初めてのボートキャスティング・ロック!!
使用した釣具
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- 釣竿
- アレス(宇崎日新) ドリームス 夢墨 ゼログラビティー704 / エバーグリーン ポセイドン スキッドロウ PSLS-74M
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- リール
- ダイワ 16セルテート 2510-H / 21カルディア FC LT2500S-XH
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- ルアー
- レイド フルスイング4インチ / デュオ ザ・ロック・グラブ 3.5〜5インチ / ダイワ ガブリシャッド 2.9インチ / 他
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- しかけ
- ジグヘッド28グラム程度
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- 道糸
- PE0.8〜1号
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- ハリス
- リーダー:16〜20ポンド
コメント
厚木店の川口です。前回の半夜クロムツ狙いに続いて「(自分にとって)初めての釣り」第2弾は厚木店お客様のS様にお誘い頂いて、オオモンハタ狙いのボートキャスティングゲームとなりました。
8月22日、2時半にS様、3時に厚木店スタッフの岩田さんをピックアップ。途中で十分な水分等を買い出しして沼津の内浦重須のレンタルボート原丸さんに到着したのは5時半過ぎ。魚探やタックルを早々に積み込んで6時くらいに出船。
自分は専用タックルの持ち合わせが無かったので、30グラム程度のジグヘッドに4インチ前後の重めのワームをセットしても無理なくキャスティング可能な全身4軸カーボンを纏った軽量ブランクのエギングロッド(Mクラス)を選択。
リールはエギングやシーバス用の2500〜3000番クラスにPE0.8〜1号、フロロカーボン16〜20ポンドのリーダーをセット。
S様よりオオモンハタの大型を狙うのならばワームは4〜5インチのシャッドテイル、アカハタならばカーリーテイルでも良いとのアドバイスを受けていたので前者を買い足し、後者は東京湾のカサゴゲームの際に入手したダイワのデュオのザ・ロック・グラブ等を使う事にする。
攻略プランは経験者のS様に一任してボート屋さん近くの堤防の沖からスタート。期待と不安が半々のファーストキャストだったが、なんとS様は着底後に早々のヒット! 続いて岩田さんも2投目でヒット!!
ともに事前に決めておいた25センチ未満だったので即時リリースもアタリの出なかった自分は得意(?)の検証モードに入る。
先ず気づいたのは岩田さんのノーマルギアのスピニングリールに対し自分はハイギアだったので2投目はリーリングスピードを抑えめにしてみるとフッキングこそしなかったが初バイトとなる。
3投目はアタリが出てからそのままチェイスしている感じがしたのでリーリングを止めて少しフォールさせるとガツンという感触の後に明確な重量感が伝わる。ファーストヒットゆえ丁寧に巻いてくるとリリースサイズながらも本命のオオモンハタが姿を見せてくれて感激!!
その後は概ねキャストの2回に1回はアタリが出て、更に50%程度の確率でフッキング。中にはキープサイズもいてお土産も確保。
するとロッドの曲がり方が明らかに異なるアタリが岩田さんに到来し、丁寧なヤリトリの後に水面下に35センチ超えのアカハタが姿を見せる。
そうしているうちに根から外れ、オオモンハタの大型は姿を見せなかったので次のポイントに移動。するとキープサイズの本命がパタパタと取り込まれる状態にS様が「いつもよりも平均的に型が良い」とコメント。
産卵後の体力回復をしているのか、回復が終わって活性が高い個体がベイトの多い浅場に入り込んでいるのか、特に水深20〜30mから10mを切るくらいに駆け上がるポイントではキャスト回数の概ね50%程度のバイトが出て驚かされる。
中には水深15mのポイントの水面下5m程度までチェイスして来てバイト、フッキングした個体もいて活性の高さには驚くばかり。
そうして養殖生け簀を設置していた跡が魚の付き場となっている様子が目視可能な浅場を流すと岩田さんが2匹目となる35センチアップのアカハタをゲット!!
自分も勝負どころと考えてレイドのフルスイング4インチを選び、根際を狙ってキャストすると着底後に巻き始めた瞬間にガツン!と、それまでとは明らかに異なる強烈なバイトが到来。
フッキングと同時に立ち上がって、更にロッドを頭上に持ち上げて根に入られない様にリーリングを続けると水面下に姿を見せたのは後検量35.5センチのアカハタで感激もひとしお。
以降は海岸線を大瀬崎方面にトレースする様に探って行き、リリース2〜3回に対し1回の割合でキープサイズのオオモンハタをゲット。
大瀬崎が近づいて雰囲気も実績的にも40センチ級の予感が増すが、悪いことに南西の風が回り込んでしまって波立つと共にボートが適度な範囲を超えて流されてしまう様になる。
そうして江梨港の先でギブアップして湾奥の少しでも風裏になるポイントを目指してリターン。淡島の脇からリスタートとなる。
急激なブレイクポイントを深い方にトレースするためリールを5回くらい巻いたら底ダチを取り直して反復させるパターンでバイトを誘発させる。すると3回目の巻きの際に思わず声が出てしまう様な当日一番のビッグバイトが到来!!
断続的に頭をガンガン振って抵抗する感じは間違いなく大型魚だったが水面まで5mを残したところでテンションが消えてフックアウト・・・・近日中のリベンジが決定となる。(笑)(笑)
その後は淡島の岸側や三津シーパラダイスの沖や内浦港の沖などを流して中小型主体にキャッチ&リリースを繰り返して15時頃に帰港。
ロックフィッシュゲーム好きを公言する岩田さんは35センチ超えのアカハタ(最大は38センチ)を3匹揃えて流石の一言。
オオモンハタのキープは岩田さんと自分の分を含めて14匹。自分はキープ分の3倍近くをリリース、岩田さんは3倍以上をリリースして数は大満足も40センチアップはキャッチできず、次回の予約をボート屋さんにお願いして帰途に着きました!! (笑)(笑)
ロックフィッシュのキャスティングゲームはタックルやリグのアイテムを自分自身で選ぶ範囲も多岐にわたり、更にリーリングするスピードやアクションの選択肢も多いため、アタリを出してフッキングさせる事がとても楽しく、いつもの自分の世界から一歩踏み出してみて大正解でした!!
また、アカハタは秘蔵のバターで焼いたら絶品!! オオモンハタは煮付けでバッチリ!! 更に久しぶりに干物も作ってみたので楽しみです!!
つり具のブンブン厚木店ではショア、オフショアを問わずロックフィッシュゲームに対応したロッドやリール、ルアー、小物類を豊富に取り揃えておりますので、是非とも ご来店願います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。