2024.11.19 印刷する 西伊豆・土肥沖の落ちダイ、いよいよ本格化!! 魚種 マダイ サイズ 0.84kg 数 マダイ/7枚(1枚はリリース) 船中8名で19枚、最大は2.84kg イサキ/3匹 釣り方 コマセ真鯛 場所 静岡県 天候 曇り 釣り人 川口善仁 店舗 厚木店 釣行日 2024.11.16 コメント 厚木店の川口です。コマセマダイ釣りのホームグランドの西伊豆・土肥沖で落ちダイが本格的になり、乗合船が出船する度に3キロ前後が姿を見せて大型のバラシもあるとの事。 前回は本戦でボウズを食らってしまった、とび島丸主催「マタイ釣りバトル」の予選会もスタートしており、順位を上げる目的もあって11月16日に出掛けて来ました。 午前6時、とび島丸さんの集合場所に姿を見せたのは8名のコマセマダイフリーク。予報通りに強い北東風が吹いており、予約順が4番目の自分は風を背にして釣りが出来る左舷トモが空いていたので迷わず選択。 先ずはマダイ狙いからと勝手に思い込んでいたが、ここ数日は2キロ超級も数枚出て復調気味のシマアジから始めるとのアナウンスがあり慌てて仕掛けをチェンジ。 航程10分弱の近場で実釣がスタート。シマアジは早々に小型が船に取り込まれるも後が続かず、約1時間でマダイ狙いに変更。 土肥の真沖方向に戻った風裏の70mで投入合図が出て探見丸にはまずまずの反応が映るものの、風が不規則に回ってしまい船も一回転してオマツリ多発。 二流しするもマダイのアタリは出ずに仕方無く移動。風が強めに吹く90mダチでコマセを撒くとマダイが底付近から急上昇してスゴい反応になる。 そんな状況で船の魚探にはコマセをバクバク捕食しているマダイの反応が映っていると船長からのアナウンスがあるもののアタリの出方は今ひとつ。 こんな時は潮に乗って捕食しやすい姿勢になっているコマセのオキアミに比べて、付けエサのオキアミが異なる状態になっている場合が少なくない。 そんな場合の対策として多用している誘いはロッドを少し(シンカーが付いていないストレート仕掛けの場合は多めに)立ててハリスを張り、次にテンションを緩めて付けエサを潮に乗せてみる事だが、試してみると思惑通りの反転バイトが出る。 型はキロに届かない小型だったが、先ずはボウズを脱出すると共に予選会エントリー対象の3枚目をゲット出来てホッとする。そうして同じパターンでアタリを出して同型をキープすると、次の流しではコマセに対する反応が悪くなったので南下。 前回はコマセに対する反応が今ひとつだった小下田(恋人岬の下辺り)で再開すると、今回は段違いに反応が良くポツポツと船中でアタリが出る。 自分も反応(食いダナ)の上下をオキアミが浮いたり沈んだりする様を演出してみると、誘い上げた際に違和感があったのでアワセてみるとガッチリとフッキング。 マダイ特有の引き込みを味わいながらキロ弱の捌きやすいサイズをゲット。都合、2時間強で3枚は出来過ぎの感じもするが、土肥沖本来の「落ちダイ」のパターンと言えば特別な事では無い。 そうして宇久須の湾口ポイントは今ひとつも、ジオパークのひとつである黄金崎の沖ではショゴ(カンパチの幼魚)交じりで本命のマダイも姿を見せ、自分にもアタリが出るが小型のためリリース。 次は大型の期待が高い深場を攻めるも、ここではサバの猛攻に合い二流しでギブアップ。 そこで折り返しとなり、先ほど反応の良かった小下田沖を流すと探見丸にも活性の高そうな反応が映り、食いダナを境にしてマダイがコマセを追って上下動しているのが判る。 自分は朝から実績の出ている、反応のセンター付近で誘うパターンで攻めるがアタリは出ず、隣席のブンブンクラブメンバー豊島さんに良型がヒット!! 体力の強い個体なのか食わせた水深付近での攻防が続くが、豊島さんが愛竿の剛樹ロッドでためていなしていると徐々に巻き上げられる様になる。 