大荒れのティップランからのナイトディープエギング
使用した釣具
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- 釣竿
- シマノ セフィアSS 606ML、ヤマガブランクス ブルーカレント68Ⅱ
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- リール
- シマノ ステラ2500SDH、ツインパワーC2000S
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- ルアー
- クレイジーオーシャン オーシャンスキップ、スクイッドシーカーミクロス、デュエル EZQキャストランガン、パタパタQ、ダイワ エメラルダスフォール、ヤマリア エギ王TR、エギ王Qライブ、ハヤシ 餌木猿 等
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- 道糸
- PE0.4~0.5
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- ハリス
- フロロ1.75~2.5
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- その他
- クレイジーオーシャン オーシャンシンカー ヤマリア エギ王 TRシンカー ダイワ 仮面シンカー
コメント
先月ティップランデビューしてからなんだかんだで既にに3回目!すっかりハマってます。疲労と眠気と闘いながらちょっぴり悔しさが残る初挑戦、爆裂したモンゴリアンティップランに続いて、3度目は夕方ティップランからそのまま半夜でナイトエギングに。
今回は夏のイカメタルでもお世話になった小浜・西津港より出船の海正丸さん。釣具店での勤務経験もあり、普段は漁もやっており、海のことも釣りのこともバッチリです!
出船の16時。今日は風が強く回復する予報ですが湾の外は荒れてる様子で、朝の定置網漁も無理だったとのこと。小浜湾の出口に近づくにつれて大きな波で、まるで丹後のジギング船状態。この波でティップランは出来るのか?
原発沖辺りからスタート。初めてティップランしたエリアとほぼ一緒。恐らくボトムは藻が多いと予想し、お助けリグ仕様からスタート。ウネリが強くてアタリもさっぱり分からないまま、聞きアワセすると早速ヒット!まずまずのいいサイズ・・・と思っていたらいきなりドラグ出されて猛ダッシュ!その後は慎重にあげてくるとお助けリグをしっかり抱いてます!
よく見るとイカに噛み痕?もしかしたらさっきの猛ダッシュは青物がヒットしたのかも・・・ヒラマサ等もいるエリアなので要注意。
その後もポイント変えながら波も少なく、根掛かりも少ない砂地エリアを流す。波が強くてアタリが分からないので、怪しい動きは全部アワせて掛けていく。このパターンでなんとかもう1杯追加。
日も落ちてきたので、船はアンカーを打って灯りを焚いてのナイトエギングタイムに突入。最初はキャストしてティップランと同じ攻め方でポツポツ釣れるがイマイチ続かず苦戦。やはりアンカーを打って船が流れないので、同じ攻めではダメなようです。ヒットしているパターンはティップラン用エギの単体でボトム狙い。まただんだん灯りにイカが浮いてくるので、ショア用をキャストしても釣れるようです。
お助けリグからエギ単体にし、水深も浅いのでシンカーも外して狙う。だんだんとコツが掴めてきて、パターンが分かってからはポツポツ釣れるようになってきた。ボトム付近、船の影・エギ単体と条件が揃うといい感じでヒットしてきます。
ちょうど30gぐらいに合わせると使いやすく、ヒット率も高かったので、ティップラン用エギは単体か10g程度の追加シンカーを。またショア用にはエギ王TRシンカーを10~20g程度追加するのがいい感じでTRシンカーならティップラン用、ショア用と幅広く対応するので、かなり重宝しました。
失敗したのは秋イカを意識してシーズン序盤に揃えた小型エギが多く、予想よりもイカのサイズも良かったので、3.5号30gぐらいのティップラン用エギ単体での使用が良く当たっていたのですが、手持ちになく苦戦しました。
また釣果のほとんどが紫系のエギでEZQフラッシュフィンやエギ王TR、ダートマックスなどがよく釣たようです。僕は手元にある紫系では、ミクロスの単品やライブ3Dに追加シンカーやオーシャンスキップ3.25に追加シンカーで対応してました。
イカが浮いてきてるのも見えたのでエギをキャストして中層を狙います。波風も強いのでディープタイプや仮面シンカーで微妙にウェイトUPさせて狙うが、やっぱりアタリが分からないのでアタリは無視してフォールで勝手に乗せる作戦に。フォールと言えば餌木猿。適当に2~3回シャックって止めれば釣れる!
確かに釣れる!さすが伝統のウッドエギ。しかし次の1投でカモメと空中戦の後高切れ・・・
終盤になると釣れない時間も長くなる中、最後に波と見間違うような小さなアタリを掛けることに成功。いい引きで上がってきたのは今日一番のサイズ!
小さなアタリの正体はイカパンチ。腕1本でギリギリ掛けれた感じでした。最後はお助けリグで狙ったが、下のエギにヒットとやっぱり夜はエギ単体が強いようです。
昼間の流しながら釣るティップランにはお助けリグ。特に根掛かりが多く、藻がよく掛かるエリアではお助けリグ。船を立てて釣るナイトエギングにはティップラン用エギ単体かショア用に追加シンカー。またはキャストして広範囲を探る。このパターンが良さそうです。
イカのサイズも大きくなり、これからさらにティップランは盛り上がりそうです!
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◎おまけのシーバス狙い
帰港後に漁港で一瞬のシーバスチャンスがあります。この漁港では夜に船が帰ってくると、そのライトでシーバスの活性が一気に上がります。さらにサヨリが入っていればチャンス大!エギングロッド等にプラグをセットし、帰港後船の上から10分程シーバスを狙わせてもらう。フローティングミノー等が良いらしく、ゆっくり引いてきて手前で止める、浮かせると食ってくるそうです。
早速やってみるが、シンキングプラグしかないので手前までスーッと引いてくると速攻でチェイス!小さかったが、チラホラと大きな影も見え、80cmクラスまで狙えるそうです。
なんとか手前で食わそうと誘い、1匹掛けることに成功!小さかったので余裕でやり取りしながら、ネット待ちの間にエラ洗い1発でバレテしまいました。その後は反応も少なくなり終了でしたが、おまけとしては十分に楽しめました。
◎ボートエギングの新定番?マイネット持参
前回のモンゴリアン(コウイカ)ティップラン時に大活躍していたアジ等に使う小型のランディングネット。荒れ狂うコウイカを優しくキャッチすれば大人しく墨も吐かないので、今回は小型ネット・テトラミットを導入!
柄も短いので釣ったイカをランディングするというよりかは、抜き上げ後に優しくネットインしてあげ、エギを外してネットでそっとイケス等に入れてあげる為に使用。
アオリイカの墨はとにかく粘度が高く、食らうと被害が大きいです。ネットを使わなかった前半は、イケスに入れた瞬間に強烈なスプラッシュを前進(主に顔面)にくらい墨の味を味わいました・・・ネットがあればイカも大人しく、ハリ外しも安全。万一イケスに入れるときにスプラッシュが来てもネットでガードも出来ます。
納竿後にまとめてイカを絞める時にも難なくイカを捕まえてスムーズに処理出来ます。釣った時は大丈夫でも最後に捕まえる時に結構スプラッシュを食らうことって多いので、イカ釣りにはマイネット持参がオススメです!