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焼き加減で勝負!

釣った魚を料理しよう 焼き加減で勝負!

焼き加減で勝負!

最もポピュラーな塩焼きは、塩をふって焼く、それだけの料理。
…とナメちゃいけません。

魚の味を活かすも殺すもアナタ次第。パリッとおいしく焼き上げましょう。
「じっくり水分を飛ばす」「何度もひっくり返さない」「グリルはよく暖めて」コツはこんなところです。

Recipe1塩焼き

どんな料理?

塩をふって、グリルで焼く。それだけの料理。シンプルなだけに下ごしらえとコツが味を左右します。塩にこだわってみるのもよいかもしれません。
刺身にしておいしい魚は、塩焼きにしてもおいしい魚です。大きい魚から小さい魚まで、なんでもござれ。

塩焼きの作り方

  1. 大きい魚は切り身で。グリルに入る魚は一匹そのまま。
    さばいてから、まず皮に切れ目をいれます。
    身に塩をふり、冷蔵庫に2~3時間おいて水を出します。
  2. グリルに魚を入れる前に、必ずよくグリルを温めておきます。
  3. お皿に盛ったとき、表になるほうから弱火で焼き始めます。
  4. 皮が焦げる寸前にひっくり返します。
    柔らかい身は崩れてしまいますので、何度もひっくり返さないようにしましょう。
    焦がさずに水分を飛ばすため、弱火でじっくりを心がけましょう。
  5. 脂がよくのっている魚は、大根おろしやすだちがあいます。添えるとよいでしょう。

Recipe2味噌焼き

どんな料理?

京都の西京焼きが有名で、おかずにもお酒のおともにももってこいの料理です。みりんや日本酒などとあわせた味噌に魚を漬け込み、こんがり焼き上げます。脂ののった白身の魚がよくあい、中でも釣り魚ではサワラがよくあいます。お気に入りの味噌で秘伝の味を創ってみましょう。

味噌焼きの作り方

  1. 味噌にみりんと日本酒を等量づつと砂糖を加えて味をととのえます。
    あまり溶きすぎないように注意しましょう。
    味噌は白味噌や赤味噌など、色々なバリエーションで楽しんで。
  2. (1)を魚にまぶして、冷蔵庫に一日置きます。
  3. グリルに魚を入れる前に、必ずよくグリルを温めておきます。
  4. お皿に盛ったとき、表になるほうから弱火で焼き始めます。
  5. 皮が焦げる寸前にひっくり返します。
    柔らかい身は崩れてしまいますので、何度もひっくり返さないようにしましょう。
    味噌は少々焦げたほうが風味があってよいですが、非常に焦げやすいので注意しましょう。

Recipe3照り焼き

どんな料理?

味噌焼きは味噌ベースでしたが、こちらは醤油ベース。ブリやカンパチ・スズキなど大きめの魚を使ったほうが照り焼きらしいですね。淡水魚でもマスやコイなどで調理すると非常に美味です。

照り焼きの作り方

  1. 割下を作ります。醤油とみりん・酒を同量づつ火にかけて、温度が上がってきたら多めにインスタント昆布だしをいれます。
  2. 味をみながら、割下を煮詰めます。
    味が整ったら火からおろし、冷やします。
  3. お好みで(2)に魚の身を漬け込んだり、塗るだけにして、味付けをします。
  4. グリルに魚を入れる前に、必ずよくグリルを温めておきます。
  5. お皿に盛ったとき、表になるほうから弱火で焼き始めます。
  6. 皮が焦げる寸前にひっくり返します。
    柔らかい身は崩れてしまいますので、何度もひっくり返さないようにしましょう。
    非常に焦げやすいので注意しましょう。

Recipe4ムニエル

どんな料理?

小麦粉で衣をつけて、バターソテー。ソースでいただくお手軽フレンチ。たまたま釣れたマトウダイなんかは最も合う魚。白身でたんぱくな魚…たとえば舌平目、スズキ、シイラにとてもあいます。お気に入りのソースを考案するのもひとつの楽しみ。代表的にはレモンやバルサミコと醤油でつくるソース、他にもタルタルソースやトマトベースのソースでいただきます。

ムニエルの作り方

  1. 魚の身に塩とコショウをふり、冷蔵庫に2~3時間おきます。
  2. キッチンペーパーで余分な水分を拭き取り、小麦粉をまんべんなくまぶします。
    ソースがトマトソースであれば、一緒に粉末のタイムやオレガノもまぶしておくとよいでしょう。
  3. 熱したフライパンに多めのバターをひき、魚を焼きます。
    最初は両面を強火でカリッと焼き上げ、後は弱火で蓋をして火を通します。
  4. ソースは別途、フライパンもしくはソースパンに20~30グラムのバターを泡立たないように溶かし、レモン汁と醤油を加えて味を調整します。
  5. お皿に魚を盛りつけ、ソースをかけます。つけあわせにはサラダがよいでしょう。

魚をさばいたら調理してみよう!