30センチ超のアカハタいくつ獲れるか!?
使用した釣具
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- 釣竿
- ダイワ リーディング スリルゲーム H-225・Y / リーディング H-200
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- リール
- シマノ エンゲツ 151HG / グラップラー151HG
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- しかけ
- 胴突き2本バリ
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- 道糸
- PE2号
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- ハリス
- フロロカーボン4〜5号✕幹糸7号
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- エサ
- 活きイワシ、サバの短冊、ホタルイカ
コメント
厚木店の川口です。今週は単独釣行で茅ヶ崎・烏帽子岩周りのハタ・カサゴ&ヒラメ狙いです。先週、ビッグヒット/バイトを5、6回くらい全てミスしてしまい、1匹も船に入らずという地べたを這いずる様な釣果(笑) だったのでキッチリと作戦を立て直してのチャレンジです。
作戦①:前回は既存の自作仕掛けをリメイクして、活きエサを付ける上バリが20〜25センチと短かったので35センチ程度に伸ばす。
作戦②:海底の状態の正確な把握&タイムラグの発生しない根掛かり対応を重視するあまり、昨年よりも硬めのロッドを多用していたが、食い込みを重視して昨年使っていた少し柔らかめのロッド(リーディング スリルゲーム H-225・Y)に戻してみる。
はてさて、この施策案は功を奏するのか、否か・・・・・(笑)(笑)
6月13日、茅ヶ崎・沖右衛門丸さんのカサゴ五目乗合は真夏日予報のせいか4隅が埋まる程度の大名釣り。長期予報では南寄りの風だったので右舷トモを確保したが、どうなる事やら。
第10沖右衛門丸を操船する桑山船長は定刻よりも前に河岸払い。いつものイワシ釣りは1時間も掛からずに終了して・・・のつもりが予想をはるかに上回る澄み潮でビックリ。
カタクチイワシも澄み潮に驚いているのか反応は30〜50mに出ていて、先週よりも3倍くらい深いため半端ないくらいに手返しが悪い。
こういう場合はフォールレバーが有効で、船長指示の範囲(概ね15〜20m)の間はスローに仕掛けが落ちる様にするとイワシが食うとフォールが止められる。
そして、アタリの出たタナで追い食いさせてハリ数分のイワシを掛けると効率良くエサを確保する事が可能となる。
そうして何とか1時間くらいでバケツ2杯分の40匹程度を確保したが、イワシの数が伸びない方がいる様子。そのためイワシを確保できた人からヒラメ狙いを始めるようアナウンスが入る。
すると間もなく左舷トモの方がキロ級のヒラメをゲット。自分にもアタリがあるが食い込まずにイワシだけ抜かれてしまう。流し替えの直後に左舷トモの方がソゲ級ながらも2枚目をゲット。
こうなると自分も何とかせねばとカサゴ用の胴突き仕掛けの下バリにも活きイワシを付けて投入。すると待ち望んでいたアタリが来て駆け引き開始。
3回ほど強めの引きがあった後、イワシが抵抗する様を演出して少しだけ竿を立ててみると更に強い込みがあり、アワせてみると見事にフッキング。
抵抗は強く無かったが大事にゆっくりとリーリングすると水面下にソゲ級だがヒラメが姿を現して無事にネットイン。
その後は左舷ミヨシでヒラメが取り込まれ、続いて左舷トモが3枚目をゲット。しかし、10時を過ぎた頃より潮が緩んでしまったのかアタリが遠くなって、残り3時間を残してカサゴ、ハタ狙いに切り替えとなる。
一投目はキャストしたら烏帽子岩に届きそうな磯際からスタート。澄み潮の影響が心配されたが、先週ほどでは無いものの朝の状態とは変わって暗めの濁り潮となっており期待が持てそう。
するといきなりのアタリ。引き味からして型は悪く無い様で根に潜ろうとするが、何とか引き剥がしてヤリトリを楽しむ。水面を割ったのは30センチ級のアカハタで幸先が良い。
すると今季5回目の釣行のうち一番の活性の高さでアタリが続き、カサゴ主体に烏帽子岩の真沖のみで5匹を確保。水温が20度を超えて安定しているのが良い影響を与えているものと思われる。
その後も烏帽子岩周辺の浅場(10〜25m程度)の根周りをピンポイントで攻めながら小移動を続けるパターンで拾い釣りして、1時間を経過した段階で早くもツ抜けを達成!
そんな中、投入直後にイワシが暴れたのでオモリを一時的に着底&ステイさせると思惑通りのアタリ。少しだけ食い込ませてアワせると今日イチの重量感がバットに伝わる。
引き込みは強烈で根際に張り付かれてしまったが、ここは勝負時と判断してソリッドパワーを活かして力比べ。すると何とか根を離せたもののゴンゴンと頭を振る感じで強い抵抗を続ける。
フックアウトを防ぐため何度か巻き上げる手を止めて引き込みを交わしながら浮かせてくると水面下に大型のアカハタが姿を現す。手際よく船長がタモ入れしてくれたのは後検量37センチの大型。先ずは1匹だがリベンジ成功!!
以降もアタリが途絶える事は無く、朝の不安な感じは何処吹く風の様な状態。ポイントによっては4連発などもあって絶好調でした。
結果的に30センチを超えるアカハタは2匹、そのうち35センチを上回るのは1匹だけでしたが良型のバラシやミスバイトは無かったし、リリース4匹を含めるとハタ・カサゴは正味3時間で23匹釣れたので十二分な釣果となりました。
沖右衛門丸10号船の桑山船長、同乗者の皆さま、お疲れ様でした。
【今後の見通し】
カタクチイワシが浅場で回遊するのは例年7月の半ば頃までとの事で、最盛期になると水深10〜25m程度の浅場を攻めます。イワシの回遊が無くなった後は、サバ等の身エサを使った釣り方となると思います。
つり具のブンブン厚木店では浅場の根魚やヒラメ釣りに対応した竿やリール、仕掛け類を豊富に取り揃えており、仕掛けは特設コーナーで纏めてお求め頂けますので、是非とも ご来店願います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。