春になって相模湾に濁り潮が入ってくると、深場の魚が浅いタナまで上がってきて釣り易くなって来る時期がそろそろやってきたようで、毎年行っている平塚の庄治郎丸さんでもスポットで出船するとのことなので「根魚五目」に行ってきました。出船告知があったので、事前に予約を入れていたのですが、当日は私1人だけだったのに出船していただけました。貸し切り状態です！

「根魚五目」はキンメダイやクロムツ、メダイなどの普段深海何百ｍもの深場にいる魚が、濁り潮のおかげで200ｍ台の浅場まで上がってくるので、それを胴突き仕掛けで狙うライト中深場釣りです。まだどのぐらいのタナで釣れるか、探り探りな状態とのことで、今回は何度も移動して180ｍ～280ｍぐらいと幅広い範囲のポイントを狙っていきました。全くアタリがないポイントもありましたが、底から5～15ｍラインを探っていくとポツリポツリとあたりもあり、クロムツ、シロムツ、ユメカサゴが釣れてきました。途中、キンメダイも掛かりましたが、取り込み寸前でポロリ。他にもハリスがすっぱり切られていたことも3回ほどあったので、スミヤキもいたのかもしれません。

釣果は微妙でしたが、まだ始まったばかりの釣りで出船もスポットなので、これからポイントも絞られてきて釣果も上がってくると思うので、状況を見てまた釣行したいと思います。

釣れたクロムツは炙りで食べましたが、脂がのっていて絶品でした。深場の美味しい魚が比較的浅いタナで釣れる根魚五目（ライト中深場）、皆さんもいかがですか？