去に10キロ超級のマダイを釣り上げているメンバーも数名いて、最大魚1枚の重量で競う決勝戦は誰が優勝してもおかしくない。 神憑り的なラストスパートで予選トップに輝いた木村氏が右舷ミヨシを選択、2位の宮下氏が左舷ミヨシ、4位になった内田氏が左舷トモ。6位の自分は右舷ミヨシ2番を選んで着座する。 6時過ぎに出船。港を出て直ぐの67mダチからスタート。今回も35mの高いタナ指示だったが底近くに群れていた反応がコマセを撒き始めた50m付近まで上がってきて捕食を開始。直ぐにでも誰かの竿が曲がりそうだったが1投目は予想外の空振り。 次の投入では木村氏にヒットするも、後検量0.5キロの小型で体色は真っ白。直ぐに生け簀に入れるも驚きの仮死状態。 原因は底潮と表層との水温差で、ここ2日間で予報以上に降った雨が深層水に影響したのか、底近くは湧水で水潮になっている様子。 水潮はマダイの活性に影響して流し替えやポイント替えするも、反応に比例せずに良型マダイからのアタリは無く、今回も南下を開始。 しかし、先週はダメだった小下田沖の群れが大きくなっておりアタリが出て、1キロ前後の本命が数枚ほど船に入る。 宇久須の湾口付近は今ひとつも黄金崎沖では良型のイサキ混じりでアタリが出て、自分も完全ボウズを脱出。 11時少し前の干潮潮変わりの時合が近づき、船長は恋人岬下の好ポイントに移動。すると先週のフラッシュバックの様に内田氏に良型マダイがヒット! 今回も潮止まりバージョンの仕掛けに変更して着後のアタリで、危なげ無く後検量4.1キロのオスダイをゲット。一躍優勝候補に躍り出る。 その後は土肥の真沖に戻って良型狙いを継続。ポツポツと本命のヒットがあり、木村氏は3枚目のマダイをゲットするも全てキロ前後の美形。 すると干潮後の12時過ぎ、コマセに付いて離れてしまった群れの上に船を進めて着後の落とし込みでディフェンディング・チャンピオンの五十嵐氏にビッグヒット! 慎重なヤリトリの末にタモ取りされたのは目視では内田氏と同じくらいの長さのメスの大ダイ。果たして重さは?? その後もキロ前後のマダイが船に入り、僚船が小型2枚を含む船中4枚に沈む中、本船は木村氏が貫禄を見せての4枚。宮下氏、大竹氏、松本氏らが2枚ゲットでトータル14枚。 自分を含む5名は大型狙いに徹した結果、残念賞の本命ボウズでした。(泣) 特に上げ潮となる後半戦は、仕掛けがフケて棚引く「吹き上げ」と、塩分濃度の関係で比重が軽くなり仕掛けが縦糸(魚がラインを視認しやすくなると言われています)になりやすい「水潮」の相反する状態の中で、仕掛けのバランスを如何にアジャストさせるか難し過ぎて、燃え尽き白い灰になりました。(笑) そして、優勝は内田氏なのか五十嵐氏なのか? 下船後の検量の結果、五十嵐氏のマダイは4.36キロ!! お腹の中の卵の差で(笑)、五十嵐氏が今まで誰も成し得なかった連覇を達成するというドラマチックな結果と相成りました!! 探見丸に映し出された反応は先週のそれよりも明らかに濃く、太く、雨が降る前は2桁釣果も出ていた様なので、いわゆるXディも遠くは無いと思います。 探見丸には太すぎる反応も度々見ることが出来ましたので、自己記録更新を狙いたい方等にはオススメです。 また、コマセダイに自信のある方、腕試ししてみたい方、そしてオプションバリバリな剛樹ロッドをゲットしたい方は (笑)、今秋より開催される予定の「マダイ釣りバトル14」にチャレンジされてみては如何でしょうか!! 【速報】 4/10、船長より「昼までの段階で、トップ10枚」との連絡が入りました!! 【参加者様の愛用ロッド】 ・連覇された五十嵐氏のロッド ブランクが銀箔の研ぎ出し、ガイド下が玉虫仕上げ。