曇り空を映した暗い海に白っぽい魚影が浮かんで来ると、次第にピンク色に変わっていって、後検量2.84キロの当日の最大魚が無事にタモに収まる。 ブンブンクラブメンバー(イオン相模原店)の豊島様 やっぱり浅めのタナだったかと後悔するも後の祭り。豊島さんはラス前の土肥沖でも2キロ弱のマダイをゲットして、まさに両手に花となる。 時間は13時半を過ぎて残り時間は1時間半ほど。土肥沖に戻る際にシマアジポイントを攻めるもイサキの活性が高まった様でパタパタと船に取り込まれる。 そんな中でハマフエフキダイや右舷ミヨシでは2キロジャストのマダイも姿を見せたとの事。自分にもイサキ以外のアタリが出るもヒットしたのは何とかキープ可能なギリギリサイズのマダイ。 ラストは反応が良かった土肥沖のポイントを流すも暗くなった空からの太陽光が少な過ぎるのか反応は食いダナまで上がって来ずに15時を迎えてタイムアップ。 本命のマダイは0.4〜2.84キロが0〜6枚(0枚の方はバラシ)、船中8名で19枚。自分は7ヒット7キャッチ、1リリースで数は纏められましたが最大魚でも1キロは超えずに今ひとつの結果。アタリ待ちの際のタナが低かったのだと思います。 他にはハナダイ、イサキ、ハマフエフキダイ等が混じってクーラーボックスが賑やかな方もいらっしゃいました。 今まで低調だったポイントでも反応が良くなり、探見丸に映った反応を見てワクワクしてしまう回数も増えました。落ちダイのピークが例年よりも約1ヶ月遅れて来た感じで、今後も暫くは期待出来ると思います。 健司船長、船長補佐&中乗りの優斗くん、中乗りの谷口さん、同乗者の皆さま、強風の中、大変 お疲れ様でした。 つり具のブンブン厚木店ではコマセマダイに対応したロッドやリール、仕掛け類も豊富に取り揃えておりますので、ご来店をお待ちしております。最後までお付き合い頂きありがとうございました。 使用した釣具 ロッド:マダイ 剛樹 インビクタマダイ T1 235 リール:マダイ ダイワ 21シーボーグ 300JL ロッド:シマアジ ダイワ バイパーテイル M-227 リール:シマアジ ダイワ 23レオブリッツ 200JL
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厚木店の川口です。コマセマダイ釣りのホームグランドの西伊豆・土肥沖で落ちダイが本格的になり、乗合船が出船する度に3キロ前後が姿を見せて大型のバラシもあるとの事。
前回は本戦でボウズを食らってしまった、とび島丸主催「マタイ釣りバトル」の予選会もスタートしており、順位を上げる目的もあって11月16日に出掛けて来ました。
午前6時、とび島丸さんの集合場所に姿を見せたのは8名のコマセマダイフリーク。予報通りに強い北東風が吹いており、予約順が4番目の自分は風を背にして釣りが出来る左舷トモが空いていたので迷わず選択。
先ずはマダイ狙いからと勝手に思い込んでいたが、ここ数日は2キロ超級も数枚出て復調気味のシマアジから始めるとのアナウンスがあり慌てて仕掛けをチェンジ。
航程10分弱の近場で実釣がスタート。シマアジは早々に小型が船に取り込まれるも後が続かず、約1時間でマダイ狙いに変更。
土肥の真沖方向に戻った風裏の70mで投入合図が出て探見丸にはまずまずの反応が映るものの、風が不規則に回ってしまい船も一回転してオマツリ多発。
二流しするもマダイのアタリは出ずに仕方無く移動。風が強めに吹く90mダチでコマセを撒くとマダイが底付近から急上昇してスゴい反応になる。
そんな状況で船の魚探にはコマセをバクバク捕食しているマダイの反応が映っていると船長からのアナウンスがあるもののアタリの出方は今ひとつ。
