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釣果情報

More fun, More fishing!

これが電動ジギングの威力?電動ジギング初挑戦

サイズ
90
鰤8キロ以下4本
場所
京都府
天候
くもり
釣り人
厨 宏樹
店舗
岐阜店 関西
釣行日
2019.10.16

コメント

こんにちは。岐阜店の厨(くりや)です。今回は京都府宮津のハピネス2さんにてシマノより今回発売されたNEWアイテム

オシアEJ・ビーストマスターEJ・EJスピードを使用した電動ジギング実釣会に参加してきました。

港に集合後電動ジギングのコンセプトやタックルと釣り方の説明をシマノ開発担当の方とインストラクター松岡さんより説明を受けます。

ただ電動で楽をするというよりは電動ジギングでしか釣れない魚を釣りにいくということです。

出船後タックルの使い方など教わりながら実釣。利き腕のもう片方の手でタックルを支えるため竿はフロントグリップが長めに作られており、持ちやすい位置で支えながら持つとやりやすかったです。

リールは電動ジギング専用機種で一番の大きな違いは止めの操作。従来の電動リールよりスプールが軽く作られており、今までは電動を止めてもスプールがしばらく回るので糸ふけが出ずにジグのスライドアクションがうまく出なかったのが、ビーストマスターEJだと巻きを止めるとピタッと止まりジグをスライドさせることができます。

それと圧倒的なパワー。今回8キロクラスの鰤をかけたのですが、余裕のパワーで巻き取りできます。

竿は電動リールでしかできないハイピッチのしゃくりがやり易く、どちらかと言えばジグの操作を重視した竿よりは、電動のパワーに負けない粘りとパワーを重視した竿という感じの印象でした。竿の粘りとリールの力で鰤もやすやすと上がってきます。

ジグはEJスピード。おそらく普通のメタルジグならば電動のハイスピードで巻いてくるとアクションが崩れてしまうような印象ですが今回そういった感じはなく簡単に釣れてくれました。

実釣まずは従来のレバーで巻き取りながら竿はしゃくるだけという動作から試してみます。スピードを31段階で設定でき25スピードを基本としてそこから落としていってあたりのスピードを見つけるのが定石のようです。

隣の下村さんや板東さんはレバーの巻き取りだけでもメジロをヒットさせていますがイマイチ慣れずにヒットがない私。

レバーの巻き取りで止めずにしゃくるだけでも中層までついてきて釣れるようです。

そこでボタンでの巻き取りでやってみます。ボタンを押すと巻き取り、離すと止まるという簡単な操作ですが上述のとおりボタンを離したときにピタッと止まるので、従来の手巻きタックルのように意図して糸ふけを出してスライドさせることができます。

水深70メートルからしゃくりあげ20メートルくらいまであげてきて中層で止めてスライドさせてからまた巻き取りながらしゃくりをいれるとガッとバイト。フッキングせず、すぐに落とすとフォールで止まりあわせを入れて待望のヒットはヒラマサ。

ジグを止めてスライドさせて食わせられるのはビーストマスターEJならでは。

慣れてきたのでさらに便利な自動モードを使ってみます。巻き取りと止めの間隔を自在に設定でき全自動。しかし釣れるパターンを設定で作るにはもうちょい時間がいるかもと思いました。今回は短時間の実釣会なので仕方ないです。手動の操作で釣れるパターン探しそれを自動で設定できれば釣れるパターンを再現できおそらく永遠に釣れ続けるのではと思いました。

限られた時間なので手動の操作を思う存分楽しみました。道具に慣れてきたところで白石礁が解禁の時間に。

スピード24で巻き取りながら止めて食わせの間隔を作ります。シマノ開発陣いわくはスピード設定が1違うだけで食いも変わってくるみたいです。

水深70メートルからしゃくりあげてきて、ボトム付近の青物が中層までついてきて10~20メートル付近で食うという普通のジギングならなかなかない釣れ方。普通の手巻きタックルならどこかで疲れてスピードを維持できないですが電動なら可能です。

釣れる青物はほとんど中層から上層でのヒット。決してもとから浮いてるわけではなく底べったりの魚を電動のハイピッチジャークでスイッチいれて中層まで追わせて食わせると言う釣り方です。

大ハマチ2本追加し、まさに電動のパワーを体感するにふさわしい魚が。底からしゃくりあげ40メートルくらいのところで止めてからの巻き上げ後にドンッ!

かけたら初動こそあまり引かなかったですが、走り出したら一気に90メートルまでラインが出されます。ちなみに電動の力が強すぎるので、口切れを防ぐためドラグをフルドラグから少し緩めた設定にしています。

出されたあとがリールの真価を発揮します。手巻きならここからの巻き取りがしんどいですが、魚の引きにあわせてボタンで巻き取りすれば余裕で巻き取れます。

レバーでの巻き取りならもっと早いかも知れませんが口切れやバラシを防ぐためボタンで魚の引きにあわせて巻いてきます。普通の電動なら高負荷で巻きとり続ければすぐ熱を持ってパワーダウンしますがまったく熱を持たずに余裕のパワーで鰤も最初こそ走られましたが、そこからは瞬殺です。竿は電動の力に負けない粘りで素晴らしかったです。

そんな感じで青物4本の釣果で大満足。普通の日本海ジギングなら夕方までがっつりですが今回は1時で終了。同行の下村さん、板東さんも良く釣れて大成功の実釣会でした。

私は密かにまだやりたいと思っていましたが実釣会なので仕方ない、。シマノ様お世話になりました。

電動ジギング楽しそう!釣れなくても楽しめたら良いやと釣行く前考えていた私ですが今回圧倒的な釣果で考え方が一変しました。電動ジギング釣れるし楽しいし最高です。

今回使用したタックルはブンブン各店にてお取り扱いしております。ぜひぜひ店頭にてご確認ください!皆様のご来店をお待ちしております。

※皆様今回良く釣れたので活性良かったんじゃないかと思われるかも知れませんが、決してそうではなくけっこう渋い感じだったのが道具の力で釣れた感じです。食い渋りの魚にスイッチいれて食わせるのは電動ならではです。シマノ最強の電動タックルぜひお試しください!

使用した釣具

  • 釣竿
    オシアEJ-B63-4
  • リール
    ビーストマスターEJ
  • ルアー
    EJスピード230、260g
  • 道糸
    タナトル3号
  • ハリス
    50LB
  • その他
    電力丸、探検丸