Goodbye Gri2by Last“湯ノ湖”
使用した釣具
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- 釣竿
- レラカムイRKSS-69ML
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- リール
- ステラ3000MHG
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- ルアー
- ザッガー50F1、65F1、イーグルプレイヤー50スリムGJ、ピュア、バックス、ミュー、フロントレイク、リアライズ、ヘブン等
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- 道糸
- PE0.6
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- ハリス
- フロロ7lb.
コメント
こんにちは、狭山店の碇山(いかりやま)です。
禁漁間近のラスト湯ノ湖へ行ってきました。
思い返せばレイクトラウトが厳しくなってきた春の終わりに初めて訪れた湯ノ湖。ネイティブのブルックトラウトを初め、中禅寺湖に続きホンマスと貴重な魚と出逢え、数々のニジマス達とも遊んだ場所です。
そして待ちに待った秋は婚姻色に染ったヒメマス。前回はオスとメスもコンプリートし、なかなか釣れなかったデカいニジマスも仕留め…湯ノ湖をやり切った感が会ったのですが…禁漁前なんで最後に…そしてあわよくば婚姻色のホンマスも狙えたらな~なんて甘い気持ちで臨んだラスト湯ノ湖。
朝一は外しなしド本命ポイントで大型ニジマスの実績も多い場所。いつもは午後や夕方に入るのですが、今回は初めて朝から勝負をかけます!
…がしかし、今日は何時もと違う。
水が悪いのか?魚の跳ねも少なく、跳ねてるのは遥か沖…水温が下がった為か?岸際はブルックの活性も復活しているが、肝心のニジマスがノーバイト。このポイントでこんな事は無かったのに…つい数日前もよく釣れたのに…甘かった。
ここでポイント移動してヒメマスを探しに行くが…終盤の湯ノ湖どこも異常に人が多い。ようやく見つけたヒメマスに今回用意してきた専用ルアーを投入!ザッガー50&65F1のゴールドプレート入りをヒメマスカラーに塗ってきたサイトヒメマススペシャルです!これをグリグリと巻いてヒメマスを…と思っていたが、食ってきたのちょっといいサイズのブルックトラウト。
そしてヒメマスは何回かバイトがあり、スイッチの入れ方が分かってきた所でしたが、ヒットにまては至らず。
さらにポイントを移動するがどこも人が多く、また水温が下がったとは言え水が悪い場所も多い。
午後はまた捨てきれず朝一のポイントに入るがやはりノーバイト…コレは非常にマズイ。
また大移動して次のヒメマスポイント。しかしここも先行者ありで、他は水も悪く沖も狙うが不発…残す時間も少なくなってきた。
このままでいいのか?ラスト湯ノ湖。このまま終わるのか??
ここで休憩がてら見てたSNS情報では夕方にホンマスがライズしてるという場所…今まで水が悪そうでモロに温泉の影響を受けてそうで敬遠していた場所…やってみるか。
藻が多く魚は跳ねているが反応なし。
さらに奥地へ進み、源泉近くの流れ込みへ。いかにも温そうな場所と温泉感丸出しの水の色。しかし魚は跳ねている…ここなのか??
やはり魚はいる。隣の人がライトタックルと小型スプーンなのか?魚をヒットさせている!ユスリカのような虫が多く、そういうパターンなのか??
しかし手持ちのスプーンは5~10gがメイン。出来ればエリア用ぐらい軽い物も使いたいが…そこで割と小さめ且つ虫っぽい感じのピュア3.5gの黒金にチェンジ。そいつで表層を引いて来ると…来た!!待望のヒット!
しかしいつものニジマスとは違う引き…
なんか違う?ホンマスのようなロケットダッシュもない…魚体が見えた…またしてもブルックトラウト!しかも結構いいサイズ!
ジャスト30cmの尺ブルック。湯川でもマッスルで発色の良いブルックは何匹か出逢えたがなかなかこのサイズに届かない魚が多かったがついにここで出た。
思えば初めて訪れた湯ノ湖で最初の魚もブルック…そして最後の魚もブルック。そういう事なのか?締めくくりにはちょうど良いのかもしれない。いやしかしまだ残り時間はある!やっぱりこうなればホンマスが釣りたい!湯ノ湖初挑戦の日にもホンマスが釣れので、だったら最終日もホンマスが釣りたい!そして婚姻色が見たい!
ここでスプーンからルアーチェンジ。風も強くなる中、これ以上に小さいスプーンもないが、もしかしてと取り出したルアーはイーグルプレイヤー。そうグリグリジャークです。クリア系カラーにテールのみ黒っぽい塗装…これって虫っぽい!
軽いのであまり飛距離は望めないが、表層で急潜行と浮上を繰り返し、スプーンよりもじっくり見せれる。こうなったらひたすらグリグリばい!
すると速攻で反応あり!まずはブルックを追加。
グリグリは止まらない。その後もひったくるようなアタリとバラシの後、ようやくヒット!
今度はブルックではない!鋭いダッシュと銀ピカボディ…久しぶりに来た!ホンマスです!
婚姻色は出ていなかったが、湯ノ湖の締めくくりに相応しいホンマスでした。
エリアトラウトでも絶大な効果を発揮するグリグリ&マジックジャークですが、ネイティブトラウトでも効果アリ!ヒメマスは急浮上に好反応ですし、今回のように虫パターンにはクリア系カラーがめちゃくちゃハマります!
湯ノ湖春の解禁は5月。来期も止水域のネイティブにはこのパターンが活躍しそうです。
ヒメマス用の派手なカラーと虫パターン用クリア系をまた塗って用意しておきたいと思います。