2024.04.24 印刷する 青い海を呼ぶ男!? (西伊豆・土肥沖の乗っ込みマダイ) 魚種 マダイ サイズ 43 数 マダイ✕2匹(船中9名で18匹)、 イサキ✕2匹、 サバ✕9匹 釣り方 コマセ真鯛 場所 静岡県 天候 晴れ 釣り人 川口善仁 店舗 厚木店 釣行日 2024.04.19 コメント 厚木店の川口です。西伊豆・土肥のとび島丸さん主催「真鯛釣りバトル13」の決勝戦で本命がボウズだった自分は、返り討ちにならないよう仕掛けを改良して4月19日に再挑戦して来ました。 前日は船中10名で36匹、その前は21匹の釣果だったからか、当日はマダイ好きな釣り人が9名集合して予約順から釣り座を選ぶ。4番目の自分は舳先寄りで空いていた左舷ミヨシ2番に座るか、はたまた左右いずれかのトモに座るか悩んだが、あちこちギシギシいっている身体を労わる目的もあり右舷トモを選択。 6時30分に竿入れすると緩めだが潮はそこそこ流れている感じ。しかし低気圧が北上して通り過ぎた関係で、南の海域にあった澄み潮を引き込んでしまった様で海面は真っ青。 「川口さんが来ると青い潮を連れて来ちゃうよね!?」と、船長のコメント。決勝戦の際も確かに海は青かったけれども、そのアナウンスは笑えない! (笑) 食い渋りの予感がしたが、前回の悪いイメージを引きずらない様に頭を切り替えて持ち竿で誘い続ける。すると空腹に負けたマダイが口を使って左舷ミヨシ氏が船中第一号をゲット。 またもや潮上を選んでしまったかと思いきや、次の流しの際に船長指示でタナを3m低くする際、ジワジワ焦らしながら落とし込むと本命らしきアタリが到来。 ハリの掛かり具合が心配なので魚の抵抗に合わせた丁寧なヤリトリに努めて1.5キロ弱のマダイをゲット! 落し込みで食ったので下バリに掛かっているものと思いきや、フッキングしたのは上のハリ。 探見丸に映る反応は下バリの辺りが濃かったが、食い気のある個体はコマセの中に突っ込んでいる事を確認。既存の2本バリ仕掛けをベースに、決勝戦の際に得た情報を反映した事が結果に繋がり報われる。 探見丸に映るマダイの反応はコマセを捕食して上下に動いており活性は悪く無い。ゆえに以降も順調に釣れるかもと思ったのも束の間、産卵を迎えて乗っ込んでいたサバがマダイポイントで回遊を始めてしまう。 サバが小型化する中、あまり見かけなくなった40センチ超えの特大サイズも3割前後混じるため、ドラグをフルロックして電動リールのフルスロットルで巻き上げてもオマツリしてしまう。 自分がキープした中の最大サイズはエラや内臓を取り除いた状態で800グラム超。そのままだったならば1キロ弱だったかも。 スーパーのサバも昨今は1匹400〜600円で売られており、このサイズならば1千円超えは確実。というかこのサイズを食卓に上げられるのは釣り人の特権。 結果的に9匹を持ち帰ったが、半数は40センチ前後の立派なサイズで知人へのシェア分も含んで十分な釣果となる。 さて、マダイ釣りはサバを避けるためポイントをずらして流したり、探索した反応に当てて流したりするが、口を使わないか、もしくはサバが回って来てしまうかでアタリが遠い。 それでもサバの居ない南下したポイントで高ダナを探り、何とかマダイに口を使わせる事が出来たが500グラム級の小型で肩透かしを食らった感じ。 マダイのアタリが戻ってきたのは11時過ぎ。干潮後の上げ潮で海底近くの汚れが吹き上げられ、食いダナ辺りが良い感じで濁ったのかサバの邪魔が減る。 但し、この日は吹き上げの度合いがキツく結果的に3キロ弱を含み3匹ゲットしたS氏は仕掛けのチモト付近に大きめのガン玉を付けて、付けエサの姿勢をマダイが捕食しやすい形でキープする事でアタリを量産。6ヒットだったがチモトのガン玉によってフッキングが甘くなる傾向が出るのかバラシも3発。(^_^;)(^_^;) また、状況が多少良くなったとは言えポイントが限られてしまう状態には変わりなく、船長はマダイが飽食してしまわない様に攻略方法を工夫。その結果もあって船中でもミヨシ寄り、左舷を中心にボツボツアタリが出る。 自分も強めの吹き上げに対応した工夫を施すも好調だった左舷とは何かが異なりアタリを出す事ができず、定刻の15時にタイムアップ。 船中釣果は3キロ弱を頭に9名で18匹。ポイントを熟知した船長による攻略プランの組み立てと操船技術に因り、この状況下でも平均2匹まで釣果を引き上げる事に成功。 たとえ条件が厳しくなって釣果が伸びずとも、その時のベスト解を沖上がりの直前まで探そうとしてくれる船長の取り組み、行動に感謝の1日でした。 自宅から港までの距離が遠くても、シーズン中は土肥港通いを続けたいと思います。 健司船長、仲乗りの優斗くんと谷やん、そして同乗者の皆さま、お疲れ様でした。次もまたよろしくです! 使用した釣具 釣竿 剛樹 インビクタマダイ T1 235 リール 22シーボーグ 200JL しかけ 吹き流し3段テーパー2本バリ、15m 道糸 PE4号✕150m ハリス フロロカーボン4号 エサ オキアミ