こんな時は潮に乗って捕食しやすい姿勢になっているコマセのオキアミに比べて、付けエサのオキアミが異なる状態になっている場合が少なくない。
そんな場合の対策として多用している誘いはロッドを少し(シンカーが付いていないストレート仕掛けの場合は多めに)立ててハリスを張り、次にテンションを緩めて付けエサを潮に乗せてみる事だが、試してみると思惑通りの反転バイトが出る。
型はキロに届かない小型だったが、先ずはボウズを脱出すると共に予選会エントリー対象の3枚目をゲット出来てホッとする。そうして同じパターンでアタリを出して同型をキープすると、次の流しではコマセに対する反応が悪くなったので南下。
前回はコマセに対する反応が今ひとつだった小下田(恋人岬の下辺り)で再開すると、今回は段違いに反応が良くポツポツと船中でアタリが出る。
自分も反応(食いダナ)の上下をオキアミが浮いたり沈んだりする様を演出してみると、誘い上げた際に違和感があったのでアワセてみるとガッチリとフッキング。
マダイ特有の引き込みを味わいながらキロ弱の捌きやすいサイズをゲット。都合、2時間強で3枚は出来過ぎの感じもするが、土肥沖本来の「落ちダイ」のパターンと言えば特別な事では無い。
そうして宇久須の湾口ポイントは今ひとつも、ジオパークのひとつである黄金崎の沖ではショゴ(カンパチの幼魚)交じりで本命のマダイも姿を見せ、自分にもアタリが出るが小型のためリリース。
次は大型の期待が高い深場を攻めるも、ここではサバの猛攻に合い二流しでギブアップ。
そこで折り返しとなり、先ほど反応の良かった小下田沖を流すと探見丸にも活性の高そうな反応が映り、食いダナを境にしてマダイがコマセを追って上下動しているのが判る。
自分は朝から実績の出ている、反応のセンター付近で誘うパターンで攻めるがアタリは出ず、隣席のブンブンクラブメンバー豊島さんに良型がヒット!!
体力の強い個体なのか食わせた水深付近での攻防が続くが、豊島さんが愛竿の剛樹ロッドでためていなしていると徐々に巻き上げられる様になる。
曇り空を映した暗い海に白っぽい魚影が浮かんで来ると、次第にピンク色に変わっていって、後検量2.84キロの当日の最大魚が無事にタモに収まる。
やっぱり浅めのタナだったかと後悔するも後の祭り。豊島さんはラス前の土肥沖でも2キロ弱のマダイをゲットして、まさに両手に花となる。
時間は13時半を過ぎて残り時間は1時間半ほど。土肥沖に戻る際にシマアジポイントを攻めるもイサキの活性が高まった様でパタパタと船に取り込まれる。
そんな中でハマフエフキダイや右舷ミヨシでは2キロジャストのマダイも姿を見せたとの事。自分にもイサキ以外のアタリが出るもヒットしたのは何とかキープ可能なギリギリサイズのマダイ。
ラストは反応が良かった土肥沖のポイントを流すも暗くなった空からの太陽光が少な過ぎるのか反応は食いダナまで上がって来ずに15時を迎えてタイムアップ。
本命のマダイは0.4〜2.84キロが0〜6枚(0枚の方はバラシ)、船中8名で19枚。自分は7ヒット7キャッチ、1リリースで数は纏められましたが最大魚でも1キロは超えずに今ひとつの結果。アタリ待ちの際のタナが低かったのだと思います。
他にはハナダイ、イサキ、ハマフエフキダイ等が混じってクーラーボックスが賑やかな方もいらっしゃいました。
今まで低調だったポイントでも反応が良くなり、探見丸に映った反応を見てワクワクしてしまう回数も増えました。落ちダイのピークが例年よりも約1ヶ月遅れて来た感じで、今後も暫くは期待出来ると思います。
健司船長、船長補佐&中乗りの優斗くん、中乗りの谷口さん、同乗者の皆さま、強風の中、大変 お疲れ様でした。
つり具のブンブン厚木店ではコマセマダイに対応したロッドやリール、仕掛け類も豊富に取り揃えておりますので、ご来店をお待ちしております。最後までお付き合い頂きありがとうございました。