2024.08.13 印刷する 久しぶりの海上釣り堀 魚種 マダイ ブリ/メジロ/ワラサ/ハマチ/イナダ/ツバス/ワカシ 数 鯛4枚、青物1枚 釣り方 海上釣り堀 場所 三重県 釣り人 厨 宏樹 店舗 関西 郡山店 釣行日 2024.08.08 コメント こんにちは。奈良郡山店の厨(くりや)です。 今回は久しぶりに海上釣り堀。南伊勢の辦屋さんへお世話になっていってきました。 郡山店のスタッフは釣り堀好きなスタッフが多いのでチョロチョロみんなでいっていたのですが今回はそこに僕も混ぜてもらってきました。 今までいった経験から釣り堀の釣りはけっこう難しい。 数をたくさん釣ろうと思えば、いろんなことで差が出る釣り。 大会やトーナメントも近年は行われ、各釣り堀単位での小さな大会から関西釣り堀キングバトルのような約半年くらいの長期間に渡って行われる大きな大会もあり、年々盛りあがりを見せる釣り堀。 自分自身は釣り堀いくのが3回目。なんとなくイメージは出来上がっていました。 朝早めに集合して現地の高速道路出口付近にあるエサ屋さんでエサを調達。 辦屋さんへの集合は5時45分です。船にのり釣り堀へ渡ります。 今まで2回いったことがあるときはシーバスロッドやジギングロッドなどを流用していましたが、今回は釣り堀用の装備をいくらか整えました。 まずは竿。いろいろ迷いましたが自分的に1番しっくりきたのはダイワさんの小継せとうち2-33 釣り堀専用竿ではないですが、かなり安価で自分のイメージにぴったりだったのでこれを選びました。 リールは使っていなかったバルケッタがあったのでフロロ2.5号を道糸としタル付き錘の1号に市販の釣り堀糸付き針を何種類か用意しておきます。 みんな迷う活き餌装備ですが今回のこの猛暑でも、この2つは弱らずばっちりでした。せっかく用意した活き餌が使う前に弱ったらダメですしね。 今年アユ釣り用で買った、ダイワのオトリ缶GX2000をアジ用として用意。みんなでアジ10匹を用意していましたが、20匹以上でも問題なさそうです。もし弱ればオトリ缶なので水につけて水を循環させられるので、海に落とさないようしっかりつければ、スカリ代わりにもなる、優れもの。アジバケツより水温もあがりにくいので最強です。 もうひとつはダイワのクールラインα10リットル。やっぱり発泡スチロールむき出しのものでは、冬場はよいかも知れませんが、この暑さでは厳しいです。 クールラインαのクールボックスは保冷力ばっちり。終了の間際までエビがピチピチでした。 釣り堀で最近は並継竿が出ておりますが、自分は振り出しを用意。 なんといっても釣り堀はやっぱり朝渡った後が勝負!振り出しなら仕掛けをほとんどセットしてある状態で渡れるので、それだけで1~2枚は他の人と差が出ます。 今回は竿に道糸を通しタル付きおもりまでつけておきます。 あとは釣り堀用の糸付き針がスナップ式なのでスナップを錘につけて餌をつけるだけ。 渡って数分で釣りを始められます。予備の竿とかの細かい用意はいったんあたりが止まりだしてからで十分。まずは最速で仕掛けを投下しましょう。 仕掛けを落とす前にタナ取り錘で落としたい場所の水深を確認。僕の竿下で6.3メートルでした。 ちゃんと設定したカウンター付きリールを使うと水深把握がばっちりでやりやすい。 潮の満ち引きで水深も変わっていくので根掛かりしたり、あたりがなくなればタナ取り錘でまた水深を計っていきます。 底から30センチ上の6.0くらいでスタート。釣り堀の仕掛けは2.5号ハリスの針がグレ針7号。道糸が2.5なのでそれに合わせた仕掛けを使います。 すぐにダンゴ餌であたりさい先よく鯛をゲット。朝イチはやっぱりあたります。 しかし朝のラッシュはこの日勢い全然なく1匹釣れたあとはほとんど沈黙。 鯛の放流が入り、みんなポツポツ。ここでほとんど全員が鯛1枚か2枚釣れた状態。 青物の放流が入るもまったくヒットがなく、みんな鰹の内臓を使って、釣りをすると鯛がヒットしています。 自分も鰹の内臓にするとあたりは出るが針がついている皮だけが残り内臓・身の部分は食べられる展開が続く。 そこであたりがでたら1分くらいクラッチを切ってフリーにして食い込ませる。 