夏の旬な釣りものと言えばハゼ。地味だけど手軽に楽しめて食べても美味しいハゼは、この時期ファミリーにもおすすめです。

わたしがいつも行くハゼ釣りのポイントは、相模川の河口にある「馬入ふれあい公園」です。

駐車場無料、トイレ完備。タイミングによっては隣接する湘南ベルマーレの練習グラウンドで、選手が練習しているところを見られたり、F.ドリーム平塚というカート場で意外な大物ドライバーが走行していたりして、ハゼ釣り以外にもちょっとした楽しみがあります。

この時期どうしても土手は草木が生い茂ってしまうので、ちょっとした藪漕ぎを。チクチクしたり切れやすい葉っぱも多いので、気になる方は長袖を一枚羽織ったほうが安心です。

また、釣り場は石を詰めた網袋が敷かれた護岸になるので、足元もがっつり足首まで固定できるトレッキングシューズとかのほうが歩きやすく、安全です。

ここでの釣りは足元で釣れるので、3m満たない短めの延べ竿で十分です。扱いやすい長さでどうぞ。ちなみにわたしは2.4mの振り出し渓流竿を使ってます。

仕掛けは超シンプルな脈釣り仕掛けを自分で作ってますが、ハゼ用の出来合い仕掛けもあるので、とりあえずやってみたいという方はそちらをどうぞ。ただし、この場所はとても根掛かりが多いので、仕掛けの予備は多めに用意して行くことをお勧めします。

さて、今年のハゼちゃんはどうかな？仕掛けを入れて少し待っていればピクピク当たりはありますが、なかなかのりません。それでも15分に1匹くらいはあがります。入れ食いとは程遠いですが、半日くらいは飽きずに遊べる程度に釣れてくれます。

ですが、釣れてもまだ小ぶり。このサイズをちまちま捌くの面倒だな～、と思ってしまうくらいのサイズだったので、数匹いい型はあがったものの、この日はすべてリリースして帰ってきました。

ここのハゼは天麩羅にして食べて普通に美味しいですよ。いい型のがそろった時にはぜひ。

そしてこの日はいままでで一番ゲストも多彩でした。チチブやコッパが掛かるのは毎度のことですが、今回はチヌやコトヒキの幼魚も釣れてちょっとテンションあがりました。人生で初チヌです！！あれ？キビレかな？？（笑）

ここでのハゼ釣りは10月中旬くらいまでは楽しめます。