2024.06.24 印刷する 駿河湾・石花海の激うまイサキ 魚種 イサギ/イサキ サイズ 37 数 イサキ✕13匹(船中7〜21匹) サバ(40センチ前後)✕3匹 釣り方 ☆その他船釣り 場所 静岡県 天候 曇り時々晴れ スタッフ 川口善仁 店舗 厚木店 釣行日 2024.06.20 コメント 厚木店の川口です。前回、駿河湾・石花海の大ダイ狙いでは裏本命として激うまイサキをゲットするつもりでしたが釣れず、6月20日に専門船が出るというのでチャレンジして来ました。 「石花海」は駿河湾の中西部に位置し、水深1900mから最浅部32mまで一気に駆け上がる「海中の高山」であり、プランクトンが集まる好漁場として知られています。石花海のイサキは脂が乗って背鰭の付け根が黄色っぽい35センチ前後の良型が揃う事で知られています。 イサキ乗合のメンバーは午前3時30分に土肥港に集合。予約順5番の自分は暑くなる昼前からは日陰になる可能性のある右舷トモに着座。右舷4名、左舷3名の布陣で4時頃に出船。土肥から大瀬崎、更に遠景には富士山もシルエットを見せて心が洗われる様な感じ。 石花海方面での釣りに際しては各自の釣り座にタックルやクーラーを持ち込んだ後、着替えを持って光触媒コーティングで抗菌された船室のベッドに入って仮眠を取ることが可能。帰りも仮眠を取る事が可能だが、ベッドに入る際は着替えてからとなる。 石花海への到着は概ね5時半過ぎ。船長のアナウンスで支度を始めて竿入れの合図を待つ。外洋に近い海域なので潮は澄み気味だが、どうなる事やら。(^_^;) そうして暫くは群れの状態を確認した後、期待の第一投は50mダチで指示ダナは30m。仕掛けの長さは5〜6ヒロ(7.5〜9m)で反応の濃い中に付けエサが入っているものと想定されるが竿を曲げたのは若干名だった様子。 更にポイントによってはワラサが居座っていてコマセに集まったイサキを散らしてしまう事もあり、ワラサは左舷を中心に船中3匹。右舷の自分にもアタるが残念ながら枝バリに食ってしまい、回転ビーズからハリスが抜けてヤリトリも出来ずじまいに終わる。 その後も群れによっては口を使うが、産卵期真っ只中で神経質になっているのかコマセビシを嫌ってソナーの外側まで逃げてしまう群れも有りで厳しい感じ。 それでも食えば35センチ前後の良型ばかりなので釣り応えは十分。自分にもポツポツアタって折り返しの9時半までに5匹。 ツ抜けは厳しいかとも思っていたが、昼前の干潮(の時合)に近付くと活性が高くなった群れに当たって、それまでは雰囲気も無かった追い食いしての一荷釣りもあって楽しさ倍増。 更にマダイの活性も上がり、探見丸にもはっきりと魚影が映し出されたタイミングで大きめのアタリがあるもフッキングせず。 反対にサバやソーダガツオが廻ってしまいハリ掛かりしたイサキが抜けてしまったり、オマツリで仕掛けがグチャグチャになる事もあったが沖上がりの13時まで1時間を残した時点でツ抜けはクリア。 さらなる追釣を目指しているとイサキのアタリが到来。追い食いモードに移って2匹目もヒット。そして3匹目のヒットを目指していると何やら大きな何かがヒット。 マダイやワラサの様な突っ走る様な引きでは無く重厚な感じもサメでも無く、引き込んだりリフト出来たりを繰り返すもヤリトリの途中でロッドに伝わっていた重量感が消える。 仕掛けを回収してみるとハリにはざっくりとキズが付いたイサキが付いており、咥えただけで途中で離してしまった様子。この時期、イサキを狙ってクエ(モロコ)が食うことも多く魚探には反応が映っていたそうなので、その中でも小型(5〜6キロくらい)のクエが食いついたのでは無いかとの事だった。 そうして色々なイベントも含めて楽しめたイサキ狙いも13時の沖上がりを迎え、右舷は13〜21匹。左舷は7〜14匹と数に偏りは出たものの型が良いだけに舌鼓を打つのには十分な釣果となりました。 自分の最大は37センチで大台には届きませんでしたが、刺身用に皮を引く際、包丁が脂でベッタリ動かしづらいくらいで十二分に期待に応えてくれる「上物(じょうもの)」でした。 条件が良ければ30〜40匹釣れて、40Lのクーラーボックスでは窮屈になっていまう事もありますので、チャレンジしてみては如何でしょうか? つり具のブンブン厚木店ではイサキやマダイに対応した竿やリール、仕掛け類も豊富に取り揃えております。 最後までお付き合い頂きありがとうございました。 使用した釣具 釣竿 剛樹 インビクタマダイ T1 235 / シマノ エキサイトゲームCI4+ 73 HH195 リール ダイワ 21シーボーグ 300JL ダイワ 22シーボーグ 200JL しかけ 吹き流し4本バリ 道糸 PE4号 ハリス フロロカーボン4号・全長8m エサ オキアミ
