あっぱれ竿頭!
使用した釣具
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- 釣竿
- セフィアXチューンB605L-GS、ゲーム炎月S610MH
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- リール
- バルケッタ201HG、ステラ3000MHGDH(2500Sスプール)
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- ルアー
- メタラー25号、TG服部20号、EZスリム、ダートマックス2.5(シャローチューン)、エギ王K2.5(シャローチューン)、スピードメタルエギドロッパー1.8、出雲デスフォール
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- しかけ
- 自作エステル3号誘導式(イカメタル用、オモリグ用)
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- 道糸
- PE0.4、0.5
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- ハリス
- エステル3号
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- その他
- オモリグ20~30号
コメント
こんばんは、名古屋小牧店の碇山(いかりやま)です。
今回は夏の夜遊び…イカメタルです!
日中の釣りが暑すぎて厳しくなってくる時期…そこで人気の夜の釣り、そしてみんな大好きあって困らないイカを狙って食材確保です。
関西でのイカメタルも久しぶりなので楽しみにして福井へ。
今回お世話になったのは以前から何度かお世話になった敦賀の泰丸さんで、船が何隻かあり、乗船したのはアクションズ。
今年イカメタルデビューした椎谷くん(奥)と、今回が初挑戦の梶川くん(手間)の3名でイカメタル勝負です。
また今回はいつも自作している仕掛け、最近はエステル感度重視ので作成。さらに今回は編み込み誘導式でエダスの長さを替えれるものをイカメタル用とオモリグ用でそれぞれ自作して試してみました。
市販品ではがまかつやカツイチ等から販売されてますのでそちらを使ってみるのもアリです。
沖合いに出て開始の時間を待つ…
釣れ始めるのは暗くなって灯りに魚やイカが寄り出してから…まずはボトム付近から探り、徐々に棚を探り当てて行くのがパターンです。
いかに棚を探り当て、反応のある棚をみんなで共有し連鎖を狙うのが数を稼ぐ近道です。
潮が早く足元に入っていく潮…まずは25号からスタートしオマツリに注意しながら探っていきます。
暗くなりライトが点灯、さあこれからです。しかしなかなか最初のアタリが出ないまま底から棚を探り当てる地道で長い作業…それならと、タックルをチェンジ。
オモリグでボトムから広範囲をスピーディーに探る作成へ。
25号のオモリでキャストするが、やはり足元へ入る潮で仕掛けが手前に寄るのでオモリグには難しい状況か?ボトムから中層まで誘って来た所で違和感…アワセると来ました!
オモリグで釣れると釣られて?何故か周りの人もオモリグをやり出す…
なんとなく棚が分かって来たのと、表層に浮遊するゴミか多くなってきたので、キャストするオモリグはやりにくいので、今度はイカメタルに戻し棚を探っていく。
先程釣れた中層60m付近から徐々に上の棚を探っていく。
40mラインでヒットがあったようで、棚を合わせ誘う…小さなアタリを拾ってヒット!
周りの人を観察して、釣れてる人の棚…もし分からなければフォール時間やラインのカラーでも判断出来ます。また釣れてる人の動かし方やヒットカラー、ドロッパーにヒットしてるのか?メタルにヒットしてるのか?でも棚の微調整の参考にもなります。
棚が分かれば後は付近を集中的に狙いさらに細かく棚の微調整、そしてスッテやカラー、動かし方も調整していく。
当日は釣れている人を見ると明らかにオレンジ系と定番の赤緑にヒットが集中していたのでそれをメインにローテーションしていきます。
そしてイカメタル初挑戦の梶川くんにも待望のヒット!
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上手くハマると3連チャンでヒットする事もあったが、同じ棚でみんなが釣れると場が荒れる事もあるので少し下を狙うと反応が良かったり、深い棚を探りに行ったり、逆に浅棚、船の真下の影等様々なパターンでイカの反応を拾っていく。
ポツリポツリ拾っていき、10杯クリアしたところで、釣れる棚も結構バラバラだったのと、漂流するゴミも減って来たので、再びオモリグで棚を広く探っていく作戦に。
足元に入る潮でキャストしてもかなり手前に寄って来てしまうが、逆にコレを利用して、エギを足元~船下の影に送り込んでいく。これが良かったのか?好調にオモリグで数を稼ぐ。
そして釣られてオモリグを再開した椎谷くんと梶川くんもオモリグにハマる。
アタリは取りにくいが、来たらデカイサイズも期待出来るオモリグ。
今でこそ専用タックルやオモリグ用のエギが多く出てますが、お試しでやってみるなら他のタックルでも可能で、ティップランやキャスティングタイラバ、スーパーライトジギングロッド等…100g前後のオモリをキャストしシャクるのでもはやジギングです。硬めの竿ならキャストはしやすいが、アタリは取りにくく、ただでさえアタリが取りにくい釣りなので、キャストのしやすさや、シャクリやすさ、アタリの取りやすさ…等考えるとやはり専用竿ですね。
エギも専用のゆっくり沈むタイプのエギが多くラインナップされてます。が、僕はアオリイカ用を流用したり、オモリを削って軽量化した物も使い、よく釣れますね。
オモリグがハマりさらに10杯程追加したところで、そろそろ残り時間も少なくなってきた後半戦。最後は灯りも減らし一気に棚が浮く時間になる。そうなると浅棚狙いが良くなるのでオモリグは不利か?
そこで最後の一手はイカメタルタックルに、仕掛けを編み込み誘導のエダスを極限まで長くした仕様…つまりオモリグ仕様にしてしまい、スッテも20号以下の軽めにして浅棚狙いに。
これでカウンターリールで正確に棚を狙え、ロングリーダーのオモリグ仕様でエギを足元、船影の真下に流し込む作戦に。
これでスピニングのオモリグよりも各自に棚を狙えるので再現性も高く、アタリも取りやすくノリもいい。棚の上げ下げも調整しやすいのでこれでラストスパートです。
棚は20mよりも浅めメインですが、浅い時は10mより上、5mでもヒットあり。
また実は穴場になっている船のギリギリが狙い目。船縁の影の中を釣るイメージで穂先も船縁ギリギリを攻めるとここに結構イカが潜んでいる、そしてこんな浅いところに?って棚でも釣れるので船の影、真下は1度狙って見る価値ありです。
後ろの方の人が30杯近く釣ってる…との情報があり、ここはまだチャンスありか?と船縁パターンで手返し重視で数を稼ぐ!終了間際にも気合いの1杯を滑り込みで釣り上げ31杯目を確保!
どうやら船中31杯がトップで2名で並んだようで怒涛の追い上げ滑り込みで見事竿頭!
あっぱれ竿頭
ステッカーを頂きました!
状況に合わせて前半、中盤、後半と狙い方を変えて行ったのが大成功。小さな情報を集め試行錯誤し、作戦を組み立てて行き、それがハマると最高に楽しいですね。
ようやく本格的に盛り上がってきたイカメタル。初心者でも簡単に釣りやすいですが、ちょっとしたことで釣果に差が出る奥の深さも魅力でハマること間違いなしの釣り。お土産で持って帰っても大人気のイカは釣ってよし、上げてよし、食べてよしと、もういい事しかないイカメタルやるしか無いですね。