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今年最後の湖へ向かう ~沈みくゆ凍る島へ

1匹

埼玉狭山店碇山篤志

魚種
釣り方
場所
釣行日 2023-12-21
天候 晴れ後一時吹雪
水温 7度

コメント

こんにちは、狭山店の碇山(いかりやま)です。

2日連続のネイティブトラウト釣行、本日は今年最後の湖にスーパーレインボーの潜む東古屋湖へ行って来ました。

 

先月東古屋湖に初挑戦しましたが、掛け損ない、バラシと撃沈に終わったのですが、昨日の渓流(箒川)はいい釣りが出来たのもあって、撃沈覚悟で今日は東古屋湖リベンジです。

 

東古屋湖は地形…場所が重要。そして冬に向かってどんどん上昇する水圧で足場さえも大きく変動する釣り場。

場所の確保も大事なので早めに到着し、夜明けまで氷点下の中極寒地対応の寝袋にくるまって待機するが…ちょっと寝坊。

 

朝7時前。明るくなって初めて見る湖の水位は…

かなり上昇しており、事務所前の岬が水没して離れ小島になってます。遊漁券購入時に島に渡れるか?渡ってる人はいるか?聞くが不明とのこと

 

霜が降りてバシバシに凍った芝がシューズに張り付く。ルートを選びつつ水没した岬を渡ると膝上~腰付近までなので大丈夫そうだ。心配した釣り人もウェーダーの無い岸釣りが数名と後は見なボート、つまり離れ小島の川筋に近い1級ポイントは独り占めだ。

渡った先の島も当然バシバシに凍ってます。

 

参考までに11月末の水位と比較。

ボートが置いてある辺りは全て水没してます。

 

まずは1番水深がある川筋のブレイクを狙って行きます。結構重めスプーンを使ってる人もいたので、バックス11gからスタート。

扇状に広範囲を探りつつ、地形を把握していく。だいたいカウント8秒くらいだが、手前はもっと深そう。また着底地点もかつては陸だった為、草木が多く引っかかりやすい。

ある人は着底後にもう一度フリップ(ルアーを煽って)してまた底を取り直してからリトリーブしてくとボトムの魚が食ってくる…というのを見たので試してみる。

 

着底地点に枯れた草木が堆積してる可能性も高く、スプーンが埋もれる、草木が引っ掛かっている事を考えると理にかなっている気がする。

再度フリップでスプーンを目立たせフォールで優しく着底、さらに深いブレイクへ落とし込む。

 

対岸に崩れた岩と石積みの人工物が絡むエリア。間違いなく、水中にも変化が多く魚が付いていそうな場所。そこまで遠投し着底、フリップ、フォールして着底、そこからゆっくり巻いて来た所で待望のアタリ!これをしっかり掛けた!

距離があるので慎重に寄せていき無事にランディング

けして大きくはないが、東古屋湖での初ヒットに安堵。大きめのスプーンでしたが、しっかり食ってくれました。この前も反応が良く、周りでも釣れると声が聞こえて来てた赤金系カラー。そして渋い時に効くアワビ貼りがいいですね。

 

その後も追加を狙って広範囲に探って行きますが、反応はなし。

前回は場所によるがかなりライズが多かったのですが、今日は皆無…そしてめちゃくちゃ釣ってた常連の餌釣り師もアタリないと。

 

そんな中ブレイクラインを単発で回遊してくる魚も目撃。40cmクラスと、60~70cmクラスのスーパーレインボーの姿も…いる所にはいるはずです。

 

普通にやっても釣れないと思い、東古屋湖では大型クランク系ミノーで大型を釣ってる人も多いらしく、スーパーレインボー狙いにデカいルアーも試す。鬼鱒正影110F、これを平気で食ってくるヤツ…そんなモンスターを想定してキャスト…

今度はブレイク~ボトムを直撃だ!とレイクスロージギング、そしてここでも使えるスライドスプーンにMTレイクスも投入!

 

しかし予想以上に地形変化と草木が多く根掛かりで戦死。ラインもこの前の本流で傷んだのか?今日も凍るガイドで傷んだのか?ガサガサに荒れた指先で組んだノットのせいか?根掛かりでPEがプツプツ切れて行く。

 

日も登り凍った芝も溶けだすが、山に隠れてまだまだここに日は当たらない。11時頃になってようやく足元にも日の光が差してきてようやく暖かくなってきた。

この前は顔を出していた岬の先端も木の枝を残して水没。ここは川筋が急激に、S字クランクして地形変化が激しい場所。手前にはスロープか?湖底に続く道もあり大きな変化の一つです。

 

一旦休憩…冷えた体を温め直す。

 

午後は場所を変えてチャレンジ。

流れ込み付近がこの前も気になってたので見に行く。水が増えると大型の個体が入って来ることがあるようだが…橋の上から様子を見るが菅田は見えず。工事の方がいたので邪魔にならないようにと移動。

 

違う流れ込みに到着。水も綺麗で良さそうですが、増水して水没してます。もう少し前ならもっと行動範囲が広がって良さそうだったのですが、立ち込むには難しい深さ。

周辺を探るが魚の気配はなし。もう少し上流側も気になるので見ようと思ってたが、ここで岸際の草に根掛かりしラインブレイク…またしてもPEから切れてしまったので、ここでやる気の糸も切れてしまったのと、どうも天気も悪いのでここで終了。

ちょうどタックルを片付け始めた時には急に天気が変わり雪が吹き荒れる…ちょうど止めて良かったのかも?ここは前回も午後は天候が荒れ気味でかなり強風が吹くので要注意です。

帰りにもう一度さっきの場所を橋の上から覗いてみると、60~70cmクラスのスーパーレインボーが泳いでるのを発券!やっぱりいる所にはいるようです。

 

東古屋湖は年末で禁漁を迎え、年によっては氷結するようです。そしてまた春に解禁されその頃は数も大型も出やすいようなので、また春になったらスーパーレインボーを狙いに訪れたいと思います。

 

 

使用した釣具

釣竿 レイズRZ772S-ML
リール ステラC3000MHG
ルアー バックス11、12.3g、鬼鱒正影110F、MTレイクス13g、シルバークリークジク12g、ヘブン7g、メッシュバイト7g
道糸 PE0.6
ハリス フロロ8lb.

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