西伊豆・土肥沖のシマアジ、マダイで好釣果!!
使用した釣具
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- 釣竿
- 剛樹 インビクタマダイ T1 235
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- リール
- ダイワ 22シーボーグ 200JL
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- しかけ
- 吹き流し15m、3段テーパー
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- 道糸
- PE4号
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- ハリス
- フロロカーボン4号
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- エサ
- オキアミ
コメント
厚木店の川口です。先週に続いて西伊豆・土肥沖での落ちダイ狙いです。が、前回の翌日からキロ級主体にシマアジの様子が良くなり、竿頭はツ抜けする事もという活況で今回は何とかしてゲットしたいところです。
また、今回は西伊豆でのコマセマダイが初めてとなる厚木店スタッフの大谷くん、そもそもコマセマダイ釣りデビューとなる浦田くんのサポートというミッションもあります。
10月18日、シマアジ狙いのためマダイ乗合は通常よりも1時間早い5時に集合。予約順に釣り座を決めて、速攻で支度を整える。
我々は結果的に片舷5名ずつで右舷ミヨシから3名で並び、船酔いの心配がある大谷くんが胴の間、浦田くんがミヨシで自分が中に入る感じ。
そうして未だ暗いうちに出船してシマアジポイントで投入を開始。すると早くも船中ではアタリが出たとアナウンスが入る。
我々も手返し重視で投入を繰り返すと、浦ちゃんに待望のアタリが到来。取り込み時の口切れ対策として、引きが弱まるまではオマツリしづらい底付近でヤリトリして抵抗が弱まった頃合をみて巻き上げを始める。
そうして十数回ほどの引き込みを楽しんだ(耐えた?)のち、浦田くんが巻き上げを開始。マダイや他の青物とは異なり、口切れを防ぐためロッドの角度に注意しながらヤリトリしてコマセカゴを掴む。
ここでド直球でハリスを引っ張ると口切れするリスクが高まってしまうので、マグロの様に魚を回しながらタモに誘導して無事にネットイン!! 後検量1.3キロのシマアジを手中にする。(去年、良型をバラした体験が活きました)
次は自分の番と期待を込めて投入。するとコマセを撒いてタナを取るか取らないかというタイミングでロッドが押さえ込まれる。
浦田くんの時と同じ様にヤリトリして、1キロちょいのシマアジをゲット。
全体的に活性が高い様でシマアジのみならず、カンパチ、マダイ、イサキのみならず、エサ取りのウスバハギや小サバ、ムロアジ等もヒットしてくる。
自分にはシマアジよりも更に走り回る何者かがヒットして左舷側とオマツリ。バラシも覚悟したが、幸いハリ外し等にはならず船下に入っていた仕掛けを引き戻してハリスを手繰る。すると姿を見せたのは後検量2.1キロのカンパチで早くも五目釣りを達成。
そうして早々にお土産を確保した後、辺りが明るくなる頃にはアタリも一段落。この状況に船長はマダイ釣りへのシフトを宣言し、北上して風裏のポイントへ船を走らせる。
大谷くんはショゴ(カンパチの幼魚)をゲットするもシマアジからのアタリは無く、第2ラウンド以降に賭ける。(この日はポイントを休めながら、第3ラウンドまでやりました)
10分ほど走った60mダチで投入合図が出て、全長15mのコマセマダイ仕掛けを入れる。大谷くんも浦田くんも何とか投入出来た様だが、指示された水深までコマセカゴを沈めた直後からコマセを振り出したので、仕掛けが潮に馴染むまで10〜20秒ほど待つ様にアドバイス。
こうするとハリが自分のテンビンやコマセカゴに絡んでしまうのを防ぐ効果がある。
そうして35mの指示棚に対し自分は33mで待ち、コマセを捕食するために浮き上がって来たマダイがコマセに突っ込むタイミングを見計らって付けエサを反応の位置に合わせる様に少しずつ送り込む。
すると幸先良く一投目から教科書通りにアタリが到来!!突っ込んで止まっては、反転して再度突っ込むマダイ特有の引きを味わいながらのヤリトリで先ずは700グラムの本命をゲット!
