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ボートロック2戦目で良型オオモンゲット!

サイズ
50 cm
オオモンハタ✕10匹
その他、アザハタ、アカハタなど
(リリース)

厚木店川口善仁

魚種
釣り方
場所
サイズ 50 cm
釣行日 2024-09-07
天候 晴れ
潮回り 中潮
同行人 厚木店お客様 G氏、釣友K氏

コメント

厚木店の川口です。前回はアカハタの35センチアップを釣り上げて、完全に沼にハマってしまったボートロックフィッシュゲーム。2戦目はロックフィッシュゲーム初体験となるエサ釣りチームの友人2名を巻き込んで、ジグヘッド+ワームを使ったスイミングで良型狙いです!!

 

9月7日、K氏と厚木店お客様のG氏をピックアップして沼津の内浦重須のレンタルボート原丸さんに到着したのは5時少し前。土曜日とあって大半のボートには既に支度を終えている先着者が出船の合図を待っている状態。

 

我々も急ぎタックルをボートに積み込みセットアップして、10分遅れの5時30分に出船。前回、早々にオオモンハタをゲット出来た木負堤防沖の20mダチでスタートするも期待に反してアタリが遠く、自分が何とか30センチアップの本命をゲットするも次のバイトが出ずに移動。

 

 

前回、キャストの2回に1回はバイトがあった5m前後の浅場を流してみるが、今回は10キャストに1バイトくらいの感じ。

 

GPS機能付きの魚探で等深線が5mラインを切ったので水面下を覗いてみると、驚いた事に偏光グラス無しでも底の状態が判る様な澄み加減でビックリ。

 

どうやらハタ族は澄み潮を嫌って深場に落ちてしまった様子。それでも魚探の軌跡から深めの筋を流してみると船長を買って出てくれたG氏にバイトが出て見事にフッキング!!

 

キープサイズのオオモンハタをゲットして、エサ釣り師の領域から一歩踏み出した喜びからなのか満面の笑みを見せてくれる。

 

 

K氏はサバの短冊をエサにして胴突き2本バリの仕掛けも出していたが、予想もしていなかった潮の速さに困惑。リリースサイズのオオモンハタを数匹ヒットさせたもののキープサイズは出ずにギブアップ。

 

3名ともスイミングでのオオモンハタ狙いで前回の実績ポイントとその沖目を狙ってランガンを繰り返すが、澄み潮の影響かバイトが出てもフッキングまで至らない時間が過ぎる。

 

水深の浅いポイントでは小型のアカハタや珍しい色のアザハタも顔を見せてくれるが、すべてリリース。

 

 

それでも水深15mくらいを狙っていた自分に不意をつくビッグヒットが出る。断続的に激しく頭を振る様と重量感はフックアウトしてしまった前回のヤリトリをフラッシュバックさせるため、少しだけドラグを緩めてのヤリトリを続ける。

 

すると水面下に姿を見せたのは良型のオオモンハタ。無事にランディングできた途端、一気に緊張感が緩む。すぐさま計測すると前回は姿を見れなかった37センチの良型。体高があって貫禄すら感じる。

 

 

そうして今回の折り返し地点と決めていた西端のポイントに到着するまでに自分はキープサイズのオオモンハタを5匹ゲット。

 

このポイントも前回バイトが多発した水深では反応が少なく、バイトが出たとしても小型が突いている感じ。少し沖目に出て浅い方にキャストして探るも状況は変わらず、このままでは何事も起こりそうにも無かったので頭を切り替えて反対側の深みに向けてキャスト。

 

着底後にスイミングを始めると直ぐさま強烈なバイトが出て、反射的に身体全体を使ってフッキング。がっちりハリ掛かりした様で直ぐさま確かな重量感が伝わる。

 

キャッチ済みの37センチに勝るとも劣らない抵抗を見せたのは美しい魚体のオオモンハタ。スケールを当ててみると40センチジャストで、前回は達成出来なかった目標をクリア。

 

 

 

さらなるサイズアップを目指して流し変えるも危惧していた予報通りの南西風が吹き出し、湾内には大瀬崎で回り込んだ強めの西風が暴れ出す。

 

それでもドテラ(片舷)流しで対応可能な程度のため、ジグヘッドを40グラムに変更。ポイントの少し先から流し始めて短めのキャスト後にスプールエッジを抑えてテンションフォール。

 

着底後はボートが流される速度(風の強さ)に応じてリーリングの速度を調整。適宜、テンションフォールで底を取り直すパターンを繰り返す。

 

