堺店の山地です。いよいよ鮎釣りシーズンも終盤。今年最後の鮎を狙いに、堺店の鈴木名人を誘って奈良県の吉野川に釣行しました！

現場には遅めの午前10：30に到着。もうこの時期になるとオトリを販売している所も少ないですが、妹背橋下流の下西オトリ店さんでオトリを購入します。河川状況もやや渇水気味な感じで濁りは入っていませんでした。時期的にさすがにタイツだと寒いだろうとウェダーを用意しましたが、この日は最高気温が25℃近く日差しが暑かったです。私はオトリ店より下流の瀬落ちから、鈴木さんは妹背橋の下からそれぞれ釣り開始です。経験上吉野は昼から掛かり出す事が多いので、それまではじっくりと石の黒い所を重点的に探ります。先行者の方は瀬を釣っているようですが、竿は曲がっていません。しばらく瀬落ちを丁寧に泳がせていると待望のアタリ！サイズは大きくないですが、サビも無く良い鮎です。野鮎を確保できたので、横の動きを意識してオトリをグングン泳がせます。するとすぐさまガガっと掛かります。その後も何匹か追加して一旦休憩。鈴木さんはニゴイにやられたようで、オトリが殉職したようです。

午後は大鮎狙いに絞り瀬を攻める事に。今日の感じから、追いが弱いので泳がせる事を意識して釣っていきます。するとほどなくして、本日初の目印ぶっ飛び系の強烈なアタリ！トリプルフォースが気持ち良く曲がります！何歩か下ると胸まで浸かりそうな水深だったので、そこでタメて何とか魚を浮かせます。浮いた瞬間見えた鮎がデカイ！慎重に抜き上げようとした瞬間、痛恨のバラシ･･･。どっと疲れました。それからは26㎝くらいの鮎を何匹か釣って午後5時過ぎに納竿としました。オトリ屋で鈴木さんと合流し釣果を聞くと、さすが名人！28㎝くらいの大鮎を2匹釣ってました！しかも0.1号と0.2号のメタルを飛ばされたとの事。やっぱりいます夢の大鮎！今年はこれで竿納めとなりますが、今からすでに解禁が待ち遠しいです！あとわずかですが、吉野の大鮎狙い是非機会があれば挑戦してみて下さい！あのやり取りはヤミツキになりますよ～！