台風20号が直撃して数日経つので中紀の沖磯に状況確認に行きました。

渡船屋さんに状況を聞いてみると、かなり台風は強烈だったようで底の状態がかなり変わっており、うねりも未だ残っていて渡れる磯が限られていることもあって釣況ははっきりしないとのこと。
とりあえず渡礁してスタート。まずはパイロットルアーのimaサスケ裂波120で探ると数投目にヒット。チヌ45㎝でした。
この日は渡礁して1時間程で満潮だったため、すぐにジアイ終了。
朝一勝負かなとは思ってましたが、その後は潮の動きは鈍く厳しい状況。
この日はベイトとなるイワシは一切見えず、青物はじめフィッシュイーターはどこへやら？
たまに小さなナブラが発生したかと思えばウミガメさんの巡回。原因はアナタ様ですか!?
暑いだけで釣れる気がしないので14時納竿としました。

今回チヌを釣りましたが、チヌは磯臭いような印象で持って帰らないという方もいると思います。
もちろん、食べる気のない魚や食べきれない魚は元気にリリースしてあげるべきですが、
せっかく持って帰るなら美味しく食べてあげたいです。
魚の締め方で私がいろいろ試した結果、今現在これがベストかなと思うやり方を紹介します。

①タオルなどで目隠しをする。（暴れにくく落ち着きます。暴れさせるとウマミが逃げます。）
②脳死させる。目とエラの延長線上の脳天をピックで一突きしてグリグリします。
　※手早くやってあげてください。脳死させずに血抜き等をするのは可哀そうです。
③血抜きする。エラの内側の薄い膜を下から上（腹側から背骨側）にかけてナイフを入れる。
　背びれを手前に魚を置けばやりやすいです。背骨に当たったらスライドさせて血管を切断。
　※反対側のエラや尾は切りません。出口が多いと圧が落ちて血が出にくくなります。（血が臭みの原因です）
④ストリンガーで海水に入れて血が出なくなるまでジャブジャブする。
⑤神経締めをする。（血抜きが終われば尾を切っても大丈夫です。）
⑥再度④と同様に洗う。
⑦魚をクーラーに入れる際は個別に袋に入れるなどして氷や水に直接触れないようにすることが大切です。

また、私はストリンガーを使って魚を生かしてます。ストリンガーの使い方も大切でエラから口に通して使うと魚はすぐに弱ってしまいます。下アゴを貫通させてつないであげると良いです。（写真でいうとフィッシュグリップの掴んでいる箇所らへんです。）

あくまでも個人の見解ですのでもっと良い方法もあると思います。魚によって違うこともあります。でも、このやり方で臭みもなく美味しくいただいてます。
良かったら試してみてください。