ハードでロックな後にはライトな癒しを・・・
使用した釣具
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- 釣竿
- ダイコー タイドマークロッキーショアパーガトリー100/14、 ゼナック ディフィミュートス110H
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- リール
- シマノ ツインパワーSW8000PG、14000XG
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- ルアー
- オーナー 撃投ジグ125g、105g、85g、エアロ95g、 カミワザ ショアマサST80g、 シャウト エンタイス170、パープルイズム ジュロク、タックルハウス TKW140
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- 道糸
- PE3~4
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- ハリス
- フロロ50lb、ナイロン60lb
コメント
今回はヒラマサが好調なショアジギの本場・山陰方面へ。渡船に連絡入れるも悪天候で出れないそうで、荒れた時こそと久しぶりに山登りして地磯へ向かう。
ヒラマサも好調ですが、森のくまさんも今年は絶好調?なので、カウベル(クマ避け鈴)をちりんちりんと鳴らし山中へ。10分程で山の尾根に出るといい感じの波に見えるが、急斜面の森をロープで下り、木々も生えない斜面の岩場まで降り、水面が近くなるにつれて、思った以上にウネリと波がある様子。最終降下ポイントも波が打ち付けているので、タイミングを見て波の来ない高い岩や割れ目で波を避けながら、先端に入る。
波と風が強いが、とりあえず最初は張り出した根回りと離れ磯周辺までトップで誘い出し・・・しかし波もキツイが、沖はさらに風も強くほぼトップが操作出来ない状態。
するとジグからスタートしたK君が2投目で速攻ヒット!
無事に抜き上げ成功したのはコロコロと太ったハマチ。ヒットルアーは撃投ジグ
K君も無事NEWロッド・ミュートスアキュラ100Hに青物入魂完了。ジグもプラグ使え、バットもパワーあり非常に使いやすいとのこと。
本命のヒラマサではないが、ハマチなら群れでいるはずなので、急いでキャスト。期待してシャクり続けるがノーバイト・・・波も強く寄せる波のパワーが強すぎて軽いジグでは潮に乗りすぎてイマイチ使用感がしっくり来ないので105g→125gへウェイトアップ、これでいい感じ。
最近磯やテトラでのやり取りにHHクラスではバットパワーに物足りなさを感じ、さらに100g以上のジグを投げるにはMAX150g級のパワーロッドがちょうどいいのですが、重量と疲労感もなかなか・・・・ポイントや立ち位置、キャスト方向を変えるもノーバイト・・・さらに大波を全身で浴びてずぶ濡れ・・・波もだんだん落ちてきて、100g~80gでも潮噛みよく、使いやすくなってきたが、まだまだ波は強く、大波で高台に避難、足場の岩以外波にさらわれる程とまだまだ注意が必要。
青物も不発っぽいので先に脱線していたK君は得意のワームですでにガシラをキャッチしている。
今回は脱線用にエギ少量と以前泳がせでサメが良く釣れたので、エサ確保用のパワーイソメと極小針のみでこの波ではどちらも無理。そこでワームセットをK君に拝借してワンド内で根魚狙い。すると早速ガシラが連発!
根魚の顔・ドアップシリーズ。魚目線で見るとなかなか面白い表情してます。そしてバグアンツはメッチャ根魚釣れます!ガシラばかりでアコウも狙って誘いを変えてみるがガシラばかり。最後に追加は違う色のヤツ。
ソイ?調べたらムラソイらしいです。
根魚狙いも小さなワンドしか狙えず、釣りつくした感もありアタリも激減し終了。
その後ジグを撃投し続けて、濡れた服も乾くほど体が熱くなるまでシャクるが不発。岩場と急斜面の森をロープでバテバテで死にそうになりながら登り、尾根の吹き抜ける風でクールダウンし、下りの山中、森のマイナスイオンに癒され、山歩きはしんどいですが、独特の達成感や生きているという実感、ゴールに到着しウェアやベスト等の重い装備を外した瞬間の解放感は貴重な体験です。魚が釣れればさらにいいんですが・・・
少し不完全燃焼なのと、K君が磯に持っていき忘れたオキアミを使用するために漁港内を散策。以前湾奥だが、魚影の濃い場所があったので様子を見ると、アジや根魚っぽいのも見え、良さそうな感じ。道具もたいしてないので適当に仕掛けを作り僕はパワーイソメで天秤もないので、キャロ風仕掛け、K君はエサで胴付き仕掛けをちょい投げ風に使うと1投目からキス!
その後もチャリコ等いろいろ釣れて、爆釣か?と思ったら最初だけ。
あんまりにもアタリが無いので、キャロ風仕掛けからバチコン風仕掛けにアレンジしエダスを長く、ボトムから距離をとるとアタリ倍増!ポツポツと反応良くなってきたが、日没で暗くなり薄着で釣るには寒くなりすぎてギブアップ。エサでもアタらなくなり最後の1投にパワーーイソメで1投だけすると速攻で何かヒット。結構引くな・・・と思ってたらキス。嬉しいお土産も追加して終了となりました。
今年はヒラマサ好調なので、出来ればまたチャレンジしたいと思います。これから日本海は荒れて渡船も出れないことが増えます。荒れた時こそ地磯もチャンスありですが、地磯釣行は最小限の軽装でしっかり装備を整え安全第一で。
今回はエギングロッドでしたが、これからの時期はサブでライトゲームも面白いです。最小限のタックルで磯に持っても良し、磯で釣れなくても帰りに1時間でも漁港で遊んでも良し、早く着いたなら夜明け前に遊んでみるのもいいでしょう。