2024.05.21 印刷する まったり楽しむ中深海釣りは小田原沖で!! 魚種 キンメダイ サイズ 46 数 キンメダイ✕1匹(船中0〜1匹) スミヤキ✕1匹(船中1〜3匹) シロムツ✕4匹(船中4〜8匹) クロムツ✕0匹(船中0〜1匹) その他、ユメカサゴやオキギスなど 釣り方 中深海 場所 神奈川県 天候 晴れ 釣り人 川口善仁 店舗 厚木店 釣行日 2024.05.15 コメント 厚木店の川口です。土肥沖のコマセダイや活きイワシ泳がせのカサゴ・ハタなど終始手持ち誘いの釣りが続き、トドメのアカムツは時合の間のみでしたが200号オモリでの手持ち誘い・・・・結果的に利き腕の右手は疲労が蓄積してなかなか回復せず。 という事で釣況は微妙でしたが、置き竿でまったりと根魚(中深海)釣りが楽しめる小田原港・平安丸さんにお世話になって来ました。 5月15日の午前2時頃に船宿に到着。事前予約をしていないため、宿のシャッターに貼ってある舟形に名前を記入する。どの様な空き具合かと思ったが右舷トモ以外はフリーなので左舷トモを確保。 しかし、受付を開始した頃合いをみて船宿に戻ってみると3人目の老紳士氏がミヨシを取らずに自分の隣席に名前を記入。両側のミヨシは空いていたのでスペースの確保、および船長の操船に配慮して自分は左舷ミヨシへの移動を決める。 そうして3名のエサ釣り師を乗せた第5平安丸は午前5時過ぎに河岸払い。10分強の米神沖辺りで反応を探る。 5月に入ってからの相模湾は黒潮の関係か濁り潮が一掃されてしまい、特に中深海釣りは澄み潮に苦戦を強いられていたが海面を覗いてみると水色は緑色っぽくて悪くない感じ。 潮流の方向や流速を念入りに確認した後、5時30分頃にミヨシから順番に投入の合図が出る。水深は260m程度で緩い駆け上がりとの事で、着底後にイトフケを取った状態でオモリが底から3m程度切る様にする。 期待の第1投は小さなアタリでハリ掛かりせず空振りに終わるも、次の投入では底付近で出たアタリをフッキングに繋げて追い食いを待つ。 しかし次のアタリは出ずに巻き上げると一番下のハリに小型のシロムツ。左舷トモ氏は同型のシロムツとオモリから出した枝バリにリリースサイズのユメカサゴ。 その後はアタリが出ずに江之浦港を望むポイントに移動して再開。潮色は悪く無く底ダチも良いペースで変わるので潮流れも問題無さそう。 ここ1〜2ヶ月の釣況ではキンメダイの食いが思わしく無かったため底付近を主体に探っていたが、もしかすると本命のクロムツも含めて浮いているかもしれないと想定。 そこでオモリが15mほど底を切るタナまで仕掛けを上げて、そこから段階的に1.5m間隔でスプールを緩めては押さえ落とし込みを始めると、3回ほど落とし込んだタイミングで明確なアタリが出る。 ハリスを緩めない様にしながら少しずつ巻き上げて追い食いを待つ。そうしてオモリが底から20mを切ったタイミングで巻き上げ開始。シロムツとは異なる引き込みを楽しみながらスロースピードで道糸の回収を終え、仕掛けを手繰ると下から3番目のハリに付いていたのは35センチ位のキンメダイ! 残念ながら追い食いは無かったが、2つに分けて食べても夕飯の一品になる型なので喜びもひとしお。以降の流しは集中して2匹目、3匹目を置き竿での誘いで狙うが竿先に反応は出ずに場所替えとなる。 次のポイントは真鶴・三ツ石沖。先ずは北寄りの260mダチで様子を見るもアタリは左舷トモ氏のツノザメのみ。 船長はサメを避けるため370mダチに移動。するとリールのレバー操作による底からの誘い上げで明確なアタリが到来。しっかりとハリ掛かりした様なので追い食いを期待してのスローな誘いを続けた後にリーリングを開始。 良型のキンメダイやクロムツを期待するも下バリに掛かっていたのは46センチのスミヤキ(クロシビカマス)。左舷トモ氏は一荷で掛かっており、幹糸を切られない様に細心の注意を払いながら取り込む。 今度こそ流し替えでの連チャンを期待するも、誰の竿先にもアタリは出ずに船長も困り顔。(^_^;)(^_^;) 少々、粘ってみるもアタリは出ずに少し南下した260mダチで再開。するとトモ側でアタリが出た様で巻き上げ開始。左舷トモはシロムツの一荷だった様だが、右舷トモは5点掛けだった様子。 自分は単発に終わるも潮上に遡っての再投入では追い食いに成功してシロムツの3点掛けを達成。右舷トモでは船中唯一のクロムツも顔を出した様子。 