この流しでは数枚の本命が船に入って流し替え。先週は澄み潮で流し替え時には反応しなかったマダイが、今回は1回目と同じ様にコマセに突っ込んで来る。
潮の澄み加減は同じ様な感じだが、曇天で小雨も飛んで来る様な陽気のせいで食いが良い感じ。
すると3回目の流しでミヨシの浦田くんがロッドを曲げてヤリトリ開始。型は小さめの様だがマダイ特有の引き込みを見せているので本命っぽい。ヤリトリ中はテンションが変わりづらいロッドの角度をキープしていて、既に諸々の事は教えなくても良い感じ。そうして600グラムの本命を手中にして、シマアジとで両手に花となる。
自分は食いダナから7mほど急上昇してきたヤル気のある反応に付けエサを合わせると速攻でアタリ。引きからするとマダイならばキロ上は楽勝と思いきや、水面下の姿を見せたのはショゴの一荷で苦笑。
そうして4回目の流しとなるとマダイの浮き上がりも鈍くなってきたので、良型が期待できる深場のポイントへ移動。
すると今度も教科書通りのパターンでロッドが引き込まれ、反射的にアワせを入れる。ガッチリとハリに乗った感じから、ヒットしたのはキロ上の本命と確信。十分に引きを楽しんでタモ入れされたのは、1.5キロの美形で笑いが止まらない。
一方でシマアジに続いてマダイでも沈黙の時が流れていた大谷くんにも待望のヒット。・・・したが、ヤリトリ中のロッドワークが悪く、アドバイスするも後の祭りで痛恨のバラシ。
マダイの引きは緩急の差が大きいので、ある程度以上はロッドを立てながら、引き込まれても、逆に浮いて来る際もテンションが緩んでしまわない角度をキープする事を伝えて再挑戦。そして、次のアタリでは伝えた角度を維持してのヤリトリで800グラムのマダイをゲット!!
春の剣崎沖でもバラシに泣いた様なので、初のコマセマダイとなり嬉しさもひとしおの様子。
そうして3名ともマダイを手中にしたタイミングで、シマアジの第2ラウンドがスタート。ここでは浦田くんがセンスの良さを発揮して2枚目のシマアジをゲット。
自分はイサキに好かれてしまったが、大谷くんが覚醒してシマアジをヒットさせ、まるでベテランかの様なヤリトリを見せて無事にタモ入れ完了。
これで3名とも数は多くは無いものの、本命のマダイとシマアジをゲットでき大満足!!
そして、切り替えてのマダイ狙いは土肥の真沖を休めるため、南下して宇久須や安良里沖の好ポイントを順に探って行く。
宇久須では自分に嬉しいメイチダイがヒットして9目釣り。大谷くんは2枚目のマダイをゲットする。
安良里沖の深場では濃い目の個体がコマセを捕食する様子が探見丸に映し出されていてドキドキするも、乗船者のビシダナが合わずにヒットまでは持ち込めず。
土肥沖に戻ってのマダイ狙いでは予報に無かった晴天&強風となってしまい、反応に反してリリースサイズ主体となってしまうも自分や浦田くんがキープサイズをゲットして、いよいよラストのシマアジ狙いに移行。
自分はまたもやイサキに好かれてしまうが、覚醒した大谷くんが2枚目のシマアジをゲットしたところで14時のストップフィッシングを迎える。
シマアジはアタリの半数以上をバラシてしまったため0〜3枚。船中10名で10枚の半分を我々でゲット出来ました!!
ちなみに3枚は中乗りの勇斗くんでした。
マダイは船中ボウズ無しの2〜5枚で船中26枚。最大サイズは自分の1.5キロで、後半から条件が悪くなったためか型は伸びませんでした。
結果的に出船前の不安感を吹き飛ばしてしまう様な釣果となりホッとしましたが、2名ともに自分なりのパターンでプロセスを考えて結果に繋げたのは流石のセンスの良さと感じました!!
シマアジの本番はこれからですし、マダイの型も次第に良くなってくると思いますので、機を見て再チャレンジしたいと思います。
尚、カンパチは小さ目ではありましたが、型の割には脂の乗りが良く美味しかったです!!
健司船長、中乗りの優斗くん、同乗者の皆さま、お疲れ様でした。
つり具のブンブン厚木店ではコマセマダイやシマアジに対応したロッドやリール、仕掛け類も豊富に取り揃えておりますので、ご来店をお待ちしております。最後までお付き合い頂きありがとうございました。