イオン相模原店の川口です。定宿以外の相模湾や駿河湾の気になるアマダイ釣り場や船宿さんを巡る「とことんアマダイ・行脚編」

２回目も某釣り関連ウェブサービスの割引クーポンを取得した小田原港の藤八丸さんですが、今回は厚木店でお世話になった大内氏のアマダイ釣りデビューと・・・

そして大内氏の友人で船釣りデビューとなる小坂氏に楽しさを感じて頂く事が一番の目的です！！

【船宿／ボート、釣り場など】

小田原新港・藤八丸、鈴木大助船長。小田原沖の４５〜１１０ｍ。

【実釣】

乗船者は６名のため、我々は３名並んで右舷に座らせて頂く事になり、大内氏はトモ、小坂氏を挟んで自分がミヨシに着座。左舷はミヨシ側にアマラバの方が２名、トモに普段はルアー系の釣りがメインのシノダ氏が入る。

今回は国府津方面には行かずに真鶴方面の深場をメインに攻めるとの事だが、先ずは小坂氏にレクチャーする目的もあって港前の７０ｍダチからスタート。

程なくエサの付け方、投入、タナ取り、誘い、仕掛けの回収まで自身で出来る様になり本命の深場へ移動。港前でのアタリはトラギスのみ。

前回、釣果の過半数を占めた水深１００ｍ前後のポイントにて小型ながらも小坂氏が右舷の初物を釣り上げて満面の笑み。

自分も続いて小振りのアカアマダイをゲット！

流し替えにて大内氏も中型のアカアマダイをゲットして、先ずは第一関門のボウズ脱出をクリア！！

両名とも筋が良く早々に一通りのアクションが可能になったので自身の釣りに傾注して中型の本命３匹を追加。

また、ここでは本命だけで無く、中小型のオニカサゴやイトヨリダイも釣れて お土産に。

このペースで順当に釣果を重ねられるものと思いきや、潮の効き具合が理由か？ 本命からのアタリは遠くなってヒメコダイ等の猛攻の後、外道のアタリも遠のいてしまう。

この状況を打開するため船長は大きく舵を切って真鶴の手前まで船を走らすも、左舷トモのシノダ氏が船中唯一のアカアマダイ。右舷では小坂氏がレンコダイ、自分がウッカリカサゴをゲットも本命は姿を見せず。

そして正午を過ぎて朝の深場に戻るも本命からのアタリは無く、残り３０分強を残して船長は一か八か浅場に船を動かす。

これが大正解で投入後、程なく小坂氏がロッドを小気味良く絞らせる様なヤリトリを開始するが、氏には底ダチやアタリの取りやすい、かなり硬めのロッドを使って頂いていたので良型とのバトルには不向き。

氏に寄り添ってドラグを緩めに調整し、電動は使わずに手巻きでのヤリトリを勧めると無事４０センチのアカアマダイが浮上。

更に残り１０分を残して意地を見せたのは大内氏で、誘いが功を奏して３５センチくらいの本命をゲット！！

自分も誘ってアタリを出すも、ただただ重たさを感じながらの巻き上げにて姿を見せたのはミノリン(ミノカサゴ)・・・・

最後にオチがつきましたが、船長の機転(勘！？)で笑顔の沖上がりとなりました。

【結果／釣果、今後の見通しなど】

本命のアマダイは２〜５匹で、竿頭はシノダ氏。渋かったが美味しそうなゲストも混じって楽しい１日になったかと思います。

リールのラインや仕掛けには、相模湾では「くらんど」と呼称されているヨゴレ(正体はプランクトン)が付き、春の予感と共にアマダイ狙いは終盤戦に突入。

マツカサ揚げや味噌・粕漬け等の食感が忘れられない方は、お早めの釣行をお願いします。

【ワンポイントなど】

水温が下がり「誘えば食う」という状況では無く、アマダイが口を使うタナも低く、狭くなっています。

従って誘いは細かく、ゆっくりと動かすのがオススメで、大きく誘う場合は付けエサのポジションを変える目的で可能な限りロッドを立てて仕掛けをフケさせると効果的で、付けエサの着底に合わせてアタリが出る事も少なくありません！！

尚、第３弾の駿河湾でのアマダイ狙いは天候の急変で流れてしまいました。(泣)(泣)

つり具のブンブンでは多種多様なアマダイ仕掛け、ロッドやリール等を豊富に取り揃えておりますので、是非ともご来店下さりますよう、お願い致します。