この流しも3回目にはアタリが出ずに移動し、北上した江之浦沖の深みでラストの流しになるとのアナウンス。 水深370mでの大流しだったが左舷トモ氏のオモリから出した枝バリに小型のユメカサゴが食ったのみで沖上がりを迎える。 直近の釣果と同様、もう少しアタリが欲しい状態だったが凪の海で、あまり肩と腕に力を入れずとも釣りを楽しめたので良い一日でした。 尚、サメ被害ですが両ドモがそれぞれ3回ずつのヒットで対応に手間を取られる中、自分はノーヒット。釣り座のせいかもしれませんが、両ドモよりも長めの捨て糸とタナ取りで比較的高いタナをせめていたのが良かったのか、もしくはシンプルな仕掛けを選んだのが良かったのかもしれません。 仕掛けは蛍光玉、マシュマロボール、ルミックスダンサー等を付けずに2センチ程度のケイムラチューブでチモト補強したのみの仕様でした。 ご参考まで。 【今後の見通し】 小田原沖の中深海釣りは周年狙えますが、夏季を除く3シーズンが良く、特に鍋が美味しい時期がベストシーズンだと思います。自分のスタイルやペースで釣りを楽しみたい方にオススメです! つり具のブンブン厚木店では 中深場釣りに対応したロッドや電動リール、仕掛けやアイテム類を取り揃えております。また、効果的な誘い方や当日の詳しい話は お店で聞いて頂ければ幸いです。 長文になってしまいすみませんでしたが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。 使用した釣具 釣竿 ダイワ リーディングネライ H200 リール シマノ フォースマスター3000 しかけ 胴突き10本バリ 道糸 PE4号✕500m ハリス 8号(幹糸12号) エサ サバの短冊、ホタルイカ
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厚木店の川口です。土肥沖のコマセダイや活きイワシ泳がせのカサゴ・ハタなど終始手持ち誘いの釣りが続き、トドメのアカムツは時合の間のみでしたが200号オモリでの手持ち誘い・・・・結果的に利き腕の右手は疲労が蓄積してなかなか回復せず。
という事で釣況は微妙でしたが、置き竿でまったりと根魚(中深海)釣りが楽しめる小田原港・平安丸さんにお世話になって来ました。
5月15日の午前2時頃に船宿に到着。事前予約をしていないため、宿のシャッターに貼ってある舟形に名前を記入する。どの様な空き具合かと思ったが右舷トモ以外はフリーなので左舷トモを確保。
しかし、受付を開始した頃合いをみて船宿に戻ってみると3人目の老紳士氏がミヨシを取らずに自分の隣席に名前を記入。両側のミヨシは空いていたのでスペースの確保、および船長の操船に配慮して自分は左舷ミヨシへの移動を決める。
そうして3名のエサ釣り師を乗せた第5平安丸は午前5時過ぎに河岸払い。10分強の米神沖辺りで反応を探る。
5月に入ってからの相模湾は黒潮の関係か濁り潮が一掃されてしまい、特に中深海釣りは澄み潮に苦戦を強いられていたが海面を覗いてみると水色は緑色っぽくて悪くない感じ。
潮流の方向や流速を念入りに確認した後、5時30分頃にミヨシから順番に投入の合図が出る。水深は260m程度で緩い駆け上がりとの事で、着底後にイトフケを取った状態でオモリが底から3m程度切る様にする。
期待の第1投は小さなアタリでハリ掛かりせず空振りに終わるも、次の投入では底付近で出たアタリをフッキングに繋げて追い食いを待つ。
しかし次のアタリは出ずに巻き上げると一番下のハリに小型のシロムツ。左舷トモ氏は同型のシロムツとオモリから出した枝バリにリリースサイズのユメカサゴ。
その後はアタリが出ずに江之浦港を望むポイントに移動して再開。潮色は悪く無く底ダチも良いペースで変わるので潮流れも問題無さそう。
ここ1〜2ヶ月の釣況ではキンメダイの食いが思わしく無かったため底付近を主体に探っていたが、もしかすると本命のクロムツも含めて浮いているかもしれないと想定。
そこでオモリが15mほど底を切るタナまで仕掛けを上げて、そこから段階的に1.5m間隔でスプールを緩めては押さえ落とし込みを始めると、3回ほど落とし込んだタイミングで明確なアタリが出る。
ハリスを緩めない様にしながら少しずつ巻き上げて追い食いを待つ。そうしてオモリが底から20mを切ったタイミングで巻き上げ開始。シロムツとは異なる引き込みを楽しみながらスロースピードで道糸の回収を終え、仕掛けを手繰ると下から3番目のハリに付いていたのは35センチ位のキンメダイ!
