中深海釣りのリベンジできず、ヒラメ狙い!
使用した釣具
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- 釣竿
- シマノ ミッドゲームCI4+ タイプ73H220 / ライトゲームCI4+ タイプ73 MH225 / エキサイトゲームCI4+ 73 HH195
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- リール
- ダイワ 23シーボーグ 400JL / レオブリッツ S500JP / シマノ グラップラー 151HG
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- しかけ
- 吹き流し4本バリ、胴突き2本バリ、ヒラメの誘導式孫バリ仕掛け
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- 道糸
- PE4号
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- エサ
- サバの短冊、活きイワシ
コメント
厚木店の川口です。先週、トップは15匹を揃えたものの、自分は5匹に留まってしまった相模湾・瀬の海のクロムツ。以前から予約していた平塚・優神丸さんの仕立はクロムツのツ抜けを目指して調整していましたが急激に潮が澄んでしまったため、船長とメンバーで相談して活きイワシの泳がせタックルも持ち込む事にしました。
6月15日、仕立船メンバーで厚木店のお客様О様は右舷トモ、G様は右舷ミヨシ、釣友のK氏が左舷トモ。自分は左舷ミヨシに着座して午前4時半頃に須賀港を出船。
先ずは航程20分強の瀬の海でクロムツ、大アジ狙い。先週よりも陽が短くなった様で往路の途中で日の出となり海面の水色を見てみるが、先週とは比べようも無いくらいに青く澄んでいるので不安感が増す。
水深150mより始める旨のアナウンスの後、合図が出て一斉に吹き流し仕掛けを投入。着底後はユメカサゴ等に食われてしまわない程度のインターバルを取ってから仕掛けの長さプラス2〜8mの間を探る。
すると仲乗りで竿を出していた梅さんとG氏にアタリがあった模様でリーリング開始。期待と不安の混じる時間を経て船に取り込まれたのは残念ながらサバ。
船長は流し替えの度に概ね30m程度深いポイントを探っていくと低めのタナを探っていたО氏が中型のオニカサゴをゲット!
同じく低めのタナ狙いのK氏には良型らしきアタリがあるもツノザメで残念賞。
こんなペースだが幹事の自分は何かしら釣れて欲しいと考えていると240mダチを流した際に梅さんが小振りだがキンメダイをダブルでゲット。
アタリは底から12mで出たというので自分も近辺を探るとコツンとアタるもハリ掛かりしなかったので、先週の結果を反映した軽めの仕掛けを用意。間もなく仕掛けを回収する合図が出たので、仕掛けもチェンジしてみる。
そうして350mまで探索するもアタるのはシロムツ、ユメカサゴやドンコのみで9時を過ぎて船長もギブアップ。
軽めの仕掛けは10mを超える底取りでもテンビンやリールのラインなどと絡んでしまう事は無く、クロムツこそ掛からなかったが次に繋がりそうな感触を得られたので晩秋より開幕する来季が楽しみになった。
そうして岸寄りの55mダチに移動。カタクチイワシのタナは一昨日と変わらず40〜55mの底付近。それでも6本バリに3〜6匹は付いてくるのでイワシを釣りながらヒラメ狙いの仕掛けも並行して投入する。
イワシは時折、10mほど急激に浮いてくると船長が言うので期待もあったがヒラメ狙いはイワシを何者かに咥えられたのみで本格的な泳がせポイントへ移動となる。
10分弱ほど東へ船を走らせた根回りで泳がせ釣りをスタート。自分はエキサイトゲームに電動リールをセットしてヒラメ狙いは置き竿。2本目はカサゴ仕掛けをセットして手持ちでヒラメや根魚を狙う作戦。
すると手持ちのカサゴ仕掛けにアタリが出て少し食い込ませた後にアワせるとなかなかの引き。も、底から5mほど離した際にフックアウト。イワシのままМHクラスのライトゲームロッドを使っていたのでフッキングが甘かったかもしれない。
気を取り直して再投入すると直ぐ様アタリが到来。今度は更に食わせの時間をおいてから大アワセすると先ほどと同じくらいの引き込みで25センチくらいのカサゴをゲット。
次のポイントは平塚と大磯の境に位置する花水川の河口沖。イワシの反応に当てる感じの投入で流していると置き竿のヒラメ仕掛けにアタリ。
しっかりと食い込ませてからアワせるも乗らず、再度 底ダチを取ると大きなアタリが出るもまたもや乗らず、静かになってしまったので仕掛けを回収するとイワシは親子ズバリと孫バリを交わす感じでズルズルになっており、ハリ掛かりしなかったのが不思議なくらいの感じ。
次は観測塔と相模川河口の間を流すもアタリは出ずに相模川河口沖へ移動。するとしばらくしてО氏にアタってフッキング。待望のヒラメが姿を見せて無事に船に入る。
撮影後、自席に戻るとG氏にもアタリがあったが乗らなかったとの事で自分の仕掛けもチェックすると、なんとヒラメ仕掛けとカサゴ仕掛けの両方のイワシに歯型というか咥えた痕が残っており、仕方が無いとはいえ釣れないケースの流れに乗っかってしまった感じ。
その後は流し替えするもアタリは無く昼過ぎに沖上がり。
船中4名でヒラメが1匹、オニカサゴが1匹、カサゴが1匹、シロムツが0〜2匹、ドンコが0〜2匹という貧果に終わってしまったが自然が相手なので如何ともし難く、メンバーの皆様には一昨日釣ったソゲやアカハタ、カサゴを7匹ずつお持ち帰り頂きました。
相模湾奥の中深海釣りは一部の船宿さんでスミヤキ、オニカサゴやアラが釣れていますが、本格的なキンメダイやクロムツ狙いは11月、ないし12月からが本番になると思います。
今季、クロムツは40センチ超の良型は釣れませんでしたがツ抜けた事もあり、アカムツは9戦して8勝1敗だったので良い結果が残せたと思います。
【タックルと仕掛け】
オモリ150号を背負わせられる2m前後で、誘いやすい先調子のロッド。あまり硬めのものはオススメできません。
潮流によっては400m近くまでラインが出ることも多々あるので、PE4号を500m程度は巻いておくと安心です。シマノ製ならば3000番、ダイワ製ならば500番の電動リールで対応できます。
仕掛けは吹き流し3〜4本バリでハリスが5〜6号を50センチ前後、幹糸は6〜8号。胴付きならば3~5本バリ。ハリス6〜8号、幹糸12~14号が良いと思います。
つり具のブンブン厚木店では 中深場釣りに対応したロッドや電動リール、仕掛けやアイテム類を取り揃えております。また、効果的な誘い方や当日の詳しい話は お店で聞いて頂ければ幸いです。