完全に居食いのような感じで1分まっても違和感は続くが反転してはしりだしたりしないので、竿で聞いてみると、ようやく食い込んでいたみたい。 しかし針を飲まれていたのでチモト切れ。 この感じでは反転させて口にかかるもなく、まったく合わせるタイミングがわからないので、飲ませて釣るのをイメージし、仕掛けをハリス5号の仕掛けに変更します。 こんなあたりで口にかけるのは難しいので太ハリス仕掛け。同じタナを狙うと投入直後からあたり。さっきとおんなじようなあたり。 さっき飲まれたので今度は30秒くらいで竿で聞いてみるとまだ食い込んでなかったのか離してしまいました。 同じタナで誘いをいれるとまたあたり。今度は1分待ってきいてみるとかかった。 予想通り針は飲まれていましたが5号のハリスは切れません。30秒から1分の間くらいであわせたらよいのでしょうか? しかし違和感は伝わるもののまったく反転して持っていったりせずに動かずもぞもぞついばんでいるだけの感じで難しい。 パターンがつかんだのか鯛を連発で3枚。 前部鰹の内臓でヒット。他の餌は試しましたがダメでした。しかし前部まちすぎて飲まれました。 すると同じタナで根掛かりするようになったので潮位がかわり水深が変化したのかも。 またタナ取り錘でタナを取り直すと、錘の回収に青物が食った! 当然錘だけなので針はかかりませんが錘を一瞬飲み込みました。青物の活性があがったのかも? ちょうど鰹のエサがなくなったし、仕掛けもたまたま太い5号の仕掛けになっていたのでアジをつけてチャレンジ。 錘は1号で軽いが、貸し切り筏なので問題なし。(乗り合い筏では重たい錘でないとダメです) 投入してすぐにヒット。ハマチ大くらいの小型でしたが良かったです。 そのヒットでアジがなくなり鰹もなかったので他の餌を試すも同じタナを狙っても、まったく鰹以外はあたらないようです。 餌が偏っていたので難しい日でしたが楽しかったです。 テクニカルで面白い釣り堀。ルアーマンの人もたぶんはまります。 ぜひ皆さんもこの夏休みは釣り堀でいかがですか? 使用した釣具 釣竿 小継せとうち2_33 リール バルケッタ201HG しかけ カツイチ:必釣タイプ12-5、エビエサSP7-2.5、タル付きおもり1号 道糸 サンライン:シーエリア海上釣り堀フロロ2.5 エサ カイザー、アジ、鰹の内臓、その他いろいろ
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こんにちは。奈良郡山店の厨(くりや)です。
今回は久しぶりに海上釣り堀。南伊勢の辦屋さんへお世話になっていってきました。
郡山店のスタッフは釣り堀好きなスタッフが多いのでチョロチョロみんなでいっていたのですが今回はそこに僕も混ぜてもらってきました。
今までいった経験から釣り堀の釣りはけっこう難しい。
数をたくさん釣ろうと思えば、いろんなことで差が出る釣り。
大会やトーナメントも近年は行われ、各釣り堀単位での小さな大会から関西釣り堀キングバトルのような約半年くらいの長期間に渡って行われる大きな大会もあり、年々盛りあがりを見せる釣り堀。
自分自身は釣り堀いくのが3回目。なんとなくイメージは出来上がっていました。
朝早めに集合して現地の高速道路出口付近にあるエサ屋さんでエサを調達。
辦屋さんへの集合は5時45分です。船にのり釣り堀へ渡ります。
今まで2回いったことがあるときはシーバスロッドやジギングロッドなどを流用していましたが、今回は釣り堀用の装備をいくらか整えました。
まずは竿。いろいろ迷いましたが自分的に1番しっくりきたのはダイワさんの小継せとうち2-33
釣り堀専用竿ではないですが、かなり安価で自分のイメージにぴったりだったのでこれを選びました。
リールは使っていなかったバルケッタがあったのでフロロ2.5号を道糸としタル付き錘の1号に市販の釣り堀糸付き針を何種類か用意しておきます。
みんな迷う活き餌装備ですが今回のこの猛暑でも、この2つは弱らずばっちりでした。せっかく用意した活き餌が使う前に弱ったらダメですしね。
