今シーズン一発目の磯グレ調査に南伊豆の中木地区重五郎屋さんに行ってきました。

まだ完全にはシーズンインしていない平日ということで、スルルーや底物、ルアーマンの方がほとんどでグレ狙いは私と当店のお客様の安達様の2人だけ。。。まあひとまずは様子を見てこようくらいな感じでしたが降ろしていただいた磯は名礁カツオ島！5月に良い思いをさせていただいた磯で嫌でもテンションは上がります！

船着きの表本場はルアーマンの方に譲り、私たちは反対側の山越へ。これがほんとに山を越えなければならないくらいにハードで荷物を持っての移動は一苦労。とりあえず運び終わって心拍が落ち着くまで10分休憩（笑）、その後仕掛け作りへ。

朝一は下りが結構な速さで流れており、まずは本流に乗せずに足元から。と1投目からヒット！で塩焼サイズのイサキが釣れてくれます。マキエを打つと同サイズのイサキが水面下1ヒロくらいのところで乱舞しており4～5匹連発で。次にマキエとずらして投入すると足の裏サイズから30ちょいの尾長がコンスタントに掛かります。

「さあこれからサイズアップを！」と思っていると潮が緩み喰いも極端に悪くなり、木っ端やイサキもあまり掛からなくなってしまいます。ハリを変えたりハリスを細くしたりと仕掛けをいじりながら頑張りますがなかなかサイズアップもせず。そうこうしている間に寄ってきてしまいました、奴が・・・そうです、今南伊豆エリアを苦しめているジョーズです。。。体長も目測で2ｍは超えています。とにかく掛かった魚はアイゴ、イズスミお構いなくすべて追い掛け回すのでゴリ巻きで取れる30ｃｍ前後までしか手元に残りません。やり取りが必要なサイズはすべて食い尽くされ。。。

13時ごろからサメの姿は消えてまともなフカセ釣りが出来ましたがサイズは結局上がらずで最大は安達様が釣られた口太の34ｃｍ。私は尾長の30ｃｍまでで、タカベが回ってきたり木っ端イズスミやアイゴ、はてはコバンザメまで（笑）とまだまだ秋磯な感じでした。とにかくサメが消えないとまともな釣りができないのでしばらくはサメの有無にアンテナを張っておかないといけません。次は11月下旬に出動予定です。