釣り納めは美味しい魚を
使用した釣具
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- 釣竿
- シマノ オシアジガーインフィニティB651、ヤマガブランクス ギャラハド63/2slow
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- リール
- シマノ オシアコンクエスト301HG、オシアジガー1501HG
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- ルアー
- BEAT デュアルスター180g、ディフューズR200g、ワーフ180g、グレイトレイ200g、ブースF160g、ブースF-SL180g、ASS ウォークレイ180g、ダイワ TGベイト150g
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- 道糸
- PE1.2、1.5
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- ハリス
- フロロ25lb.+16lb.、30lb.
コメント
釣り納めに日本海ジギングでも…と思ってたら寒波で連日の大荒れ。
予定を変更して釣果の出ている大阪湾方面の船を探し、ケイズさんから船が出るとのことで出船。
とりあえず青物、ジグはロング~スローいろいろ、状況次第でタイラバや太刀魚もするかも…とかなり幅広くあらゆる状況に対応できるよういろいろ用意したら荷物もいっぱい…
ケイズさんには以前もお世話になりましたが、とにかくフットワークの軽さ、機動力がすごく、大阪から明石海峡までひとっ走り。午後は今度は友ヶ島までひとっ走りととにかく船を走らせてくれます。
今回もどのポイントに行くのか?波、風も強く最悪避難も考えると友ヶ島周りか?なんて思ってとりあえずキャビンで寝不足なんで寝てると、地図には有田?御坊?白浜??めちゃめちゃ遠征してます。陸が微かに見えるどこかも分からない沖合いからスタート。水深100mラインでスロージギング。
早速一流し目、二流し目で何かヒット&バラシ。どうもシャクリよりロングフォールでアタるパターンっぽい。周りで待望のファーストヒットもエソ。さっきのももしかしてエソか?なんて思ってたら後ろで回収ヒット!
中層ではこんなヤツとの出会いも。
さらに深場へ移動して150mライン。ジギングサビキをしていた人になにやらヒット。同時に活性が上がったのか?僕のジグにも待望のヒット!
フォールでの誘いを意識してディフューズRに変更。フォールでジャレつくのを仕留めたレンコダイ。
年末年始にめでたい鯛を釣りたかったが・・・とりあえず鯛は鯛なのか?
中層にも魚の反応があるので時々上層まで誘うよう指示がある中、次のポイントではフォール中にラインが止まる!切られたか?と思って巻けども巻けどもテンション掛からず、サワラにやられたか・・・と思ってたが、巻け巻け!と船長の指示に巻いて巻いていくとようやくラインテンションがかかった頃には船底のかなり奥まで走られており、これは期待のマグロ系か?ようやくバイブレーションが伝わってきて魚体も見えた・・・カツオ?ちょっと細い・・・久しぶりのソーダガツオでした。
どうも大きなジグでは反応悪そうで、シルエットの小さなジグやジギングサビキ・エサには反応よくアマダイ、レンコダイ、カガミダイ、カイワリ、チカメキントキと美味しそうな魚が上がっている。
今回近海のつもりで用意してきたジグでは手持ちも少ないので、できるだけシルエットの小さそうなTGベイトでボトムを攻めると・・・ヒット!
コイツは嬉しい美味しいオニカサゴ!美味しいものには棘がある・・・背中のヒレには要注意!危険物は船長が全カットしてくれました。
嬉しい魚ですが、僕以上に船長が美味しそうな魚に嬉しそうで大はしゃぎでこっちも楽しくなります。
オニカサゴが嬉しく、さらにボトムをネチネチ狙うと同じパターンでグンっと重くなる!
さっきオニカサゴを釣った時は根魚用に細軸フックを使用しており、船長からデッカいハタ系とか突然来るからこのフックじゃ危ないで!って言われた最中の出来事。
根掛かりか?と思ったが、グンっと頭を振るような引き。船長も今頭振ったよな?最初がけ引くのは根魚、ずっと叩くような引きはレンコやカイワリ・・・とさっきまで聞いたフレーズが頭を過る。とにかく重いのを身切れやフックが伸びないように船長もゆっくり、じっくりでいいからと言われ僕も慎重に上げてくる、というかゆっくりしか上げれない。
波も強く、体勢を保つのもしんどい中、もう少しで正体が分かるとこまで浮上。さっき同船者がファイトの末、大きなボロ雑巾のような布を釣り上げる奇跡があったので、もしかして・・・なんて話をしていると、茶色っぽい姿が・・・根魚色ではあるが・・・シルエットがハッキリ見えると2つ??・・・???
ビッグファイトの末の正体は極太の延縄仕掛け。僕も船長もみんな騙されました。いい引きしてたんですけどねぇ。スリリングなやりとりと海の掃除ができ良かったです。
荒波の中、移動、移動を繰り返し全くどこなのかも分からない場所でのジギング。フォール主体で底を狙いサイズアップしていい型のレンコダイを追加。
ちょっとずつ陸?島?も見えてきた。この陸地が本州なのか?さえも分からない。見覚えのない島。ようやく分かった場所は蒲生田岬の沖、伊島の沖。そう四国の徳島沖。和歌山や鳴門まで船が走る事はあるなんて話は聞きましたが、鳴門どころか思いっきり徳島・四国まで気が付けば来てました。そういえば四国の影に入れば波がマシなんて話もしてたような。
最後に青物狙いでようやく内陸・・・と言っても紀伊水道の中へ入ってく感じ。ボトムのアジがベイトになっており、反応は良さそう。ここで同行のお客さんに待望の鰤サイズがヒット!いい感じでロッドが曲がるが・・・惜しくもフックアウト。細軸フックが掛かりも悪かったのか?伸びてました。
夕マズメ、最後まで青物狙い。ボトム着底寸前のアタリをとらえフッキング!キター!と思ったら思ったより引かない。ハマチサイズか?なんて思ってたら・・・本年度の締めくくる魚はここに来てまさかのエソ!
最後に同船者がメジロ釣り上げ、僕もボトムから誘いあげでヒット!っと思ったら漁礁で根掛かりで終了。これで今年の釣納めとなりました。
帰りはもちろん荒波の中の超ロングクルージング。寝不足なので、船内で寝るが、寝ても、寝てもまだまだ走る船。荒波で船内添え付けの大型クーラーも大暴れで荷物や締め具等の備品も船内で大散乱。数時間走りようやく帰港。朝5時から夜19時までの長時間やりきりました。
今回のポイントは駆け上がりのトップですぐ横では水深300mの中深海でアカムツ等が狙えるようです。中深海はさらに美味しい魚がたくさんで、何が釣れるか分からず、思わぬ大物も釣れるとか。普通に誘いができれば、間違いなくなにかしらの魚が釣れるようで、前から非常に気になってた釣りです。
日本海のタラでも220mくらいなので、300mは未知の世界なので、次回はもうちょっと装備も揃えて中深海にもチャレンジ!そして美味しい魚を狙いたいと思います。