こんにちは

名古屋小牧店の碇山(いかりやま)です。

 

日光遠征最終戦の2日目。湯ノ湖は6時から遊漁券販売と3時からの中禅寺湖よりも寝坊助には優しい時間ですが…寝坊。

今日もいろは坂を駆け上り下界から一気に数十分で標高1470mまで駆け上がることその差は約600m超、スカイツリーを車で登ってるのと同じです。

 

中禅寺湖が禁漁となった分、湯ノ湖は人もいっぱい。天気は晴れてくれたが、相変わらず風は強い。強風と人の多さから今日もヒメマス探しは難しいか…

昨日のポイントに入って回遊ニジマス狙い。

風が強くスプーンも飛ばないので…まずはフリスコ90からスタート。合金鋳造のコンパクトヘビーウェイトとの事でこういう状況にはピッタリ？

早速これがハマる！

可愛いサイズのニジマス

またしてもヒット

少しサイズアップ

さらに追加とこれが止まらない

風で落ち葉やゴミか飛ばされコレに反応してるのか？表層にライズも多く反応あり。

 

そこでさっきとは真逆の考えで、低比重のアルフレッドのジュラルミンスプーンを試す。

10ｇと同等サイズながら、重量は3ｇ！とにかく軽く低比重で表層をゆぅ～っくり引けます。

しかしとにかく飛ばない。

それをこんな強風の中使うのか？ちょうど風が緩み風向きも変わったタイミング。確かにこの状況で飛距離絶望的かに思われたが、風に乗せる逆転の発想でルアーではなく、ラインがルアーを引っ張って飛びます。あえてラインが風を受ける投げ方で飛距離を稼ぐ。

 

コレでもちゃんと1本追加！

出だし絶好調過ぎる今日の湯ノ湖。昨日に続き回遊とパターンがハマればバタバタ釣れる。

 

今度は風に強い肉厚スプーンのヘブン7ｇ。ヘブン7ｇ、9ｇはデカいレインボーのヒットも多くお気に入りの1つ。深い所を攻めるのにも外せない。

変えて速攻でヒット！今度は銀ピカの魚～色の薄いニジマス？なんて思ってたら…アレ？様子が違う？

まさかのホンマス！

見た目はニジマスやヒメマスに似てますが、背中がサクラマス系の模様。

中禅寺湖～湯ノ湖にしかいない、サクラマスとビワマスの中間種であるレア種です。

中禅寺湖と、湯ノ湖では初挑戦時と去年最終戦で出会ったのみと久しぶりの再会。

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ヒレピンで綺麗な魚体です。

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背中の模様も綺麗

元気に湖にお帰りいただく。

しかし、そこで終わらない

次の一投でも速攻でヒット！

 

 

今度はニジマスでしたが、狙ったレンジやパターンがとにかくハマると釣れる

そしてまた魚を連れてくる。

風が吹いたり止んだり、しかし基本的には強風な1日。空もオンオフがあるかのような奇妙な雲が流れてく。

標高が高いとすぐに天気も変わる…雲が山にぶつかればそこはもう雲の中、山の斜面や湖面を雲が走ってくなんてこともよくあります。

続いてスプーンをローテーションしていく。

相変わらず風も強く、飛距離も欲しいので今度はヘブン9ｇにサイズアップ。カラーも産卵を意識した魚にも効きそうなド派手な赤。

何度がアタリがあり、ようやく捕えた

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こいつもなかなかいいサイズ。

かなり沖合いでのライズもあるので、こういう時はやはりロングロッドと重めのスプーンでの遠投も大事です。

 

さらにパターンを探って様々なスプーン、カラーをローテーションし、魚のいるレンジを探り当てます。表層にライズはあるものの、朝と比べると明らかにバイトは深めの棚に集中してきている。

今度はオリエン8ｇ

大好きで1番釣れるスプーン？とさえ思えるバッスクのスリムバージョン…もう釣れないはずがない。芦ノ湖や前回来た時の湯ノ湖とわりと最近活躍してるスプーン。

アタリもだんだん渋くなり、ひったくるような明確なアタリではなく、グッと重くなるだけのアタリを捕える

 

ヒレピンの綺麗な個体

湖で回遊のニジマスはよく引きますが、こういうヤツはさらに走ります。

風は強く重いスプーンがいいが…アタリは渋く掛かりにくい

ここでちょっとウェイトも軽く…でも浮き上がりにくいメッシュバイトの6ｇにチェンジ。

これも小さなアタリを捕らえた。

 

沖合い狙いでアルフスプーン10ｇ

何度かアタリもあり、掛けたがバラシ…

そこでフック交換。大型のフックを少し細軸小型に変更。これも重くなるだけのアタリを捕える。

頬赤く染るいいサイズ

ちょっとヒレが欠けてるが、いい体型でコイツもよく引きました。

 

午前中のみで朝も1時間寝坊と予定よりも短時間でしたが、回遊とパターンにハマってサイズも数も釣れ最高の締めくくりに。

普段の湯ノ湖はわりと魚に出会える確率も高く初心者にもオススメな湖ですが、厳しい時はなかなか釣れず貴重な1本が遠い時も。

秋は比較的数、型ともに出やすいですが、ここまで釣れまくったこともないのでかなり楽しめました。

ヒメマスが出なかったのは残念ですが、ホンマスが釣れたのも嬉しいところ。

 

帰り道はかなりのロングドライブになるので早めに切り上げ今シーズンの日光遠征終了となりました。