沼津ボートロック番外編はタイラバの独り勝ちで完結
使用した釣具
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- ロッド
- アレス(宇崎日新) ドリームス 夢墨 ゼログラビティー704 / エバーグリーン ポセイドン スキッドロウ PSLS-74M
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- リール
- ダイワ 23レグザ LT3000S-CXH / 19レグザ LT3000-CXH
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- ルアー(ワーム)
- レイドジャパン フルスイング4〜5インチ / エコギア バルト 4〜6インチ / ケイテック スイングインパクト 4.5インチ / イッセイ海太郎 旨ハタグラブ 3.8インチ / 他
コメント
厚木店の川口です。11月7日、相模湾でコマセキハダを予定していましたが、強めの北東風が吹く予報のため断念。
泳がせ釣りでのトラウト狙いが面白くなってきた芦ノ湖のワカサギや西伊豆や沼津湾内での代替え候補を検討。
その際、少し前に信州から熱海に居を移した20年来の友人の市瀬氏に声を掛けたところ合流オッケーとの事。
市瀬氏と相談した結果、沼津でのオオモンハタ&伊東港でのカマス狙いの2本立てで合意して、先ずはボートロックフィッシング(時期的に自分としては番外編扱い)に臨む事になりました。
午前5時過ぎに船外機付きボートを予約した西浦立保の丸高水産さんに到着。少し休んでからタックルを卸し、クーラーボックスに氷を積んで準備完了。
定刻の6時に受付、ボート代の支払いと乗船名簿への記載を済ませて乗船するボートを確認後、タックルを載せ、GPS付き魚探をセットして河岸払い。
風が強くなる前に大瀬崎禁漁区の手前のエリアを目指して一路ボートを走らせると7時前にはポイントに到着。
風の向きと潮流を確認するため本命エリアの少しだけ深めの30mダチにて、自分は40グラムのジグヘッドを使ったスイミング、市瀬氏はジャッカルのビンビンスイッチTG60グラム(タイラバ)で実釣を開始。
前回は潮がほとんど流れずに苦戦したため不安もあったが、それは一気に吹き飛んでしまい市瀬氏が始めたタイラバに良型の魚がヒットしてロッドが大きな弧を描く。
断続的に頭を振る引きはオオモンハタのそれに近いが、そうならば40センチ前後の良型である事は間違いなし。
ヤリトリの末、透明度の高い水面下に姿を見せたのは予想通りのオオモンハタ。市瀬氏は自己記録を大きく超える40センチ級をゲットして大満足の様子。
再投入の際、前回と段違いで潮が効いている事に気付いて流し替え。風向きと潮の速さを逆算して2流し目を開始すると驚くべき事に再び市瀬氏のロッドが締め込まれ、まるでフラッシュバックの様に同型のオオモンハタをゲット!!
その後も流し替えの度に1〜2回のヒットが続き、市瀬氏からは「タイラバで、こんなにアタリが出ることは滅多に無い」とのコメントも発せられる程の激アツ状態。
反して自分のスイミングにはバイトこそあるも活性の高かった時期とは違ってフッキングまでには至らず大苦戦。
そうして25mダチをメインに攻める筋ではオオモンハタのラッシュも一段落したため、少し深めの30mダチを流すとボートの軌跡も少し変わって等深線に沿って流れるパターンに変わる。
すると今季を通してバイトは少な目だった隣接するポイントで、タイラバが再度爆発してヒット連発。
25センチ前後はリリース、30センチオーバーをボートイケスに入れる様にしていると市瀬氏のロッドに大物がヒット!!ロッドは大きく弧を描くもリフトは難しく、ドラグからラインが引き出される。魚の走っている方向にボートを動かそうとした瞬間に無念のラインブレイク。
潮上に登って流し直すと一流し間を空けて、再び良型がヒットするもリフト可能な大きさで水面下に姿を見せたのは3匹目となる40センチ級の本命。
更に小振りだがマダイも2枚登場!!
次の流しからは市瀬氏のお言葉に甘えて、自分もビンビンスイッチとスカートをお借りしてタイラバを開始。
すると間もなくアタリが出てフッキングし、30センチ級のオオモンハタをゲット。更に同級を連発!!
そして市瀬氏が40センチ級をゲットしたポイントでロッドを押さえ込ませる様なビッグヒットが訪れるも、流用したボートロック仕様のロッドが硬くタメが効かず、ドラグも締め気味だった事もあってフックアウト。
気が付くと満潮の9時半を迎えていたが活性は衰えてしまう事は無く、潮止まりで何も起きなくなった前回とのギャップが激しい。
そうしてアタリが途絶える事が無かったため、予定していた10時を2時間も過ぎた12時頃に移動を開始。
10分ほど走って、先週48.5センチのオオモンハタをゲットした期待のポイントに到着。実績の出た25mダチと少し深めの30mダチを探るも、ここでは潮流れが全くと言って良いほど無く海からの贈り物も無し。
早々に見切りをつけて移動して、15時の沖上がりまで残すところ1時間半でアカハタポイントに到着。
水深25〜10mの駆け上がりを攻める旨を伝えたが、市瀬氏はタイラバを継続。するとこのポイントでもタイラバにヒットが集中して中型主体にアカハタが姿を見せる。
アカハタは40センチの実績も出て、最大クラスが潜んでいる事を市瀬氏に告げると自分に今日イチのバイトが出るもフッキングまでには至らす。
流し替えの際は市瀬氏にアタってロッドが大きく締め込まれる。アカハタの自己記録は30センチ程度と言っていたので、ゲット出来れば間違いなく記録更新となったが根に潜られてしまって頑として動かず。
ボートを潮上に戻してテンションをかけると根から剥がせてヤリトリ再開も間髪を入れずに根に再び潜られてしまい万事休す。
ヤリトリから35センチは余裕で超えていそうな感じでリベンジは次回以降のお楽しみとなってしまったが、市瀬氏は悔しさ半分、ビッグファイトの楽しさ半分の様子。
その後、ワームのサイズを落としてスイミングさせていた自分に後検量32センチのアカハタがヒット。無事にボートに取り込んだタイミングでアカハタポイントを後にする。
そうして丸高水産さんまでの航路上にある養殖イケス際の深みをタイラバで探って頂いてストップフィッシング。
魚探に反応が出た中層で何かがアタったようだが、フッキングまでには至らなかった。
終盤戦で厳しいと考えていた沼津湾内のボートロックゲームだが、もしかするとベイトが変わってワームを使ったスイミングやリフト&フォールでは反応が薄いだけで、別の手段を使えば未だ十分に楽しめるポテンシャルがあるのかもしれません。
ともあれ旧友には20匹程度のハタ族をキャッチして頂いて十分に楽しんでもらえた様で、無事に3回目の「船長さん」を務め上げる事が出来ました!!
つり具のブンブン厚木店ではショア、オフショアを問わずロックフィッシュゲームに対応したロッドやリール、ルアー、小物類を取り揃え、更にタイラバも特設コーナーを設けるなど力を入れておりますので、是非とも ご来店願います。
長文にも関わらず、最後までお付き合い頂き大変ありがとうございました。