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厚木店の川口です。前回、駿河湾・石花海の大ダイ狙いでは裏本命として激うまイサキをゲットするつもりでしたが釣れず、6月20日に専門船が出るというのでチャレンジして来ました。
「石花海」は駿河湾の中西部に位置し、水深1900mから最浅部32mまで一気に駆け上がる「海中の高山」であり、プランクトンが集まる好漁場として知られています。石花海のイサキは脂が乗って背鰭の付け根が黄色っぽい35センチ前後の良型が揃う事で知られています。
イサキ乗合のメンバーは午前3時30分に土肥港に集合。予約順5番の自分は暑くなる昼前からは日陰になる可能性のある右舷トモに着座。右舷4名、左舷3名の布陣で4時頃に出船。土肥から大瀬崎、更に遠景には富士山もシルエットを見せて心が洗われる様な感じ。
石花海方面での釣りに際しては各自の釣り座にタックルやクーラーを持ち込んだ後、着替えを持って光触媒コーティングで抗菌された船室のベッドに入って仮眠を取ることが可能。帰りも仮眠を取る事が可能だが、ベッドに入る際は着替えてからとなる。
石花海への到着は概ね5時半過ぎ。船長のアナウンスで支度を始めて竿入れの合図を待つ。外洋に近い海域なので潮は澄み気味だが、どうなる事やら。(^_^;)
そうして暫くは群れの状態を確認した後、期待の第一投は50mダチで指示ダナは30m。仕掛けの長さは5〜6ヒロ(7.5〜9m)で反応の濃い中に付けエサが入っているものと想定されるが竿を曲げたのは若干名だった様子。
更にポイントによってはワラサが居座っていてコマセに集まったイサキを散らしてしまう事もあり、ワラサは左舷を中心に船中3匹。右舷の自分にもアタるが残念ながら枝バリに食ってしまい、回転ビーズからハリスが抜けてヤリトリも出来ずじまいに終わる。
その後も群れによっては口を使うが、産卵期真っ只中で神経質になっているのかコマセビシを嫌ってソナーの外側まで逃げてしまう群れも有りで厳しい感じ。
それでも食えば35センチ前後の良型ばかりなので釣り応えは十分。自分にもポツポツアタって折り返しの9時半までに5匹。
ツ抜けは厳しいかとも思っていたが、昼前の干潮(の時合)に近付くと活性が高くなった群れに当たって、それまでは雰囲気も無かった追い食いしての一荷釣りもあって楽しさ倍増。
更にマダイの活性も上がり、探見丸にもはっきりと魚影が映し出されたタイミングで大きめのアタリがあるもフッキングせず。
反対にサバやソーダガツオが廻ってしまいハリ掛かりしたイサキが抜けてしまったり、オマツリで仕掛けがグチャグチャになる事もあったが沖上がりの13時まで1時間を残した時点でツ抜けはクリア。
さらなる追釣を目指しているとイサキのアタリが到来。追い食いモードに移って2匹目もヒット。そして3匹目のヒットを目指していると何やら大きな何かがヒット。
マダイやワラサの様な突っ走る様な引きでは無く重厚な感じもサメでも無く、引き込んだりリフト出来たりを繰り返すもヤリトリの途中でロッドに伝わっていた重量感が消える。
仕掛けを回収してみるとハリにはざっくりとキズが付いたイサキが付いており、咥えただけで途中で離してしまった様子。この時期、イサキを狙ってクエ(モロコ)が食うことも多く魚探には反応が映っていたそうなので、その中でも小型(5〜6キロくらい)のクエが食いついたのでは無いかとの事だった。
そうして色々なイベントも含めて楽しめたイサキ狙いも13時の沖上がりを迎え、右舷は13〜21匹。左舷は7〜14匹と数に偏りは出たものの型が良いだけに舌鼓を打つのには十分な釣果となりました。
自分の最大は37センチで大台には届きませんでしたが、刺身用に皮を引く際、包丁が脂でベッタリ動かしづらいくらいで十二分に期待に応えてくれる「上物(じょうもの)」でした。
条件が良ければ30〜40匹釣れて、40Lのクーラーボックスでは窮屈になっていまう事もありますので、チャレンジしてみては如何でしょうか?
つり具のブンブン厚木店ではイサキやマダイに対応した竿やリール、仕掛け類も豊富に取り揃えております。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。