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鯛を夢みて。ベイマックスで鯛夢を一日巻き尽くし!

ホウボウ 40cm
アオハタ 35cm
アコウ 35cm

高槻店碇山 篤志

魚種
釣り方
場所
釣行日 2017-03-17
天候 晴れ時々曇り一時雨
潮回り 中潮

コメント

今回はタイラバがしたくて単独ビクトリーに行ってきました。

なんとか天気も回復し出船決定。今回はベイマックスで出船し、冠島周りでヒラマサ狙いやタイラバとのことで、重いタラ用ジグと浦島用のタックルはお留守番。これでだいぶボックスが軽くなった?はずが、毎回ヘビー過ぎる僕のバケットマウス・・・

現地に着いて、しばらくすると、ベイマックスの安井船長“やっさん”登場。工房勤務でお休みの黒田船長より預かった新作プロトも持参されており見せてもらう。

ikariyama20170317

タイラバ鯛夢のニューサイズ330g!300gじゃ物足りない深場・超ドテラ用の追加ウェイト。さらに新しい塗料を手に入れたようで、これもまた試作カラー。絶妙に怪しく光るパールっぽいカラー。

 

さて出船準備をしていると・・・もしかして他に誰も来ない??本日ベイマックス貸切!やりたい放題ですが、逆に絶対釣らないとアカンです!

とりあえず冠島でヒラマサ+αで青物狙い後、タイラバ予定で。今までディープタイラバは2回ほどチャレンジしたが、鯛は鯛でもレンコダイ、次はジギングでは釣れないのにタイラバで寒鰤、両方ジギング&タイラバだったので、今日こそはガッツリタイラバをやって、今度こそ赤いヤツ(真鯛)を狙いたいと思います。ポイントまでの移動はやっさんとの真鯛談議に花を咲かせあっという間に冠島へ。

 

ikariyama20170317 (2)

まずはジギングで様子見。舞鶴は晴れてたのに、雲行きが怪しくなり、結局雨・・・魚探に反応が入り早速シャクリ倒しますが、1馬力(1人ジギング)ではアピール不足か?群れも引き留められず、スイッチも入らない。根回りや浅いポイントも狙い、魚影が弾けてジグに反応してもおかしくない状況もあったが、不発。

 

冠島から少しポイントをズラし、タイラバ開始。年末頃からタイラバに行きたくて、暇があっては自作したスカートやネクタイ。気が付けばタイラバに行ってないのに道具だけ大量増殖中・・・

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おまけにリールも使ってないコンクエをタイラバ用にハイギア化&パワーハンドル仕様変更してもう1タックル追加。

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さあ後は釣るだけです。タイラバではドテラで、やっさんも参戦し2馬力(2人)で頑張ります。結構底より少し上で潮が効いてるとのこと。やっさんに聞くと、どのポイントでも最初の1投は釣る事を考えず、タイラバでもジグでもまずはただ巻きで潮がよく動いている層を探すらしいです。潮が効いてない、動いてない層は魚に見切られる為、パスするそうです。そして潮が効いてる層を2投目から狙うとのこと。

それを参考にやってみると・・・なるほど。ただ巻くだけでなく、微妙な巻き抵抗の変化から、狙うべき層が見えてきそうです。

 

最初は175gからスタート。いい感じで斜めにラインが入り流れていく。しばらく流していくと待望のアタリ!グングン引き込まれヒット!結構流されており、魚の種類も分からず慎重に上げてくると、赤い魚影が見えてきた。ようやく本命の赤いのが来たか?さらにうっすらブルーも見える・・・アイラインのキレイなこれは本命の赤いヤツ!・・・と思ったらブルー?グリーンのデッカイウイング!赤は赤でも羽付きのヤツ、ホウボウ!

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結構いいサイズ。綺麗な羽を広げてグウグウ鳴いております。

本命の赤ではなかったが、これはこれで美味しいヤツ。

 

さらにポイントを流す。

行きの船内で活性の高い鯛は結構フォールでタイラバを追ってるようで、着底~巻き上げでのヒットも多いとの話を聞いており、まさにその通りのアタリが!1投目は潮の確認で巻き取り、再度ボトムを取り直し巻き始めたところでガツガツと魚信がありヒット!

