今回は釣りクラブとしてみ経験者も連れてビクトリーにてディープジギングにチャレンジしていただきます。

200ｍ超の水深で鱈を始め、美味しい魚の宝庫で鱈、アラ、カレイの他根魚や珍しい肴がいっぱいです。

最初は浦島の鱈からスタート。普段の釣りではまずない水深200m超のポイント。

まず200m超では重いジグが必須。300ｇ以上が必要です。しかしロッドは普段のスロー用で全く問題なしです。ラインもPE1.5までの細糸で。ラインが細い程抵抗も少なく、フォール、感度、操作性、巻き上げ疲労も変わります。根掛かりやオマツリ、高切れも考えて300m以上巻いておけばOK。

つまり重いジグとラインさえ長めに巻いておけば誰でも簡単にチャレンジ出来ます。

さて早速実釣。水深があるので、落ちるのも時間かかり、潮によってはかなりの糸ふけが出ます。さらにPEと言えどもかなり伸びがあります。着底後はまず一気に巻いて糸ふけ、伸びを回収してから本格的に誘います。

船がポイントに入って行くと早速ミヨシから順番にヒット！下村さん、吉田くんともに鱈初挑戦でも速攻ヒット！

あっという間にトリプルヒット。

これに続けと僕もヒットするが…途中まで巻き上げて身切れ。再び落とし直し誘えばまたヒット！

ジグはいち早くボトムへ到達し、大きなシルエットと誘いで大型を狙える鱈神420g

パニックベイト根魚をテールに付けたらバイト率もアップ。

それぞれ鱈を手にしたので、後は樋口さん。いつも船酔いでダウンしてるんで、今日こそはジギングでしっかり釣って欲しいところ。スーパーディープの強い味方の電動ジギング。誘いさえしっかり出来たら後は電動で楽々巻き上げ。

初挑戦の樋口さんもしっかり鱈をゲット。

安定したショートボディで釣りやすい鱈神ショート380ｇ。電動とセットで使えば手返しも抜群で初心者にはイチオシ。

ついでにスルメイカもキャッチ。鱈はハタハタなど魚以外に当日は巨大なマイカも食ってたので、デカイの狙うならシルエットのデカイロングもオススメです。

ひと流しで１～２匹と鱈は絶好調。初挑戦の初心者でもしっかりキャッチでき、すっかりクーラーも満タンになったので、続いてカレイのポイントや根魚ポイントを狙います。

水深は同じ200mラインですが泥底で根掛かりの心配はナシ。砂煙を上げてアピールすればジグ＆タイラバでヒット。

他の根魚ば残念ながら底引き網船の直後のようで不発。

アラや根魚ポイントを転々としながら夕まずめのタイラバポイントを目指す。今日も青物好調なようで鳥山、ナブラも発見。ヒットには至らないものの、今回もトップメタルでぶっ飛ばせば、数投でブリがトップに出るが今日はもういっぱいなんで、タイラバで根魚＆鯛を狙う。

思ったより反応なく沈黙…ウェイトを軽くし出来るだけ遠くに流すとようやくヒットしウッカリカサゴが釣れる。

さらに遠くを狙いボトムを攻める為に潮に乗せ250mまで流すとヒット！今度はいいサイズっぽいがライン出まくりで上げるのも大変。姿を見るまで何か分からないがすぐ無抵抗になる根魚と違いずっと抵抗するが鯛では無さそう。ようやく姿が見えたのはさっきと同じウッカリカサゴですがデカイ。

根魚狙いでセッティングしたグローのワーム＆ネクタイにグローのアシストラインで作ったフックと根魚仕様が効きました。

美味しい根魚も確保したので、今度こそ鯛が釣りたい。夕まずめは真鯛ポイントで鳥山周りを狙う。中層を狙えば青物が釣れそうな雰囲気。イワシを食っているようで表層に泳いでるのも見える。鯛はボトムで食っている様子。アドバイスを貰うとこの状況では重いヘッドで底を何度も取って、波動が強いモノが効くとのこと。ちょうどヘッドを250ｇに変更しストレート＆カーリーのセッティング、カラーもボトムでは赤黒が強いというので、状況的にピッタリ。

答え合わせは速攻で済みました。タイラバを変えてすぐにボトムで待望のアタリ！今日はしっかり我慢して巻いてくるとロッドがしっかり引き込まれたところでアワセを入れたらヒット！

この引きは…真鯛！重量感ある三段引きを慎重に上げてくる。待望の真鯛は綺麗な魚体のいいサイズ！

鯛夢250ｇ+鯛節ストレート＆カーリー

待望の鯛も釣れ大満足。これから鯛の時合いか？やっさんも300m流して同サイズが上がる。周りでもヒットする人がいるが…レンコダイやちょっと上の層で掛かったヤツは…

タイラバタックルでも容赦無くパワー勝負で勝ってしまう吉田くん

夕まずめの鯛爆発はなかったものの、鱈は全員安打で楽しい釣りが出来ました。ジギング初心者にもしっかり釣れますし、電動リールもあれば、ルアーをやった事ない人や体力に自信がない女性や年配の方でもOKです。タイラバでもジギングでも電動巻きで出来るので、是非チャレンジしてみて下さい

最後に記念撮影。

(撮影協力:トップスジャパン森船長)