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厚木店の川口です。西伊豆・土肥のとび島丸さん主催「真鯛釣りバトル13」の決勝戦で本命がボウズだった自分は、返り討ちにならないよう仕掛けを改良して4月19日に再挑戦して来ました。
前日は船中10名で36匹、その前は21匹の釣果だったからか、当日はマダイ好きな釣り人が9名集合して予約順から釣り座を選ぶ。4番目の自分は舳先寄りで空いていた左舷ミヨシ2番に座るか、はたまた左右いずれかのトモに座るか悩んだが、あちこちギシギシいっている身体を労わる目的もあり右舷トモを選択。
6時30分に竿入れすると緩めだが潮はそこそこ流れている感じ。しかし低気圧が北上して通り過ぎた関係で、南の海域にあった澄み潮を引き込んでしまった様で海面は真っ青。
「川口さんが来ると青い潮を連れて来ちゃうよね!?」と、船長のコメント。決勝戦の際も確かに海は青かったけれども、そのアナウンスは笑えない! (笑)
食い渋りの予感がしたが、前回の悪いイメージを引きずらない様に頭を切り替えて持ち竿で誘い続ける。すると空腹に負けたマダイが口を使って左舷ミヨシ氏が船中第一号をゲット。
またもや潮上を選んでしまったかと思いきや、次の流しの際に船長指示でタナを3m低くする際、ジワジワ焦らしながら落とし込むと本命らしきアタリが到来。
ハリの掛かり具合が心配なので魚の抵抗に合わせた丁寧なヤリトリに努めて1.5キロ弱のマダイをゲット! 落し込みで食ったので下バリに掛かっているものと思いきや、フッキングしたのは上のハリ。
探見丸に映る反応は下バリの辺りが濃かったが、食い気のある個体はコマセの中に突っ込んでいる事を確認。既存の2本バリ仕掛けをベースに、決勝戦の際に得た情報を反映した事が結果に繋がり報われる。
探見丸に映るマダイの反応はコマセを捕食して上下に動いており活性は悪く無い。ゆえに以降も順調に釣れるかもと思ったのも束の間、産卵を迎えて乗っ込んでいたサバがマダイポイントで回遊を始めてしまう。
サバが小型化する中、あまり見かけなくなった40センチ超えの特大サイズも3割前後混じるため、ドラグをフルロックして電動リールのフルスロットルで巻き上げてもオマツリしてしまう。
自分がキープした中の最大サイズはエラや内臓を取り除いた状態で800グラム超。そのままだったならば1キロ弱だったかも。
スーパーのサバも昨今は1匹400〜600円で売られており、このサイズならば1千円超えは確実。というかこのサイズを食卓に上げられるのは釣り人の特権。
結果的に9匹を持ち帰ったが、半数は40センチ前後の立派なサイズで知人へのシェア分も含んで十分な釣果となる。
さて、マダイ釣りはサバを避けるためポイントをずらして流したり、探索した反応に当てて流したりするが、口を使わないか、もしくはサバが回って来てしまうかでアタリが遠い。
それでもサバの居ない南下したポイントで高ダナを探り、何とかマダイに口を使わせる事が出来たが500グラム級の小型で肩透かしを食らった感じ。
マダイのアタリが戻ってきたのは11時過ぎ。干潮後の上げ潮で海底近くの汚れが吹き上げられ、食いダナ辺りが良い感じで濁ったのかサバの邪魔が減る。
但し、この日は吹き上げの度合いがキツく結果的に3キロ弱を含み3匹ゲットしたS氏は仕掛けのチモト付近に大きめのガン玉を付けて、付けエサの姿勢をマダイが捕食しやすい形でキープする事でアタリを量産。6ヒットだったがチモトのガン玉によってフッキングが甘くなる傾向が出るのかバラシも3発。(^_^;)(^_^;)
また、状況が多少良くなったとは言えポイントが限られてしまう状態には変わりなく、船長はマダイが飽食してしまわない様に攻略方法を工夫。その結果もあって船中でもミヨシ寄り、左舷を中心にボツボツアタリが出る。
自分も強めの吹き上げに対応した工夫を施すも好調だった左舷とは何かが異なりアタリを出す事ができず、定刻の15時にタイムアップ。
船中釣果は3キロ弱を頭に9名で18匹。ポイントを熟知した船長による攻略プランの組み立てと操船技術に因り、この状況下でも平均2匹まで釣果を引き上げる事に成功。
たとえ条件が厳しくなって釣果が伸びずとも、その時のベスト解を沖上がりの直前まで探そうとしてくれる船長の取り組み、行動に感謝の1日でした。
自宅から港までの距離が遠くても、シーズン中は土肥港通いを続けたいと思います。
健司船長、仲乗りの優斗くんと谷やん、そして同乗者の皆さま、お疲れ様でした。次もまたよろしくです!