今年アユ釣り用で買った、ダイワのオトリ缶GX2000をアジ用として用意。みんなでアジ10匹を用意していましたが、20匹以上でも問題なさそうです。もし弱ればオトリ缶なので水につけて水を循環させられるので、海に落とさないようしっかりつければ、スカリ代わりにもなる、優れもの。アジバケツより水温もあがりにくいので最強です。
もうひとつはダイワのクールラインα10リットル。やっぱり発泡スチロールむき出しのものでは、冬場はよいかも知れませんが、この暑さでは厳しいです。
クールラインαのクールボックスは保冷力ばっちり。終了の間際までエビがピチピチでした。
釣り堀で最近は並継竿が出ておりますが、自分は振り出しを用意。
なんといっても釣り堀はやっぱり朝渡った後が勝負!振り出しなら仕掛けをほとんどセットしてある状態で渡れるので、それだけで1~2枚は他の人と差が出ます。
今回は竿に道糸を通しタル付きおもりまでつけておきます。
あとは釣り堀用の糸付き針がスナップ式なのでスナップを錘につけて餌をつけるだけ。
渡って数分で釣りを始められます。予備の竿とかの細かい用意はいったんあたりが止まりだしてからで十分。まずは最速で仕掛けを投下しましょう。
仕掛けを落とす前にタナ取り錘で落としたい場所の水深を確認。僕の竿下で6.3メートルでした。
ちゃんと設定したカウンター付きリールを使うと水深把握がばっちりでやりやすい。
潮の満ち引きで水深も変わっていくので根掛かりしたり、あたりがなくなればタナ取り錘でまた水深を計っていきます。
底から30センチ上の6.0くらいでスタート。釣り堀の仕掛けは2.5号ハリスの針がグレ針7号。道糸が2.5なのでそれに合わせた仕掛けを使います。
すぐにダンゴ餌であたりさい先よく鯛をゲット。朝イチはやっぱりあたります。
しかし朝のラッシュはこの日勢い全然なく1匹釣れたあとはほとんど沈黙。
鯛の放流が入り、みんなポツポツ。ここでほとんど全員が鯛1枚か2枚釣れた状態。
青物の放流が入るもまったくヒットがなく、みんな鰹の内臓を使って、釣りをすると鯛がヒットしています。
自分も鰹の内臓にするとあたりは出るが針がついている皮だけが残り内臓・身の部分は食べられる展開が続く。
そこであたりがでたら1分くらいクラッチを切ってフリーにして食い込ませる。
完全に居食いのような感じで1分まっても違和感は続くが反転してはしりだしたりしないので、竿で聞いてみると、ようやく食い込んでいたみたい。
しかし針を飲まれていたのでチモト切れ。
この感じでは反転させて口にかかるもなく、まったく合わせるタイミングがわからないので、飲ませて釣るのをイメージし、仕掛けをハリス5号の仕掛けに変更します。
こんなあたりで口にかけるのは難しいので太ハリス仕掛け。同じタナを狙うと投入直後からあたり。さっきとおんなじようなあたり。
さっき飲まれたので今度は30秒くらいで竿で聞いてみるとまだ食い込んでなかったのか離してしまいました。
同じタナで誘いをいれるとまたあたり。今度は1分待ってきいてみるとかかった。
予想通り針は飲まれていましたが5号のハリスは切れません。30秒から1分の間くらいであわせたらよいのでしょうか?
しかし違和感は伝わるもののまったく反転して持っていったりせずに動かずもぞもぞついばんでいるだけの感じで難しい。
パターンがつかんだのか鯛を連発で3枚。
前部鰹の内臓でヒット。他の餌は試しましたがダメでした。しかし前部まちすぎて飲まれました。
すると同じタナで根掛かりするようになったので潮位がかわり水深が変化したのかも。
またタナ取り錘でタナを取り直すと、錘の回収に青物が食った!
当然錘だけなので針はかかりませんが錘を一瞬飲み込みました。青物の活性があがったのかも?
ちょうど鰹のエサがなくなったし、仕掛けもたまたま太い5号の仕掛けになっていたのでアジをつけてチャレンジ。
錘は1号で軽いが、貸し切り筏なので問題なし。(乗り合い筏では重たい錘でないとダメです)
投入してすぐにヒット。ハマチ大くらいの小型でしたが良かったです。
そのヒットでアジがなくなり鰹もなかったので他の餌を試すも同じタナを狙っても、まったく鰹以外はあたらないようです。
餌が偏っていたので難しい日でしたが楽しかったです。
テクニカルで面白い釣り堀。ルアーマンの人もたぶんはまります。
ぜひ皆さんもこの夏休みは釣り堀でいかがですか?