しかも今度は叩くような引きについに赤いのが来たか??と慎重に巻いてくるのですが・・・ブチっと身切れしたような感触とともに重みが消える・・・早めにアワセを入れたが、渋い時はもっと遅く、巻きアワセがいいとのこと。

 

だんだんと風も出てきた為、徐々にポイントを非難する形で移動する。

今度は漁礁や根が入っており、根掛かり注意。しかしボトムを狙えばアマダイも・・・

ひとまず根掛かりに注意して探ると今度はやっさんに大きなアタリ!しかし掛からず。回収して見ると、フックを丸ごと持って行かれている。犯人はサワラ。良く見たらここは見覚えのあるサワラポイント?魚探中層にも怪しい反応が出てました。

さらにボトムを取り直しての立ち上がりでまたしてもアタリ!今度は耐えて耐えて巻きアワセ!今度はしっかり乗ったが、どうも違う魚っぽい。上がってきたのはアコウ。また美味しい食材ゲット。

 

さらに波が強くなりどんどん湾内、岸寄りへ避難。タイラバももはや200g、250g、300gを使わないと流されまくる状態で水深も60mぐらいですが、ラインは150m、200m・・・と流れます。

ブレイクラインの上を反応を見ながら探るとポツポツ反応が出ている。またまた待望のアタリ。今度もジワジワ巻いて合わせるとなかなかの重量感!今度は何の魚?ドラグも弱めにしてたのと、250gの重いヘッド、流されまくるラインで余計に重く魚のサイズも分からん状態。ようやく上がってきたらやっぱり赤ではなく、根魚。口の掛かり所が悪く、プロペラのように大きく弧を描いて上がってきた。アコウかと思ったらアオハタ。さっきよりちょっとサイズアップした美味しいお土産。

 

最終的に風と波に追われ、伊根周辺の風裏まで避難。ここが最後のポイント。ここなら軽いヘッドでも使えるので150gにサイズダウン。最後にやっさんもいいアタリがあるが、乗らず。僕もガツガツっといいアタリが出たが・・・すっぽ抜け。

残念ながら、今回はやっとほぼ一日タイラバメインで巻ききった感はあったものの、本命の赤いヤツは釣れず。どこにいっても潮が動かず、波と風でポイントも限られたが、いろいろと美味しい魚が釣れ、釣りとしても楽しめたので、また再チャレンジしたいです。

今回は波風強く、タイラバも1浅いポイントでも50g~300g以上必要でしたが、前回は潮が動かず、100mラインでも60、80gを落としたり、パーツを増やして潮に乗せて流したりといろいろあると断然有利です。

タックルも出来れば2セット。200gぐらいならリールもシマノなら200番、200g以上なら300番ぐらいの方が巻きやすく、不意の青物でも安心です。やっぱりオシアコンクエのマイクロモジュールギアが最高です!巻き比べたら他のリールはノイズが気になってマイクロモジュールしか使いたくなくなります。

 

釣れない分、また僕のタイラバグッズが増殖していくことは間違いないです。これからの日本海はタイラバ、ジギングで鰤ラッシュ、浦島でのタラ&スローで根魚、キャスティングでのナブラ&誘い出しと狙い物も多く、楽しみな反面、道具が多すぎてパンク状態になるので要注意。

使用した釣具

釣竿 シマノ オシアジガーインフィニティB651、S623、テンリュウ オフショアライトOL-B601DML、ダイワ ソルティガ57S-2/3
リール シマノ オシアコンクエスト301HG、コンクエスト201(HGチューン)、ツインパワーSW8000PG、セルテート4000(ハイパーデジギアチューン)
ルアー ビクトリー タイラバ鯛夢150、175、200、250、300g、白神175g、龍神160g、ジャッカル 鯛節ストレート、鯛コーム等
道糸 PE0.8、1.2、2、3
ハリス フロロ16、20、30、50lb