金では無く、あえて「銀箔」にするところが渋い!! ・五十嵐氏が受け取った昨年度の 優勝賞品(マイスターヴェルクSS) 一見ブラックベースに金箔かと思いきや、金箔の部分が研ぎ出し&玉虫加工してある(??)。渋さの中に華やかさを隠し持つ美しいカラー!! ・数釣り王だった木村氏のロッド 何かの表彰でゲットされたロッドだったと思いますが、幻竹竿で多用される金箔入りのガイド止め、ブランクは漆塗りの様な感じに仕上げられています。 ・隣席の吉田氏のロッド ブラウンを基調にしたブランク/ガイド止めが高級感を醸し出していて、そこに大きめの金箔/銀箔をあしらっていて、一言美しい!! ・手前味噌ですが、自分の愛竿 (インビクタマタイ255 T2) 基本的には幻竹竿ベースでガイド止めは最高峰の「極」に近い仕上げ。ガイド下はカタログにも掲載されていないオプションで、金箔の研ぎ出しに何か朱色に輝く雫を点在させています。末永く使いたいのでガイドフレームはオールチタンで、更にバットガイドをワンサイズ大きくLC16Mに変更して頂いています。 剛樹ロッドに対する相談やお求めの際は 詳しいスタッフが在籍しており、セール時には オトクな特典の対象になる「 つり具のブンブン」へ是非とも ご来店下さい。お待ちしております。 健司船長、仲乗りの優斗くん、タモ取り係で乗船された下本さん、そして同乗者の皆さま、難しい釣りになりましたが盛り上がりましたね。また次もよろしくです! 使用した釣具 釣竿 剛樹 インビクタマダイ T2 255(幻竹竿仕様) リール 21シーボーグ 300JL しかけ 多段テーパー、16m 道糸 オムニウム4号 ハリス フロロカーボン4号 エサ オキアミ
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厚木店の川口です。4月7日、西伊豆・土肥のとび島丸さん主催「真鯛釣りバトル13」の決勝戦に参加して来ましたので、乗っ込みマダイの現況を見通しと合わせてレポートさせて頂きます。
また、釣りバトル優勝者には剛樹の最新マダイロッドのマイスターヴェルク255の特別仕様が贈呈されますが、本人の許可を得て昨年度の優勝賞品や参加者様のロッド画像を掲載していますので、剛樹ファンの方は必見です!! (^_^;)
土肥港の集合場所には過去の優勝者を含む12名が集結。自分以外の11名は いずれもマダイに口を使わせる事に長けた実力者揃い。過去に10キロ超級のマダイを釣り上げているメンバーも数名いて、最大魚1枚の重量で競う決勝戦は誰が優勝してもおかしくない。
神憑り的なラストスパートで予選トップに輝いた木村氏が右舷ミヨシを選択、2位の宮下氏が左舷ミヨシ、4位になった内田氏が左舷トモ。6位の自分は右舷ミヨシ2番を選んで着座する。
6時過ぎに出船。港を出て直ぐの67mダチからスタート。今回も35mの高いタナ指示だったが底近くに群れていた反応がコマセを撒き始めた50m付近まで上がってきて捕食を開始。直ぐにでも誰かの竿が曲がりそうだったが1投目は予想外の空振り。
次の投入では木村氏にヒットするも、後検量0.5キロの小型で体色は真っ白。直ぐに生け簀に入れるも驚きの仮死状態。
原因は底潮と表層との水温差で、ここ2日間で予報以上に降った雨が深層水に影響したのか、底近くは湧水で水潮になっている様子。
水潮はマダイの活性に影響して流し替えやポイント替えするも、反応に比例せずに良型マダイからのアタリは無く、今回も南下を開始。
しかし、先週はダメだった小下田沖の群れが大きくなっておりアタリが出て、1キロ前後の本命が数枚ほど船に入る。
宇久須の湾口付近は今ひとつも黄金崎沖では良型のイサキ混じりでアタリが出て、自分も完全ボウズを脱出。
11時少し前の干潮潮変わりの時合が近づき、船長は恋人岬下の好ポイントに移動。すると先週のフラッシュバックの様に内田氏に良型マダイがヒット!
