色んな意味でfallな渓流
- 魚種
- アマゴ
- サイズ
- 23
- 数
- アマゴ8匹
カワムツ10数匹
ウグイ
アブラハヤ - 釣り方
- ☆ネイティブトラウト
- 場所
- 岐阜県
- 天候
- 晴れ後雨
- スタッフ
- 碇山 篤志
- 店舗
- 名古屋小牧店
- 釣行日
- 2024.09.11
使用した釣具
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- 釣竿
- シマノ カーディフNX50UL、パームス レラカムイRKSS-69ML
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- リール
- シマノ ストラディックCi4C2000HGS、ヴァンキッシュ2500SHG
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- ルアー
- Dコンタクト50、ヤマイ50F、クルード、バックス
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- 道糸
- PE0.4、0.6
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- ハリス
- フロロ6、8lb.
コメント
こんにちは
名古屋小牧店の碇山(いかりやま)です。
まだまだ暑い日が続く日々ですが、それでも川の中では季節は移ろい秋の気配も?
1日でもわりとハードな渓流を先週3日連続で渓流三昧してきた所ですが…懲りずにまた渓流です。
両腕は蜂や謎の虫刺されと、転倒での打ち身青アザ、半年前から水が溜まって不調の膝、ボロボロのウェーディングシューズもソールを何度も貼り直し、それでも残り少ない今シーズン、ついつい行っちゃいます。
今期はとにかく同じ場所へは行かず、毎回違う場所、初挑戦の河川ばかりで岐阜エリアを開拓。その中でも今まで道中に見かけて気になっていた木曽川水系の飛騨川/益田川に今回はチャレンジします。
大きな岩が多く、荒々しい渓相と連続するダムは大型の可能性高そうで、隣の馬瀬川でもわりと大型の魚を見かけたので期待出来そうです。
まずは上流部の支流に入って狙ってみます。
途中先行者も見かけたので、更に上流へ大きく移動してポイントへ。
川に降りるのに小さな流れ込みがあったので、ここを辿れば早く着けるか…と思って茂みを進むと…ズボッ!!
見えない側溝に片足が落ちる…危ないところでした。
無事河岸に辿り着き釣りスタート。水はめちゃくちゃ綺麗ですが、スレてるのか?反応なし。オマケに流出防止対策なのか?所々の岩にワイヤーが張ってあり引っ掛かりやすい…
ようやく良さそうな堰堤下に到着
ブロックの下から黒いイワナっぽいチェイスがあるが食わず…
ちょっとポイントズラして狙うと別の魚がチェイス!オープンエリアでヒット!これはアマゴっぽい
IMG_6580
1匹目からなかなかいいサイズ。
散りばめられた朱が綺麗で顔付きもなかなか男前。もうちょい大きく秋色に染まって欲しいところ
ヒットルアーはDコンタクト。何故か最近よく釣れるこの色…でしたが前回オオイワナに持ってかれたので再購入。見やすく背中は塗装済、お腹も何となく、ケイムラ塗装しておきました。
堰堤付近では岩陰にいるイワナが何回か反応したがヒットには至らず
その後さらに上流も攻めるが…ノーヒット。
とにかく水がめちゃくちゃ綺麗なエメラルドグリーンで癒されました。
続いて今度は南下してポイント移動。
本流でも良さそうなポイントがあるので本流用タックルを準備して入ってみる。しかし工事中の場所がありなかなか河原に辿り着けず…鮎釣りの人が数人いるので降りやすい場所があるはずですが…
そこはもう藪の中を進み、またしても流れ込みから強引にくっつき虫だらけになりつつ河原へ。
大岩が絡み良さそうな場所…まずは大きめのミノーで様子見…すると何かはチェイスしてくる。本流にはウグイが多いらしいので、ソイツか?
しかしチェイスが続かないので、今度はスプーンに。バックスをアップクロスでドリフトさせつつ巻いてくると…鬼のようにアタル!
ここから無限バイトに近いようなカワムツの猛攻。パターンを掴むとバイトの嵐で連続ヒット!
対岸付近のシャローをアップクロスで…ドリフトさせつつ誘いを入れても、岩陰で誘ってみても…とにかくヒット、ヒット
少し下って岩が点在する瀬をミノーで攻める
これも同じく…
カワムツが止まらない。
本流もだいぶ水位が低そうで、干上がった岩にも無数の鮎の食み跡が…ここまで水があったのでしょう。水温も高めで、岩にも滑りが多く滑りやすいので要注意。
本流を諦めポイント移動。河原から見ると案の定、凄く歩きやすい石積みの階段的な場所があり、難無く戻れました。
さらに下流へ大きく移動…支流と交わる本流筋も見るが…入れなさそうなのでそのまま支流へ。
狙いの支流へ入るべく、そこに流れ込むさらに支流からエントリー。
ここもだいぶ水が減ってるのか?伏流水は流れてるが本流と切り離された高所の水溜まりに取り残されたアマゴも発見。
砂利と落ち葉の斜面を降る時に…滑って転倒…うぅ~膝に来る…
ここも減水の後が岩に残るコケや鮎の食み跡からも分かる。
そして同じく岩も滑る滑る…
そんな中、大きな溜まりにデカイ秋アマゴを発見!なかなか良さそうなサイズと顔付きをしてますが…当然ルアーには反応せず消えていく。
滑る岩に気を付け進むが、両足岩に挟まって転倒しそうになるし、浅瀬の岩に足を滑らせ転倒2回…リールのどこかも強打したが…体もリールも動くので続行。
足元に気をつけ撃っていくと、ようやくヒット!
久しぶりにアマゴ。昼間はカワムツばかりだったので朝以来か?
ぽつりぽつりと反応が増えてきた。
さらに進むと段差のある岩場。落ち込みの大きめの岩の手前にちょっとしたポケットがある。距離にして2mぐらい。普通ならこの距離では警戒して食わないが、流れと音に気配も消えるか?
ほぼキャストせずそっとDコンタクトを送り込んで誘う。
出た!
岩の下から飛び出した色の濃い個体。
徐々に反応も増え魚影も濃くなってきたが…
一瞬アマゴと思わせるウグイ…
その後さらに上流へ向かう
いい感じのポイントですが…ヒットなし。そしてここで雨が…苔のむす岩場、足場も高いので注意して進む。
その先でまた追加。
しかし雨足はかなり強くなってきて、土砂降りに。今日も暑く濡れるのはちょうどいいくらいですが…あまりにまとまった雨は心配です…
安全の為にも今回はここで終了。エスケープポイントを探して草木を掻き分け道路に這い上がる。
帰り道、小さな支流から濁った水も流れ出し川の水も濁り出したので、止めといてちょうどよかったです。
美しい魚達に出会える渓流シーズンも残り僅かラストスパート。
小さい秋(fall)を見つける為に、滑る落ちる(fall)にも気を付けつつ、秋色に染まった大型の魚にも是非出会いたいところです。