10月14日で一般の鮎の漁期が終了となった相模川ですが、漁期延長のための集計を行う特別採捕の登録を行っている人は10月末まで鮎釣りができます。ただし、特別採捕期間はアユルアーは不可で、年券も無効なので、毎回日券の購入と釣果報告が必要です。

毎年、特別採捕期間に入ると一気に釣り人が減って、今まで入れなかった場所にも入れるようになるので、昨年の特別採捕期間に入っていい思いをした昭和橋に早速入ることにしました。昭和橋はアユルアーができる最上流部で、通常漁期中は友釣り師が入るスペースがないほどアユルアーマンでいっぱいの人気ポイントですが、特別採捕期間はほとんど人が入りません。当日も先行者は2人だけ。

しかし、1年ぶりの昭和橋は昨年と大きく川相が変わっていました。以前はトロ場だったところが瀬になっていたり、川を切って対岸に渡れた場所が深くなって渡れなくなったり。しかも、以前はあんなにいた小鮎が全く見えず、食み跡も殆ど見当たりません。とりあえず、昨年爆釣したトロ場に入ってみましたが、全然反応なし。どこで釣れるか分からずあっちこっちウロウロしますが、最初の2時間は全く掛からず、オトリがバスに食いつかれて尻尾が半分嚙み千切られただけ。やっと1匹掛かるも後が続かず、1か所で複数釣れる場所が見つかりません。結局、16時までウロウロし続けるも釣果は3匹でした（泣）。水温も低くなり、鮎も産卵で川を下ってしまったようなので、これにて今季の鮎釣りもいよいよ終了となりそうです。