今回も潮止まりバージョンの仕掛けに変更して着後のアタリで、危なげ無く後検量4.1キロのオスダイをゲット。一躍優勝候補に躍り出る。
その後は土肥の真沖に戻って良型狙いを継続。ポツポツと本命のヒットがあり、木村氏は3枚目のマダイをゲットするも全てキロ前後の美形。
すると干潮後の12時過ぎ、コマセに付いて離れてしまった群れの上に船を進めて着後の落とし込みでディフェンディング・チャンピオンの五十嵐氏にビッグヒット!
慎重なヤリトリの末にタモ取りされたのは目視では内田氏と同じくらいの長さのメスの大ダイ。果たして重さは??
その後もキロ前後のマダイが船に入り、僚船が小型2枚を含む船中4枚に沈む中、本船は木村氏が貫禄を見せての4枚。宮下氏、大竹氏、松本氏らが2枚ゲットでトータル14枚。
自分を含む5名は大型狙いに徹した結果、残念賞の本命ボウズでした。(泣)
特に上げ潮となる後半戦は、仕掛けがフケて棚引く「吹き上げ」と、塩分濃度の関係で比重が軽くなり仕掛けが縦糸(魚がラインを視認しやすくなると言われています)になりやすい「水潮」の相反する状態の中で、仕掛けのバランスを如何にアジャストさせるか難し過ぎて、燃え尽き白い灰になりました。(笑)
そして、優勝は内田氏なのか五十嵐氏なのか?
下船後の検量の結果、五十嵐氏のマダイは4.36キロ!!
お腹の中の卵の差で(笑)、五十嵐氏が今まで誰も成し得なかった連覇を達成するというドラマチックな結果と相成りました!!
探見丸に映し出された反応は先週のそれよりも明らかに濃く、太く、雨が降る前は2桁釣果も出ていた様なので、いわゆるXディも遠くは無いと思います。
探見丸には太すぎる反応も度々見ることが出来ましたので、自己記録更新を狙いたい方等にはオススメです。
また、コマセダイに自信のある方、腕試ししてみたい方、そしてオプションバリバリな剛樹ロッドをゲットしたい方は (笑)、今秋より開催される予定の「マダイ釣りバトル14」にチャレンジされてみては如何でしょうか!!
【速報】
4/10、船長より「昼までの段階で、トップ10枚」との連絡が入りました!!
【参加者様の愛用ロッド】
・連覇された五十嵐氏のロッド
ブランクが銀箔の研ぎ出し、ガイド下が玉虫仕上げ。金では無く、あえて「銀箔」にするところが渋い!!
・五十嵐氏が受け取った昨年度の
優勝賞品(マイスターヴェルクSS)
一見ブラックベースに金箔かと思いきや、金箔の部分が研ぎ出し&玉虫加工してある(??)。渋さの中に華やかさを隠し持つ美しいカラー!!
・数釣り王だった木村氏のロッド
何かの表彰でゲットされたロッドだったと思いますが、幻竹竿で多用される金箔入りのガイド止め、ブランクは漆塗りの様な感じに仕上げられています。
・隣席の吉田氏のロッド
ブラウンを基調にしたブランク/ガイド止めが高級感を醸し出していて、そこに大きめの金箔/銀箔をあしらっていて、一言美しい!!
・手前味噌ですが、自分の愛竿
(インビクタマタイ255 T2)
基本的には幻竹竿ベースでガイド止めは最高峰の「極」に近い仕上げ。ガイド下はカタログにも掲載されていないオプションで、金箔の研ぎ出しに何か朱色に輝く雫を点在させています。末永く使いたいのでガイドフレームはオールチタンで、更にバットガイドをワンサイズ大きくLC16Mに変更して頂いています。
剛樹ロッドに対する相談やお求めの際は 詳しいスタッフが在籍しており、セール時には オトクな特典の対象になる「 つり具のブンブン」へ是非とも ご来店下さい。お待ちしております。
健司船長、仲乗りの優斗くん、タモ取り係で乗船された下本さん、そして同乗者の皆さま、難しい釣りになりましたが盛り上がりましたね。また次もよろしくです!