残念ながら追い食いは無かったが、2つに分けて食べても夕飯の一品になる型なので喜びもひとしお。以降の流しは集中して2匹目、3匹目を置き竿での誘いで狙うが竿先に反応は出ずに場所替えとなる。
次のポイントは真鶴・三ツ石沖。先ずは北寄りの260mダチで様子を見るもアタリは左舷トモ氏のツノザメのみ。
船長はサメを避けるため370mダチに移動。するとリールのレバー操作による底からの誘い上げで明確なアタリが到来。しっかりとハリ掛かりした様なので追い食いを期待してのスローな誘いを続けた後にリーリングを開始。
良型のキンメダイやクロムツを期待するも下バリに掛かっていたのは46センチのスミヤキ(クロシビカマス)。左舷トモ氏は一荷で掛かっており、幹糸を切られない様に細心の注意を払いながら取り込む。
今度こそ流し替えでの連チャンを期待するも、誰の竿先にもアタリは出ずに船長も困り顔。(^_^;)(^_^;)
少々、粘ってみるもアタリは出ずに少し南下した260mダチで再開。するとトモ側でアタリが出た様で巻き上げ開始。左舷トモはシロムツの一荷だった様だが、右舷トモは5点掛けだった様子。
自分は単発に終わるも潮上に遡っての再投入では追い食いに成功してシロムツの3点掛けを達成。右舷トモでは船中唯一のクロムツも顔を出した様子。
この流しも3回目にはアタリが出ずに移動し、北上した江之浦沖の深みでラストの流しになるとのアナウンス。
水深370mでの大流しだったが左舷トモ氏のオモリから出した枝バリに小型のユメカサゴが食ったのみで沖上がりを迎える。
直近の釣果と同様、もう少しアタリが欲しい状態だったが凪の海で、あまり肩と腕に力を入れずとも釣りを楽しめたので良い一日でした。
尚、サメ被害ですが両ドモがそれぞれ3回ずつのヒットで対応に手間を取られる中、自分はノーヒット。釣り座のせいかもしれませんが、両ドモよりも長めの捨て糸とタナ取りで比較的高いタナをせめていたのが良かったのか、もしくはシンプルな仕掛けを選んだのが良かったのかもしれません。
仕掛けは蛍光玉、マシュマロボール、ルミックスダンサー等を付けずに2センチ程度のケイムラチューブでチモト補強したのみの仕様でした。
ご参考まで。
【今後の見通し】
小田原沖の中深海釣りは周年狙えますが、夏季を除く3シーズンが良く、特に鍋が美味しい時期がベストシーズンだと思います。自分のスタイルやペースで釣りを楽しみたい方にオススメです!
つり具のブンブン厚木店では 中深場釣りに対応したロッドや電動リール、仕掛けやアイテム類を取り揃えております。また、効果的な誘い方や当日の詳しい話は お店で聞いて頂ければ幸いです。
長文になってしまいすみませんでしたが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。