イオン相模原店の川口です。例年、カタクチイワシが接岸して来る４月頃に開幕する「泳がせ釣り」のヒラメ、ハタ、カサゴ狙い。

仕掛けや便利アイテムを集約した特設コーナーを相模原店に開設した事もあり、同僚(大先輩)の丸田さんに同行頂いてライトヒラメ船に乗ってきました！！

【船宿／ボート、釣り場など】

平塚新港、第２５庄三郎丸・中村船長。茅ヶ崎〜平塚沖の１０〜３０ｍダチ。

【実釣】

４月２５日、ライトヒラメ船の乗船者は平日にも関わらず１５名と多かったが、船宿さんの取り計らいで２隻に分乗する事になる。

我々は両側のトモを確保済みだったため、そのまま大型の２５号船に乗り、余裕たっぷりの片舷４名ずつにて定刻の６時３０分に出船。

先ずは航程１分程度のポイントでイワシ釣りからスタートすると魚影は濃く、活性も高いため約２０分で使い切れない位の活きイワシをイケスに蓄えて一足早く泳がせ釣り開始。

サビキ仕掛けで釣ったイワシの中にはヒラメかマゴチらしき喰み跡がある個体も居たので期待するもヒットしたのは４０センチ級のマサバ。

以降は全員がイワシの泳がせ釣りに転向して真沖や烏帽子岩の岸側を探るも船中アタリは出ず、そのまま烏帽子岩周りの岩礁エリアでハタ、カサゴ狙い。

結果的に約１時間程度の浅場根魚狙いは中型のアカハタ主体にボツボツといった釣れ具合だったが、ハタ族には水温が低めで５月の中旬以降くらいから本格的になりそうな感じ。

自分にも良型がヒットするがヤリトリ中にスッポ抜けてバラシ。胴突き２本の下バリに掛けたイワシがズタズタになっており、イワシが大き過ぎるのでハリ掛かりが十分で無かった様子。

今季のカタクチイワシは全体的に型が大きく、根魚狙いの際の下バリにはサバの短冊やホタルイカを付けた方が良いように感じる。

中盤戦は相模川河口付近にてヒラメ、オオニベを狙うとアタリは出るものの、しゃぶられるだけだったり、フグ等のエサ取りだったりで船中で大きくロッドが曲がる事無く、西に大きく移動して大磯エリアでのツブ根周りで終盤戦がスタート。

すると水深２０ｍのポイントで今までとは異なる明確なアタリが出て、程なく強く引き込まれてスリリングなファイトのゴングが鳴らされる。

ライトゲームロッドに１００番台の小型両軸リールのタックルでキロ上、時に５キロを超えるヒラメやワラサに挑むため、笑ってしまうくらいにゲーム性が高い。

そうして船長が差し出すタモに収まったのは自分の長い釣り歴の中でも初となるオオニベ。オオニベとしては幼児クラスだと思われる１キロ程度だったが、引きが強くヤリトリの楽しさは十分。

すると右舷トモに座った丸田さんにもヒットして、自分の魚よりも２回りほど大きなオオニベをゲット！！

小移動後はツブ根の点在する砂地でヒラメ、オオニベ、ハタ狙い。ヒット後に根に潜られるトラブルはあったが、自分には良型のオオモンハタがヒット。左舷ミヨシ側では良型のキジハタが取り込まれる。

そしてクライマックスは右舷ミヨシ側でのビッグヒット！！ ５分近いヤリトリにて大型のヒラメが浮くことを期待するも残念ながら良型のエイで、その後ほどなくして沖上がりとなる。

【結果／釣果、今後の見通しなど】

本命筆頭のヒラメは残念ながら当船では姿を見れなかったが別船では型を見ており、潮が澄み加減になり次第、本格化すると思われます。

その他、別船も含めてオオニベが０〜１匹。オオモンハタ、アカハタ、キジハタ、カサゴが良い方は数匹混じってお土産になりました。

活きイワシエサのライト泳がせ釣りは４月〜１１月頃までのロングランで、秋季には(活きエサがアジになるかもしれませんが)ブリ級も混じってワラサがターゲットに加わり強烈な引きが楽しめる様になると思います！！

※※※ 最新情報 ※※※

翌２６日は潮が少し澄んで、３.６キロを頭にヒラメが０〜２枚。２.８キロ、２.３キロに大型のバラシもあった様です！！ 😅😅😅😅😅

【ワンポイントなど】

船長いわく、カタクチイワシをエサにする際、孫バリを付けると泳ぎが悪くなってアタリが減るとの事で、シングルフックの仕掛けを使う事をオススメするとの事でした。

つり具のブンブンでは多種多様なヒラメ、浅場根魚様の仕掛けはもとより、ロッドやリール等を豊富に取り揃えておりますので、是非ともご来店下さりますよう、お願い致します。