福井県鯉釣行!
使用した釣具
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- 釣竿
- UKシマノ トライバルダイヤモンド 13ft 3.5lb
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- リール
- シマノ ブルズアイXT遠投9120
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- しかけ
- ソース(タイガーナッツ)20mm×トゥッティーフルーティー15mmブローバックリグのスノーマン&プールリグ
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- 道糸
- アプロードGT−Rウルトラ25lb
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- ハリス
- NG-CARPオリジナルコーティングライン35lb
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- エサ
- ダイナマイトベイツ社 ソース、タイガーナッツレッドアモ、トゥッティフルーティーPOPUP
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- その他
- ロッドポッド:FOX レンジャー バイトアラーム:FOX NTX-R 撒き餌:ソース20mm、タイガーナッツレッドアモ20mmを混ぜて一掴み
コメント
大津店新人スタッフの平塚です。
鯉釣り、エギング、ヤエン釣りを主としてやっています。
今後ともよろしくお願いします!
2月3日、休日を利用して、大好きな福井県三方五湖へ久しぶりに鯉釣りに行ってきました。
1月末に日本海でヤリイカを釣った帰りに湖に立ち寄り、この日に来ることを予定して3つかみほどボイリーを撒いておいたポイントに入りました。
私は海外スタイルの鯉釣りをするので、従来のダンゴエサではなくボイリーと呼ばれる粉末エサを練ってボイルして固めたものを使用しています。
ボイリーを撒いてから2週間近く経っているのと、冬は水鳥たちが潜ってボイリーを食べてしまうこともあるため、当日も朝イチで1つかみ程度のボイリーをカタパルト(パチンコ)を使って投入。
このポイントはあまり底に大きな変化がなく、少しだけ小さなカケアガリがある程度の平坦な底なので、一点に集中させるのではなく薄く広くボイリーを撒くことにします。
とりあえず1時間ほどポイントを寝かせることにして、その間にタックル等の準備をして小一時間後、3本の竿を出しました。
底が泥底なので、3本のうち1本はフックベイツ(針につけるボイリー)はエサ自体に浮力のある「プールリグ」を使用、残り2本は雪だるまのようにボイリーを2つセットし(スノーマン、とか呼ばれます)頭側をポップアップにすることで浮力を持たせ、本エサが泥に埋まってしまわないようにしました。
これがプールリグと呼ばれる仕掛けです。浮力のあるボイリーをハリスにつけたタングステンのオモリを支点として、底から少し浮き上がるようにしています。
今回は3本ですが、普段は2本出しが多いです。
午前中はなんのアタリもなく、寒い時期なのもあり鯉のもじりやハネも見られませんでした。
午後から少し北風が出てきて、水面が波立ち始めた頃に1回目のバイトアラームが鳴りました。
鯉といえばその強烈な引きの強さがひとつの魅力ではありますが、私の場合6号〜7号程度のラインを使用しドラグを多用したファイトをよくやります。(障害物が多すぎて走らせられないときは別です)
意外と鯉の口は切れやすいのと、寒い時期なのでエサを吸い込む力も弱くフッキングも浅い可能性があることも考えられました。
こういった場合カカリや障害物にラインが擦られることが多いため、引っ張り強度よりもライン自体の耐摩耗性の方が重要だと思います。
そういった理由から私は鯉釣りにはサンヨーナイロンのアプロードGT−Rウルトラか、NG-CARPのオリジナルライン「NG-R」を愛用しています。
1本目は87cmのよく太った鯉でした。
すべての竿を打ち返し、10粒ほどボイリーを追い撒きして昼食をとっていると2回目のバイトアラームが鳴り、リールから勢いよくラインが引き出されていました。
先ほどよりよく走り、パワーのある鯉でした。
ところどころにカカリもあり左右どちらかに完全に走られてしまうと地形上ほぼ取り込めなくなってしまうので少し強引に魚の向きを変えながらも慎重にやり取りします。
検寸して見ると99.5cmでメーターには及ばないものの立派な体型の鯉を釣ることができました。
メーターには5ミリ及ばず残念ですが、いい鯉でした!
私は鯉釣り雑誌「大鯉倶楽部」で有名な堀川一浩氏が会長をされている「全日本鯉師会 暁」に所属させて頂いており、この日も会の方に来て頂いて現認と撮影をお願いしました。
その後はアタリもなくなり釣りを終えましたが、寒い季節ながら運良く良型を2本釣ることができて満足な釣行となりました。
まだまだ鯉釣り自体マイナーなジャンルであり、あまり聞き慣れない言い回しなども多くたくさんの方に関心を得るのは少し難しいかもしれません。
しかし少しずつですが鯉釣り専用の製品が出回ってきていたり、若い方でも鯉釣りをされる方も少しは増えたと思います。
私の得意な釣りの一つでもある鯉釣りの魅力をもっと広め、たくさんの人に興味を持ってもらいたいというのが目標の1つです。
これからもよろしくお願いします!