ドテラ流しの2回目、キャストして着底後すぐに強めのバイトが出て上手くフッキング。なんとK氏も小気味良い感じでロッドを曲げていてダブルヒットのアゲアゲ状態。

 

自分は30センチアップ、K氏は30センチ前後の本命を無事にゲットして釣り人生初のロックフィッシュゲームで本命ゲットとなる。

 

そうして湾奥への退避も迫る中での3流し目、抵抗が増えて釣りづらくなるのも覚悟の上で大型狙い。ワームをグラマラスなフルスイング4インチ、それに合わせてジグヘッドも50グラムにチェンジする。

 

着底後、スイミングとフォールを数回繰り返すと瞬間的に根掛かりかと感じてしまう様なビッグヒットが到来する。困った事にドテラ流しの抵抗も付加され、強すぎる重量感にリーリングが思うように出来ない。

 

それでも何もしなければバラす確率が高くなるだけなので、覚悟を決めてロッドのバットパワーを活かしてのリフトを開始。G氏にはテンションが変化しない範囲で風上にボートを動かして頂く様にお願いする。

 

50m前後は出ているであろうラインの半分くらいを何とか回収し、根に潜られるリスクを排除した後はドラグを少しだけ緩めて不意の引き込みによるフックアウトを防ぐ様にする。

 

そうして集中力を保ち細心の注意を払ってヤリトリした結果、水面下に姿を見せた大きな魚体に興奮が抑えきれない。ネットもギリギリのサイズだったが、何とかランディングに成功!!

 

 

ボートロックを始めるならば、いつかは釣り上げたいと思っていた50センチ級のオオモンハタを、まさか2戦目にゲットできるとは考えもしていなかったので呆けながらも、一方では達成感もハンパない。

 

 

これ以上無いような好機であり、G氏にも良型をゲットしてもらうため同じワームを渡したが結果的にヒットには至らず。波も高くなってしまったため4流し目を終えたタイミングで湾奥方向への退避を始める。

 

途中、G氏とK氏は養殖生け簀周りでタイラバにもチャレンジしてみるとバイトが多発。リリースサイズだがオオモンハタをヒットさせて楽しむ。

 

同行してくれたG氏、K氏のお土産確保のため、湾奥ポイントのランガンではワームを3.5インチ、ジグヘッドもワームに合わせて小型にして中型狙いに変更。結果、25〜30センチ弱の本命を3匹追加。

 

G氏はワームを3.5インチのカーリーテイルに変更した途端、なんと同型のオオモンハタを2連チャンでゲットして溜飲を下げる。

 

そうして14時半過ぎにストップフィッシング。キープサイズを25センチとした関係で自分はジャスト10匹でツ抜け。ワームのサイズとスイミングのスピードを落とさなかったのが功を奏したのかリリースはゼロで過半数の6匹が30センチ以上の良型でした。

 

 

今回はデビュー戦の前回とは異なり、重さや形状の異なるジグヘッドを揃えて臨んだ結果、速い潮や深めのポイント、風が強めになってからの片舷流しにも対応でき良好な結果を得る事が出来たものと思います。

 

 

さらに陸に上がって車に戻ったら、自分には「ウン」が付いていたのだと遅ればせながら理解しました!! (笑)

 

 

 

尚、ワームについてはセオリー通り、サイズの大きなワームには良型がバイトして来る傾向が強かったです。また、前回良かったチャート系のカラーへの反応は今ひとつで、澄み潮に強いナチュラル系や地味系のカラーが良かったです。

 

 

次回はアイテムを更に増やして刻々と変化する状況にアジャストできる様にして、厚木店吉本主任の持つ店舗記録55センチを超えたいと思います!!

 

 

つり具のブンブン厚木店ではショア、オフショアを問わずロックフィッシュゲームに対応したロッドやリール、ルアー、小物類を豊富に取り揃えておりますので、是非とも ご来店願います。

 

長文にも関わらず、最後までお付き合い頂き大変ありがとうございました。

 

使用した釣具

釣竿 アレス(宇崎日新) ドリームス 夢墨 ゼログラビティー704 / エバーグリーン ポセイドン スキッドロウ PSLS-74M
リール ダイワ 21カルディア FC LT2500S / 16セルテート 2510-H
ルアー レイド フルスイング4インチ / エコギア バルト 4インチ / ケイテック スイングインパクト 4.5インチ / デュオ ザ・ロック・グラブ 3.5〜5インチ / ダイワ ラッキーシャッド 3.5インチ / 他
しかけ ジグヘッド20〜50グラム(フックは2/0〜5/0)
道糸 PE0.8〜1号
ハリス フロロカーボン16〜20ポンド(リーダー)