つり具のブンブン堺店の鍾宥杰です。

室生ダムのヘラブナ調査第三弾です。

日々減水している為、上流のポイントはほとんど浅いので今回はかなり下流の方にやってまいりました。

朝の5時くらいに現地到着。

同じ室生ダム鮒屋の自販機で一日入漁券を購入。

榛原三辺三というところの湾内に入り、銀閣を設置して道具をセッティング、ヘラブナ釣りをスタートしました。

今回は16.5尺の竿を出し、深宙釣りをしていました。

朝一からエサを打って、うきを見ながら室生ダムならではの美景も存分眺めました。

汚れた心が浄化できるくらいの気持ちでした。

こんな美しい景色の中で竿を振って、正直、坊主になっても構いません、と思った時に竿が引っ張られ、慌てて合わせたら強烈な引きが走り出しました。

暫くやりとりしたら、ラインブレイクしました。やはり、室生ダムの主だなと思いました。

竿が持って行かれた話は結構聞いたので、全部こいつらの仕業じゃないかと思いました。

本当にちょっと油断したら竿が持って行かれます。

自分でも何回か経験したことがありました。幸いにも竿は全部回収できました。

魚って賢いなと思いました。

ウキに集中してジーッと見ても当たりが出ません。そして、ちょっとよそ見とか、ちょっと飲み物を飲んだりするときに僅か二、三秒でウキが消えてしまいます。

ヘラ師の皆さんも絶対同じことを経験したと思います。

何故ですかね。いまだに未知ですね。

今回の釣行はのんびりして、あんまり釣りのことを考えず、釣り方も変化なしで最後まで終わりました。結果はヘラの顔を見れず、外道ばかりでした。

でも、たまにボーッとしてのんびりする釣りもいいですね。

これから、だんだん涼しくなってきますので、またダム湖のヘラブナ釣りをしたいと思います、また報告をさせて頂きます。