アオリイカ春イカヤエンふたたび
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大津店平塚です。
6月7日に再び五ヶ所湾へアオリイカ狙いでいってきました。
前回の田付さんとの釣行では爆風で釣りが展開できずでしたが、今回は梅雨入りによる雨天が心配されていました。
とりあえず前日の晩に現地入りし、翌日から竿を出しましたが、やはり雨が降り出しました。
風も弱めで潮もよく動いていたので状況はいいと思い、アジを投入し開始。
しかし、少々潮が速いのとアジが元気がない?のでアジが潜らず、なかなかアタリを待てる状態になりません。
これは私自身ヤエンをやってきた中で、非常にもどかしく思う部分の1つで、アジが潜らず表層ばかりを泳いでしまい釣りにならないといったものです。
腹にオモリを打ったり浮き袋のエアを抜くなど方法はいくつかありますがどれも決定的な効果は見られず、生き餌である以上アジ自身に任せるしかないので、最近ではスカリを使用してアジたちを海底付近まで沈めておくようにしています。
こうすることで常に水深のあるところにアジを置いておける為、潜りグセ?がつくのではないかと個人的に思ってます。
それでもどうも弱り気味なのか、今回も表層ばかりを泳いでしまい潮に流され水面をバジングしているだけの状態に・・・
次々アジを交換し少しでも元気な個体を選びます。
それでも速い潮流もあってかいまいち安定した水深には落ちつかず、まあ水面直下というほどではないしいいか・・・と、半分あきらめてエギングをしつつ待ちます。
今までのヤエンの大半の敗因はアジが潜らないことだといっていいくらい、エサに恵まれません。。
徹底的に管理をしてもだめなときはだめで、現地の人いわくエサ屋や時期にも左右されるそうです。
そしてエギングをしつつ穂先をぼーっと眺めていると、ふとラインがまっすぐに張ったまま動かなくなりました。
ラインに藻が絡んだかな?と思いましたが流れ藻等も見当たらず、次第にラインがじりじり出されていき・・・
半分あきらめてただけに、急なアタリにびっくりして、急いでヤエンやギャフの準備。
5分ほど食わせて、寄せにかかります。
表層で抱いたので、かなり真下方向に走っています。違和感を与えないよう竿を横にしてゆっくり引っ張り、ある程度浮かせたところで前回同様「オカサンヤエン 陸っぱり」を投入!
この時、かなり手前まで寄ってきていて、ほとんど足元の深いところにイカがいる状態。
このまま真っ逆さまにヤエンを落としても間違いなくおどろいて離されてしまうので、できるだけ竿を寝かせながら横に横に引っ張り、急角度でヤエンが突進していかないように慎重に送ります。
ゆっくり引っ張りあげ、イカがジェット噴射で走れば竿で追従、の繰り返しで時間をかけて寄せてきます。
ヤエンが到達したころ、急に重い引きに変わったので無事ヤエンが掛かったかと思いましたが、貴重なアタリなので無理に引かずに竿で少し追従しながらゆっくり浮かせ、イカの姿を確認することに。
水面まで上がってきたのはまあまあ良型のアオリイカ!
まだアジを抱いていましたが、どうやらヤエンはしっかり掛かっている様子!
近くにおられた釣り人の方がタモ入れしてくださるとのことだったのでお願いし、無事取り込み完了。
前回より少しサイズアップし、1.4キロのオス!
今回もキロが来てくれてよかったです。
今のところ今年のヤエンは打率10割、アタリこそ少ないですがバラしは皆無です!
この調子で親イカシーズンをやり遂げたいところですね。
本当は8日も釣行予定でしたが、悪天候の予報のため撤収としました。
いつもヤエンをする時は私がコイ釣りで使用しているロッドポッドを流用しています。
三脚でもいいのですが、オモリがなくても安定しており、竿も取りやすく風に強いロッドポッドは、待ちのヤエンにはかなり使いやすいのです。
一応コイ釣り二軍のバイトアラームもセットしてあるので、受信機をオンにしておけば車内で寝ててもアタリがあればわかります。ほとんどアラームは使いませんが(^^;
今回はNG-CARPオリジナルロッドポッドタイプSのプロトタイプを使用。
タイプSロッドポッドの発売前にNG-CARP佐々木社長がテストで改造したものを譲ってもらったもので、対アオリイカ専用ロッドポッドとして大変重宝しています!^^
使用した釣具
釣竿 | ダイワ リバティクラブ アオリ 1.5-51 |
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リール | ダイワ アオリトライアル2500BR |
しかけ | ヤエン |
道糸 | サンライン スクイッドスナイパー2号 |
エサ | アジ |
ロッドポッド:NG-CARPオリジナルロッドポッドタイプS プロト